プロフィール
概要
ディズニー映画『ピノキオ』に登場する超巨大サイズのクジラの王様。クジラが巨大で凶暴で不可思議な海の怪物と想像されていた時代の名残であり、原作における「Terrible Dogfish」に該当する。
他の媒体では、巨大なサメや魚とされることもある。
その見た目から、シロナガスクジラとマッコウクジラのハーフとも設定される場合があるらしい。歯が両顎にあるので、マッコウクジラというよりもリヴィアタン・メルビレイが怪物化したような姿をしている。
非常に凶暴で、目に付いたものは何でも飲み込んでしまう。身体の中は意外とスッカスカ(ほぼハリボテに近い)。ピノキオやゼペット達もモンストロの体内に飲み込まれてしまうが窒息せず、腹の中で焚き火を起こした事でくしゃみを誘発するという作戦により脱出に成功。
これに怒ってピノキオ達を追い回すも、狭い洞窟に間一髪逃げ込まれた事で洞窟の入口に激突、逆襲に失敗する。
その後は姿すら見えなくなり、どうなったのかは不明。
数あるピノキオのヴィランズの中では特に悪いことはしていないが、明確に罰を受けたのは皮肉にも彼のみ。
ただし、その文字通り怪物のごとき様相と暴れぶりからストロンボリやコーチマンなどよりもコイツをトラウマとして上げる子供達も多いと思われる。
上記の二名は子供の目線だと悪者なのは理解できても悪事の内容が分かりにくいというのもあるだろう(特にコーチマンに関しては子供の頃は悪い子を拐ってロバにしてしまう悪い奴くらいの認識で大人になってからその怖さに気付いたという人もいるのではないだろうか)。
ディズニーキャラの中では巨大な部類で、他にはファンタジアの禿山の一夜に出てきた魔王チェルナボーグや、ヘラクレスのタイタン族なども知られている(いずれも後述のキングダムハーツではサイズが縮んでいるが。)
外部出演
キングダムハーツ
ピノキオやジミニー・クリケットといった原作アニメの面々と共にゲスト出演。
原作通りあまりにも巨大なので体内そのものが一つのステージになっている。
原作では口の中の部分しか出ていないが、KHシリーズではさらに奥の部分も探索できる。
初代の無印版では星の大海(宇宙空間のような場所)を泳ぎ回っており、ワールド選択画面で選択しても体内に突入できるかはランダムだった(FM版でこの仕様は修正されている)。
また、FM版BbSではアリーナモードの隠しボスとしても登場する。
基本的に化け物レベルの強さを持つ隠しボスが多く登場するFM版だが、デトネ系の魔法で割と楽に倒せたりするので本作の隠しボスの中ではまだ楽に攻略できる方である。
逆に言えば、モンストロに勝てないようなら他の強敵達と張り合うのは厳しいという事でもあるので、強敵との戦い方をこいつで報酬を稼ぎつつ勉強するのもいいかもしれない。
関連タグ
ヨナ書:元ネタと推測される。