概要
和名 | ノコメセダカヨトウ |
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学名 | Orthogonia sera |
分類 | 鱗翅目 ヤガ上科 ヤガ科 キリガ亜科(またはモンヤガ亜科) ヨトウガ族 Orthogonia属 |
前翅長 | 27~31mm |
開翅長 | 53~61mm |
分布域 | 日本(本州、伊豆諸島御蔵島、四国、九州、対馬)中国、朝鮮半島 |
幼虫の食草 | タデ科「タデ、スイバ、ギシギシ、イタドリ、オオイタドリ」、ヤナギ科「ネコヤナギ」、バラ科「ボケ」など多食性 |
越冬態 | 幼虫 |
成虫の発生期 | 6~7月・8~10月の年2化性 |
翅にあるチョコレート色のオシャレな模様が特徴的なやや大型のヤガ。
和名の「ノコメ(鋸目)」は翅の外縁のギザギザした部分をノコギリの歯に見立て名付けられたとされる。
基本は山地性だが、平地の公園緑地で見られる場合もある。特に初夏に多い。
広葉樹林の林内や林縁を夜間に飛翔し、樹液や花の蜜、腐った果実の汁などを吸う。
灯火にも飛来する。
ガヤドリナガミノツブタケという冬虫夏草に寄生されることがある。
近縁種にアオバセダカヨトウがいる。