概要
和名 | キシタアツバ |
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別名 | ウスキシタバ |
学名 | Hypena claripennis |
分類 | 鱗翅目 ヤガ上科 ヤガ科(またはトモエガ科) アツバ亜科 Hypena属 |
前翅長 | 15~17mm |
開翅長 | 30mm |
分布域 | 日本(本州、四国、九州、対馬)、中国、朝鮮半島 |
幼虫の食草 | イラクサ科「ヤブマオ、イラクサ」 |
越冬態 | 前蛹 |
成虫の発生期 | 4~9月 |
環境省レッドリスト | 準絶滅危惧 (NT) |
ヤガ科(またはトモエガ科)アツバ亜科に分類される蛾の一種。
タイワンキシタアツバやクロキシタアツバなどの似た種がいる。
形態
紫灰褐色の前翅の下に黒く縁どられた鮮やかな黄橙色の後翅を隠しているオシャレな蛾。上から見ると三角形。
前翅前縁と基部は紫灰褐色で、外横線は直線的。
前翅の外横線内側も明るい黄色を帯び、黒点が目立つ。
生態
丘陵地や平野部の草原に生息する。元々個体数は少ないが里山や河川敷の開発によって減少しているとされ、準絶滅危惧種に指定されている。夜間に活動し、灯火にも飛来する。