概要
生まれたときから殺し屋として孤独に生きてきたヤミ。そんな彼女に出来た「はじめての友達」とも言うべき存在が美柑である。
原作76話のお泊まり会以降、美柑はヤミと仲良くなろうと積極的に彼女に話しかけるようになる。
一方、ヤミは当初は殺し屋としての自分に巻き込ませないために美柑と距離を置こうとする。
しかし、原作87・88話(アニメ第2期1話)の銭湯での宇宙人撃退に協力してもらったことをきっかけに、ヤミは美柑のことを「結城美柑」とフルネームではなく、「美柑」と名前で呼ぶようになる。
これ以降、二人は行動を共にすることが多くなり、二人の仲は急接近していく。
作中では二人の仲は、「積極的に引っ張っていく美柑に、照れながらも嬉しそうにそれに付き合うヤミ」、あるいは「ピンチに陥る美柑を颯爽と助けるヤミ」と言った形で描かれることが多い。
両親の顔も知らないヤミと、両親と(事実上)別居しており、寂しがりやな面も持つ美柑。
程度の差はあれど、どこか孤独感を抱いて生きてきた二人の友情はとても初々しく、そしてほほえましい。
そしてそんな二人を見て、友情以上の何かを感じ取ってしまうファンも決して少なくはないだろう。
美柑がひったくり犯に襲われそうになったのをヤミが助けた際には「いいんですか?息の根を止めなくて…」と発言したり、美柑が自分と同じバトルドレスの格好をしていた時は「おそろい、いいですね…」とヤミは顔を赤らめている。(更にこのエピソードが収録された単行本の表紙はお揃いのバトルドレスを着て腕を組んだヤミと美柑という大変素晴らしい絵になっている)
『ダークネス』5話でのヤミのモノローグでは(さみしくなると美柑に会いたくなる)(美柑に会うとやすらぐ)と感じるほどにヤミにとっても美柑の存在はリトと同程度に大きくなっており、この際に渡されたたい焼きのキーホルダーを受け取って心から微笑むなど、無印と変わらず2人の関係も掘り下げられている。殺し屋アゼンダに操られる形で美柑に攻撃されてしまった際も防戦一方でヤミは絶対に手を出さなかった。
そんなこんなで二次創作上ではこの2人のイチャラブを描いた作品もかなり多い。
その他の用法
コンビ名としての用法の他に、原作121話(OVA6話)やJC14巻表紙の「ヤミの格好をした美柑」や、原作139話の「体が入れ替わったヤミと美柑」を指すこともある。