概要
プロフィール
鍔が異常に大きい魔女帽子と狐耳の様な髪型、首と両手首につけているリボンがトレードマーク。
自身の余命が100日未満だと予知しているが、詳しいことは自分でもよく分かっていない様子。延命することより余生を謳歌することを望んでいる。
沼を愛し、世界を沼に沈めることを至上の目標として生きる。
魔力の源であるマナを操る術に長けており、強大な魔力を自在に操る能力は他の魔女の追随を許さない。
また、不死の薬エリクシールを飲んでいるため、死しても生き返る不死身体を持つ。
本人曰く寿命と生死の往来は別物。
外見こそ少女だが年齢は113歳以上。
甘いものは好きだが、辛いものや苦いものを嫌う。
だがその実、沼に籠りきりで外の世界の知識は全てアルレッキーノが運んでくる本から得た為見た目や言動に反して性格は幼い。
あらゆる生命を死に至らしめる猛毒の…いえ、大変素晴らしい沼から出たことが無い故人間との関わりも殆ど無いご様子です(長時間沼から離れられない)。
性格は傍若無人でかなり口が悪い(これは若い頃のマーリカが影響している)。台詞に「ピー」という規制音でかき消されることも。敵と見做した相手には容赦せず、目的の為なら手段を選ばない。
大魔女ウルカへの憧れから、その著書に関しては信仰とも呼べるレベルで信用している。
育ての親の老婆は実はウルカなのだが、当の本人は気付いていない様子。
「メタリカ」の名前は自称。幼い頃、マーリカとどちらが上かという痴話喧嘩の際にウルカが妥協案としてウルカが付けた名前でもある。本名は「リカ」。
正体と神殺しの伝承(ネタバレ含む)
その正体は大魔女ウルカによって世界樹の種から育まれた人造人間。
本編から1000年程前、朧なる神ニケと魔女達(中心となったのは13人の魔女)の間で長きに渡る戦いが起こった。
数多の魔女が命を落としたが、最終的には魔女側の勝利に終わる。
…と思いきや、朽ちたニケが放出したマナは人間が扱える代物ではなかった為、
濃度の高いマナに当てられた人間は碧班病という病を発症し、数え切れない程の人々が死亡した。
残った魔女達はニケの放出したマナを封じ込めるべくピラーを各地に設置したが、胴体の崩れ落ちたニブルヘンネにはピラーで封じ込められない程の量のマナが堆積し沼となった。
そこでウルカは"沼で生まれ、沼で生き、沼を消費する生命を生み出せば沼を消しされる"と考え、その日以来魔力を吹き込んだ世界樹の種を沼に蒔き観察するように。
幾つもの種を蒔いたが成功せず、諦めかけた時にそれを成功させたのがウルカの弟子であったマーリカ。メタリカの本名の由来も彼女からきている。
メタリカが魔力を消費すると沼も消失していくが、彼女の魔力に比例するためメタリカが魔力をまた溜め込めば元通り。
通常は金髪翠眼だが、魔力を多量に失うと黒髪になり瞳の色は金色に変わる。百騎兵と同様のカラーリングに。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団には隠しボスとして『黒ノ旅人』というキャラクターが登場。ローブを身に纏っているため性格にはわからないがその口の悪さから恐らく彼女と思われる。