概要
和名 | メハジキ |
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漢字表記 | 目弾き |
別名 | ヤクモソウ(益母草) |
英名 | Chinese motherwort |
学名 | Leonurus japonicus |
分類 | 真正双子葉植物(または真正双子葉類)シソ目 シソ科 オドリコソウ亜科 Leonureae連 メハジキ属 |
分布域 | 日本(北海道~琉球列島)東南アジア、南アジア、中国南部、台湾、朝鮮半島、ロシア沿海地方(南北アメリカやヨーロッパに移入) |
開花期 | 7~9月 |
草丈 | 50~150cm |
花言葉 | 「良き願い」「憎悪」「心は優しい」「現実逃避」「無関心」「憎しみ」 |
シソ科の一年草または越年草。ちなみにオハジキはいない。
和名は、昔は子どもたちが短く切った茎の切れ端を瞼につっかえ棒にして張って、目を大きく開かせて遊んだことに由来する。
危ないから良い子のみんなは真似するなよ...
産前産後、婦人病、眼病などの薬草として利用されていた歴史がある。
生育環境
山野、野原、堤防、道ばた、荒れ地などに自生するが、特に河川敷や林道の方面などの、よく攪乱され湿った環境を好む。
市街地で見られるのは北米を経て移入された大陸の外来系統とも言われている。
特徴
対生した葉は長い葉柄があり深く三裂に裂け、裂片はさらに羽状に切れ込んで線状披針形となり、茎は四角形で、草全体に白く細かい毛が密生する。
夏に紅紫色の花を咲かせる。
独特な匂いを発する。
花にはルリモンハナバチが、実にはミツボシツチカメムシがよく集まる。