概要
和名 | スイバ |
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英名 | Common Sorrel |
学名 | Rumex acetosa |
分類 | 真正双子葉植物(または真正双子葉類) ナデシコ目 タデ科クレード タデ科 スイバ属 |
草丈 | 約30~100cm |
開花期 | 4~8月 |
分布域 | 日本(北海道~九州)、モロッコ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア |
花言葉 | 「愛情」「博愛」「情愛」「親愛の情」 |
タデ科の多年草。名前の由来は食べると酸っぱい事から、酸っぱい葉→酸葉と名付けられた。
シュウ酸の「シュウ」は漢字で蓚(スイバの漢字表記のひとつ)と書き、これはスイバに由来する。
道端や空き地、田畑のあぜ道、河川敷などに群生し、普通に見られる雑草。
乾いた土地より湿った土地を好み、河川敷や水田地帯に特に多い。
湧水河川では稀に水中化し、水草として振る舞う事もある。
葉は矢じり状の細長い三角形で、茎は赤紫色。
初夏~夏に花を咲かせる。雌雄異株で、雄株は黄色っぽい淡紫色の小花、雌株は淡紅紫色の小花が穂状に咲く。
果実は赤く、団扇の様な見た目をしている。
冬は葉の赤みが強くなり、ロゼットで越す。
ギシギシと似ているが、より赤みが強い事や果実の中央にふくらみがある事などで見分けられる。
日本では山菜、フランスではソレルと呼ばれ、野菜として食される。
園芸用にルメクスと呼ばれる品種が栽培されている。
南北アメリカ大陸では外来種として猛威を振るっている。