概要
多様な形態の種が含まれ、種数も多い。
中型種がメインで、多くの成虫は背中の毛が総状に盛り上がる。
触角はメスが糸状、オスが鋸歯状で休息時は基本的に屋根状に翅を畳んで止まる。
夜蛾の名の通り、夜間に活動する種が大半を占める。
どの分類体系を支持するかによって属す種が大きく異なり、トモエガ亜科(ハグルマトモエ、アカテンクチバなど)、シタバガ亜科(ワモンキシタバ、ムクゲコノハなど)、エグリバ亜科(アケビコノハ、アカエグリバなど)を別科トモエガ科に分類する場合もある。
トモエガ科を認める場合は、ヤガ科にはコヤガ、モンヤガ、ヨトウガ、キリガ、キンウワバ、タバコガ、フサヤガ、フクラスズメなどの仲間が属す。