火文明が作り出した特式戦術武装竜。それがメタルカオス・ドラゴンだ。
カードとしての能力
メタルカオス・ドラゴン |
VR 火文明 コスト7 |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000 |
アクセル |
AC-このクリーチャーがこのターンはじめて攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。 |
W・ブレイカー |
概要
DM-15「転生編 第2弾 神滅奥義継承」にて登場したクリーチャー。
クロスギアをクロスすることでアクセル能力が発動。1回目の攻撃の後にアンタップする能力を得るようになり、2回攻撃を狙うことが出来る。実はデュエマ史上初の遅延誘発型タイプの2回攻撃能力持ちである。
ファイアー・ブレードをクロスしてスピードアタッカー&2回攻撃、インビジブル・スーツをクロスしてブロックされない2回攻撃、バジュラズ・ソウルをクロスして1回の攻撃につき2枚ランデス付きの2回攻撃など、相性の良いクロスギアは数多く存在している。
だが、アクセル能力はクロスギアをクロスする必要があるので、素で出そうとすると、前述のファイアー・ブレードと一緒に組み合わせる場合では9マナとかなり多い。コッコ・ルピアを使ってコスト軽減をしても7マナであり、アクセル能力を使わない場合は7コストパワー6000と若干力不足である。
それでもアクセル能力で2回攻撃出来るという点は、登場した当時は騒がれたことがあり、無双竜機ボルバルザークを入れたデッキにドラム・スピリットと同時に採用した事例も存在していた。
現在はアクセル能力を使わなくても2回攻撃が出来るボルバルザーク・紫電・ドラゴンが登場し、出番を奪われてしまった。
とはいえ、アンタップのタイミングの違いもあり、最初の攻撃時にS・トリガーでホーリー・スパークを唱えられた場合でもアンタップすることが出来るという点は、紫電にはない利点でもある。
だが、今では真実の名 ニドギリ・ラゴンなどのような類似カードも多数登場してしまい、立場がかなり苦しい状況である。
余談
DMC-25で再録された際のフレーバーテキストは以下の通り。
武装竜は、二度吼える。まずは怒りで焦がし、次に哀しみで滅ぼすのだ。
このフレーバーは、なんとなくボルシャック・ドラゴンを連想させるテキストになっている。