プロフィール
性別 | 男 |
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誕生日 | 9の月13の日 |
身長 | 195cm |
個人スキル | 次への備え(行動せずに待機すると1ターン守備+2) |
初期兵種 | ロイヤルナイト |
好きなもの | 激辛、鍛錬、工作、武器、肉、花、牧歌的な風景、パイ包み |
苦手なもの | 遊び、宴会、高級品、おしゃべり、隠密行動、道理に反する行い |
趣味 | 人助け、話を聞くこと |
特技 | 不眠不休の見張り |
軍の中で一番 | 催眠術が効かない |
称号 | 救済の騎士 |
CV | 前野智昭 |
概要
寡黙ながらも実直で真面目な性格の騎士。ある事情からヴェイル個人に仕えている。
一人称は基本的に「俺」だが、初対面の時だけ「私」を使っている。
ストーリー10章「邪竜ソンブル」にて初登場。その後も四狗として、神竜軍の前に幾度も立ちはだかる。しかし彼はあくまでもヴェイルの為に動いており、徐々に本来の人格を失うヴェイルを救う為に四狗を離反し、リュール達に協力を乞う。同じくヴェイルを救う為に命を賭したマロンの仇を取るべく、21章「帰還」にて神竜軍に加入。
人物像
フィレネの裕福な家の一人息子として生まれ、幸せな幼少期を過ごす。
しかし流行り病で父親を亡くし、神竜を見限り心を病んだ母親に連れられてイルシオンへ移住。その母親も程なくして病死し、引き取られた教会で孤児として育った。邪竜信徒としての教育を受けたが、本人の性格もあって傾倒する事は無かった。
そんな中、イルシオンの隠された森の中の薄暗い祭壇に眠るヴェイルと出会う。彼女が目覚めてからは、話し相手として傍に仕えていた。
ほどなくしてヴェイル直々の「自分の騎士になってほしい」と言う申し出を承諾し四狗の一員となったのである。
口数は少ないがフィレネ人らしく心優しい性格で、弱き者が犠牲になる事を許さない。過去の過ちを悔いており、罪滅ぼしの為に人助けを欠かさない。
娯楽や休暇とは無縁の生活を送ってきた為、仲間から「休め」と言われてもどうすれば良いのか分からず困っている様子。
主君と同様、辛いもの好き。というのも、モーヴは目覚めてすぐの頃のヴェイルに好物の辛い菓子を勧めていて、彼女が辛党なのはモーヴの影響もあると思われる。
神竜軍に属してからも邪竜信仰のままであり、世界が平和になるように祈りを捧げている。
ユニット性能
敵対時は主にミカヤの指輪を着け、槍と魔法の2つを使い分けながら相対する。また、必ずマロンと共に出てくる。
一見して強そうに見えるが愛用の魔法槍「炎の槍」の性能がそこまで良いと言えない為、実はそこまで強くはない。
終盤に上級職のロイヤルナイトで加入する。本作の味方ではランスファイター系を初期兵種とする唯一のユニット。
本作にて最も合計成長率が高く、幸運以外ムラがない。その為、初期クラスのロイヤルナイト以外の兵種にしてもしっかりとその兵種にあった成長をしてくれる。
天性素質は「杖」なので初期兵種のロイヤルナイトを含む一部の杖を扱う兵種の杖レベルが上がる。
今まで12人だった出撃枠が加入後に14人になる事や、一度でも育て損ねると一軍に入るまで育てるのが困難な本作のシステム上から、主君のヴェイル共々そのまま一軍に起用されやすい。
紋章士も誰を選んでも相性が良いと完璧なまでの優等生ぶりを見せる。強いて欠点を上げるのなら幸運が多少低い事ぐらいだろう。
邪竜の章
他の四狗メンバーが名前や衣装の色などが異なった別人として登場しているのに、なぜかモーヴだけはそのまま登場している。かといって他の本編味方ユニットたちのように性格が大きく変わっている様子もなく、四翼の一員として、この世界の主君であるエルとイルに仕える寡黙な武人である。
強いて違いをあげると、本編のモーヴは離反するまでは自己主張があまり強くなく四狗のメンバーからも軽んじられていたのに対し、邪竜の章のモーヴは副官として四翼のメンバーを先導することもあり、セレスティアからも非常に頼りにされていたようである。
