概要
CV:竹本英史(GI編OVA版) / 山中真尋(2011年アニメ)
マサドラまで辿り着くだけでも命がけという、実力最底辺のプレイヤー。クリアはおろか島からの脱出すらも諦めている。
ゲーム内で結婚して定職に就き、アントキバの街で普通に生活している。完全に街の住人化している。
作中の動向
ゴンとキルアがジャンケン大会で指定ポケットカードの「真実の剣」を手に入れた際、それを奪おうと尾行。運よく手に入れた呪文(スペル)カード「窃盗(シーフ)」(指定ポケットのカードをランダムで奪える効果がある)を使おうとするも、子供相手に奪う後ろめたさや他にも狙うプレイヤー達の牽制合いで中々行動に移せなかったが、生活のために意を決してゴン達を呼び止めて、「真実の剣」を手に入れたキルアに対して「窃盗」を使用。
だが、実はゴン達に対策されており、キルアの指定ポケットに「真実の剣」は無かったため、「窃盗」は不発に終わり消えてしまった。苦労して手に入れた呪文カードが何の成果もなく一瞬で無くなったことにゴン達が去るまで終始慟哭していた。
その後、『爆弾魔(ボマー)』のゲンスルー達に捕まり、指定ポケットカードの「奇運アレキサンドライト」の入手のために同じ指定ポケットカードの「リスキーダイス」(20面体のサイコロで、19面は「大吉」が書かれ、1面は「大凶」と書かれている。「大吉」の目が出るとかなり運が良くなるが、「大凶」の目が出ると最悪死ぬ)を何度も無理矢理振らせた後、ゲンスルーがツェズゲラ達の交渉の際、囮として他に捕まったプレイヤーとともにバラ(若しくはサブ)に整形されてしまう。その後は登場せず、消息は不明のままとなる。
余談
公式の第3回人気投票では29位という、コアな人気があるキャラクター。
上記のリスキーダイスを振った後に呪文カード「宝籤(ロトリー)」(使用するとランダムで別のカードに変化する。ただし、「リスキーダイス」を併用するとAランク以下のカードしか入手できない)で目的の指定ポケットカードを入手させようとして悉く失敗したことで、ゲンスルー達に運の無さを呆れられていたが、もし入手出来たなら用済みとして始末されていた可能性が高いため、ある意味「リスキーダイス」の効果が発揮して生かされたのかもしれない。