概要
ルマニア村の支配者ゼロ・ニモが操縦する狼男型魔神。月の満ち欠けによって戦闘力が増減しパワーだけならば第二界層一であるが、姿が変身するのは機体が完成後に生まれた副次的なものである。また、雄叫びは動物を操り、武器が無くても自慢の爪は人を三枚下ろしにする程の驚異を持つ。ただ特性上顔面神経痛に悩まされているらしい。スケルバットに二体分離機構を備えさせる原因を作った元凶。魔神評論家マジ一徹が推薦する機体。
基本データ
全高:3.75m
重量:7.08t
装備、技
ペンタリンヘッド
アイアンファング
スクラッチクロー
半月刀
ウルフテイル
余談
モチーフである狼男が満月を見ると凶暴化するのに対し、ムーンウルフとゼロ・ニモは丸いものを見るとおとなしくなり、三角のものを見ると凶暴化する特性がある。
凶暴化する前の第一形態(メイン画像参照)は比較的人間に近い顔つきをしているが、これは映画『倫敦の人狼』(1935年)以来標準的なスタイルとなった狼男がモデルになっている。これに対し、凶暴化してより獣に近くなった第二形態は、『狼男アメリカン』や『ハウリング』(どちらも1981年)以来の狼男をモデルにしている。この顔面変形は『狼男から狼男への変身』というかなり珍しいものである。
関連魔神
ガメレオ:コックピットの内装が同一。