概要
『モンタナ・ジョーンズ』の第4話『誰がためにプラハの鐘は鳴る』に登場するメカローバー。正式名『コウモリ型メカローバー ユピル』。
コウモリをモチーフとした飛行メカで、動力は内燃機関(液体燃料系か?)を主体としているが、補助動力として人力も含まれている模様。機体部分にゼロ卿とニトロ博士が乗り込み、下部のベンチ型座席に座るスリムとスラムがハンドルを回すことで補助と成すようである。
武器らしい武器は無いが、望遠レンズまたは赤外線センサーらしき赤い目が備わっている。翼の中間部にある鉤爪はあまり使われることは無いが、扉をこじ開けたりする程度の力はある模様。また車輪の車軸部分から吸盤付きロープを射出する事が出来る。
本拠地にて完成したユピルの試運転を行ったところ、起動した途端に不調をきたし、暴走した挙句に壁に激突して中破してしまう。実は動力部に使われたネジに宝石らしきものが埋め込まれていた為、スラムがそれを外して盗んでいたのだった。ニトロ博士は修理に1か月程かかると言ったが、ゼロ卿から「明日までに何とかするのだ!」と無茶を言われる羽目に。
その後、夜の街を移動するモンタナ達を捕捉し、彼らが宝を入手した直後に追撃を開始。宝を持つアルフレッドのお尻に吸盤をくっ付け、彼に掴まるモンタナ&メリッサをぶら下げたまま飛び上がるが、重量オーバーで操作不全に陥った挙句、モンタナ達に吸盤を外されて逃げられ、ユピルだけ墜落。それでも尚モンタナ達を追うが、時計塔の鐘の音に驚いたスラム達がハンドルを回しすぎたせいで暴走・墜落して再び中破。
モンタナ達がケティで帰ろうとした時にボロボロのままで現れ、川に着水したケティを追うが、正面から来た船を避け切れずに損傷し、そのまま船に墜落して大破した。
オープニングでは、1人乗り使用の小型機が4機登場。目から赤いレーザーを発している。