「人間は必ず変わっていくものだと思う」
「だから良い方にも 時には悪い方にも変わりながらも」
「それでもずっと一緒にいれたら良いと思う」
CV:寺島拓篤(ヌイ〈阿波連家の飼い犬〉との兼ね役) / 松井恵理子(幼少期、道徳教師との兼ね役)
概要じゃね?
ごく普通の男子高校生。
本作の主人公である。
クラスメート達からは常に「ライドウ(くん)」と呼ばれる。姓の漢字表記が「来堂」であることは判明しているが、下の名が本編で明かされることは一切なかった。家族は母親と中学生の妹(CV:長江里加)が登場している。
妹も下の名が判明しておらず、キャラクター名が「ライドウ妹」である。
人物像じゃね?
長身でがっしりした体格に加えて無口でポーカーフェイス気味だが、博識で物腰の柔らかい性格。
クラスで隣の席に座った阿波連れいなとの距離感を感じていたが、彼女が落とした消しゴムを拾ったことで接点を持つ。
(単行本1巻おまけ及びアニメ版では、中学時代に強面の印象を持たれてうまく人間関係を築けず、高校デビューを目指し「友達を100人作る」ことを目標に掲げていたことが語られている。)
一応今作のツッコミ役ポジションで「~じゃね?」「~くね?」が口癖(と言ってもほぼ脳内ツッコミ)。この口癖は2022年4月から始まったアニメでサブタイトルにも導入されている。
しかし妄想癖が激しく、他者のボケを圧倒するような言動をすることもある。また何かとハイスペックぶるが、スポーツやゲームなどの勝負事にはことごとく敗北しているポンコツ気味な側面もある。
料理作りも慣れておらず、出来の悪い料理を作って力尽きてしまう始末。(にもかかわらず小さい頃の夢はパティシエだったようだが)
また、動物が苦手な為、阿波連家の飼い犬ヌイを「巨獣」と呼び恐れている。
阿波連さんとの関係じゃね?
れいなの事は一貫して「阿波連さん」呼びである。れいなとれんが一緒にいる(どちらも阿波連姓なので「阿波連さん」ではどちらに呼びかけたのか判らない)場面で一度「れいな」と呼んだことがあるが、呼ばれたれいなが顔を真っ赤にして「阿波連でいい」と言ったため、以降この呼び方は行っていない(本人に対する呼びかけ以外だと、れいなの母親・あいとの会話で「れいなさん」呼びしたことはある)。
表情に乏しいが他人との距離感が「はかれない」阿波連さんのグイグイくる行動を生真面目に受け止め、健全な友人関係を構築している。
一方、知り合った直後から顔面が接触しそうな距離での会話、腕を組んで一緒に下校、昼休みに屋上で手作り弁当をあーんで食べさせるなど、傍からはカップルにしか見えないような行動を連発されても一切ドギマギしたり下心を抱いたりしない、とんでもない朴念仁でもある。
もっとも、阿波連さんも他人との適度な距離感が測れずにこうした行動を取っているだけなので、無闇に恋愛感情表現だと勘違いしないライドウとは良いコンビとなっている。
阿波連さんの家族ぐるみでの交流を続けるうち、二人の距離感は徐々に変化していく。
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そうなんだライドウ
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※※※以下、最終巻ネタバレ※※※
「章太くん」
最終巻の描き下ろしにて、下の名前が「章太(しょうた)」、つまりフルネームは「来堂章太」であるということが明かされた。