概要
商人として大成することを夢見るリルドラケン。
初登場時17歳で、現在18歳。
1巻最終話でNPCとして登場し、以降PCとなる。7巻でソラと共にPTを離脱するも、10巻で復帰。
続編のリターンズでも、ジークたちと行動を共にしている。
冒険者技能はファイター/レンジャー/エンハンサー。後にセージを、リターンズではウォーリーダーを取得している。
頑健な防御力を以って、仲間やNPCを『庇う』のが主な役目。
ある事情で商人でいられなくなり、裸一貫で冒険者稼業を再開することになる。
そのため、非常にお金に執着しており、本人曰く、自分を一言で表すと『欲』。
権力に弱く、媚びへつらうことに何の躊躇いもない。
商売人としては優秀であるらしく、交渉事も得意で、よく口出ししてくることも。
ただ、リルドラケンの性なのか、ある時、大きな卵を大事そうに抱え、にこやかな笑顔を見せた場面も。
フェイダン博物誌にて『成功者』という個人称号を得ており、リターンズでも名乗っている。
容姿
紫色の鱗を持ち、全体的に丸っこい。
これはリルドラケンの18歳という年齢が、人間に換算すると9歳前後になることに起因している可能性もある。
本人は年齢とそれにそぐわぬ高レベルの技能に関して、『天才ショタ』を自称しているが、ニゲラからは『典型的ショタに謝れ』とキレられている。
経歴
幼馴染のエルフのリャンとリルドラケンのミラと共に冒険者になるも、技能構成が悪いせいかあまりパッとしなかった。
しかし《石塔の学び舎カイン・ガラ》にて遺跡より超が付くほどのレアアイテムである飛空船の核を入手し、それを元手に飛空船を使った商売を始め、一躍時の人となる(ムーテスの成功にあやかろうと『ムーテス・ストリート』と名付けられた通りがカイン・ガラに出来るほど)。
だが、キクロプスに飛空船を壊されてしまい、借金を返すために飛空船の核を売却してしまったため、再度ドリームを掴みとるために直前に交流のあったジークたちの仲間になった。
冒険の途中、幼馴染のリャンやミラと再会。一悶着あり、それが原因で7話でPTを離脱する。
10巻にて、ミスティン姫誘拐犯として捕らえられ、牢獄に入れられてしまう。自身の無実を証明するため、ジークたちの協力の下、牢を脱獄、以降、PTに復帰する。
最終巻後は冒険者の店を始める。
知り合いのジャスティから依頼される形で騎士学校に潜入。鱗に花柄を描き、モーテスという偽名を使っている。