概要
オーストリア・ウィーナーノイシュタットで育ち、ウィーン大学で学ぶ。
映画批評、ドイツのテレビ局勤務、舞台演出を経て、映画監督に。
発表した長編映画はすべてどこかしらの映画祭で受賞、またはノミネートされており、世界的な評価を受ける巨匠の一人に数えられる。が、人間の負の面を容赦なく扱うため、毀誉褒貶は激しい。
出世作となった『ファニーゲーム』(1997)はロンドンでビデオの発禁運動が起こるなど物議をかもすこととなったが、これ以後ハネケはカンヌ国際映画祭の常連となり、時代が追いついたと称された。
すべての監督作で脚本を兼任している。
作品
『セブンス・コンチネント』(1989)
『ベニーズ・ビデオ』(1992)
『71フラグメンツ』(1994)
『ファニーゲーム』(1997)
『カフカの「城」』(1997)
『コード・アンノウン』(2000)
『ピアニスト』(2001)
『タイム・オブ・ザ・ウルフ』(2003)
『隠された記憶』(2005)
『ファニーゲーム U.S.A.』(2008)
『白いリボン』(2009)
『愛、アムール』(2012)