概要
和名 | アカエグリバ |
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学名 | Oraesia excavata |
分類 | 鱗翅目 ヤガ上科 トモエガ科(旧ヤガ科) エグリバ亜科 エグリバ族 Oraesia属 |
前翅長 | 2.2~2.3cm |
開翅長 | 4~5cm |
分布域 | 日本(北海道、本州、八丈島、四国、九州、対馬、屋久島、奄美大島、沖縄島、南大東島、西表島、小笠原諸島)、台湾、中国、朝鮮半島 |
幼虫の食草 | ツヅラフジ科「アオツヅラフジ」 |
越冬態 | 成虫 |
成虫の発生期 | 3~12月 |
アケビコノハと違って後翅も地味な色をしている。
尖った顔と、赤みを帯びた茶色で葉脈まで完璧に擬態した枯葉そっくりな前翅が特徴的。
翅にえぐれた様な部分があることから、この仲間はエグリバと呼ばれる。
成虫は夜行性で、果実に硬い口吻を突き刺して果汁を吸う為、果樹園では害虫として嫌われている。
意外と市街地でも見られ、建物の壁に張り付いている姿が時折見られる。
灯火にも飛来する。
交尾には1、2時間かける。
近縁種のヒメエグリバに似るが、本種の方が大型。