概要
人間を機械化したサイボーグまたはアンドロイド等ではあるが、常に自分の意思で動くことのできる攻殻機動隊の草薙素子などとは違い、第三者に脳や思考や行動を任意にコントロールされている違いがある。
多くの場合は生身の人間を心身ともに改造するシチュエーションで描かれるが、メイン画像のようにすでにサイボーグとなっている人間にハッキングを施して堕とすパターンも見受けられる。なお、前者の場合、メカ堕ちと同時に外見もロボットらしく改造され、よりギャップを強調することが多い。
メカ堕ちの種類
自我があるパターン
普段は自分の意思があり、人間と同様に生活しているが、任意のタイミングでマスターである第三者に脳や身体をコントロールされ意思のないロボットになってしまう。
外面からは区別できないが、自我ごとコントロールされる場合と、自我を残して身体だけコントロールされる場合がある。
また、自身がコントロールされていることを知覚している場合としていない場合など詳細な状況には様々なパターンがある。
自我があるが常識改変されているパターン
一見普通の人間と変わらないように見えるが、マスターのメイドロボであると思うようにプログラムされているなど、いわゆる洗脳の常識改変されている状態。
完全に自我がないパターン
脳が記憶装置としてフォーマット、マスターに従うプログラムをインストールされるなどして完全にロボットになっているパターン。普段は人間らしく振る舞っているように見えても感情も意思もなく、プログラムで動くロボットにされている。
人間を改造し、洗脳する必要性
サイボーグ化した上に脳を改造し自我を奪うなら、最初から従順なロボットを作ればよいのでは、との意見も見られるが、メカ堕ちとは笑ったり怒ったりしていた女性が虚ろなロボットにされてしまうことの哀れさ、ギャップ萌えを楽しむものと考えられている。
メカ堕ちを扱った作品
小説・SS
2000年代の個人サイト「人形姫(外部リンク参照・現在は更新停止)」において多くのメカ堕ち作品が発表されていた。