四翼の結成の立案者で、邪竜の章時には副官を務めている。
劇中で語られたところによるとこの世界の彼は元々ソンブル側の騎士だったようだが、ソンブルの子どもであったという主君を失ってから離反してエルとイルに仕えるようになったという。
また四翼のメンバーの中でも実力者らしくセレスティアもモーヴが頭領に相応しいと考えていたが固辞していたとのこと。
また子どもだったマデリーンを拾ったのも彼だという。
初登場時点ではソルムへの偵察を行っていたがソルムがイルシオンと争うつもりであったことを知り合流した。その際、その場では誰からも紹介されていないリュールの事情を正確に把握済みであった。リュール本人もそのことを少し訝しんではいたが、特につっむこともなく最後までこの件は曖昧なままとなっている。
※以降「邪竜の章」終盤のネタバレ注意
4章でイルに「神竜が腕輪を持って逃げた」と促され、5章でソルムの神殿まで他の四翼やエルと共についていく。
しかしこれはイルが彼らを誘き寄せるためのウソで大量の異形兵に囲まれてしまう。
時間稼ぎのため四翼が異形兵と戦いエルを逃すものの、数が多くこのまま戦っては全滅は必至という状況であった。
そこでモーヴは少しでも敵を倒し死ぬ策として4人で同時に支柱を破壊し自分たちともども異形兵を神殿の下敷きにすることを提案。
セレスティアもそれに同意し4人同時に支柱を破壊。
しかしモーヴはハナから4人で死ぬつもりなどなく、他の3人をワープの杖を使って逃がす。
1人残った彼はすでに亡くなった主君へ「そちらに向かう」と言い、死亡してしまう。
最終的に本編では他の3人が死亡し(ロストしてない場合)モーヴが生き残るという顛末とは逆の顛末となったのである。
ちなみにクリア後は3人は仲間になるのだが、彼らは(本編の世界の)モーヴと支援会話が存在する。
顔も名前も同じなので彼らには(邪竜の章の)モーヴを重ねられることも多かった。
一方の(本編の世界の)モーヴも四狗のセピア、グリ、マロンを重ね、彼らに四狗の過去や顛末を語る場面もあったが、基本的にはお互いによく似た別人と割り切ってる模様。
ヒーローズ
救済の騎士 モーヴ
属性 | 青 |
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兵種 | 槍/騎馬 |
武器 | 救済の騎士の槍(専用) |
奥義 | 華炎 |
B | 攻撃封じ3 |
C | 攻撃守備の奮起3 |
2024年2月の大英雄戦で登場。既に四狗を離反して神竜軍へ加入した時系列から来ている。
ステータスは攻撃守備はかなり高めだが速さは超鈍足。
専用武器は守備3に加えてターン開始時に自分のHPが25%以上の時は自分と周囲3マス以内の味方に魔刃と見切り・パニック付与。
もう一つはHP条件がそのままで絶対追撃と自分が受けているバフを除く有利な状態の数×2+6分、敵の攻撃守備が減少して3以上の場合は最初の攻撃と二回攻撃のダメージを敵が追撃可能なら80%軽減して満たせていないと40%。味方も強化しつつ有利な状態が多く付いてるほど敵を弱らせてから自分は固くなる攻守やサポートを両立した効果。
超鈍足なせいか追撃はされやすく、騎馬特攻と見切り追撃効果は刺さりやすい。軽減効果を無効にするスキルもなど弱点もそれなりに多い。
余談
名前の由来は「mauve(灰色がかった紫色)」と思われる。
四狗の中では唯一個人スキルを所持している。その為、初めて彼と対峙する11章から彼が仲間になるのを察した人もかなりいた模様。奇しくも主君ヴェイルと誕生日が一日違いである。
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リーヴ…同シリーズの中の人繋がり。こちらはヒーローズから。
ドゥドゥー=モリナロ…その場で待機すると守備に補正がかかる個人スキル所持繋がり。特定個人に仕える人物像での繋がりも強い。