概要
シャボ過去編の登場キャラ。兵器開発を行う女性科学者。
人物
抜群のプロポーションを誇り、水着の上に白衣を纏い、メガネを着用。目元と口元にホクロがある。研究は得意だが家事は苦手。
経歴
某国へ潜入任務中に渦潮に巻き込まれ記憶喪失になったシャボをメンテナンスした。
彼に様々な感情を教え、シャボと触れ合っている際に他界した夫の事を思い出した。本当は兵器開発を嫌がっているが、息子が軍の人質になっているので兵器開発の中止が出来ない。
実はシャボの存在は前から知っており、彼を利用することで戦争を終わらせようと考え、わざと記憶回路を切断し自身の言いなりにさせようとした、しかし彼と過ごすうちに彼の優しさに胸打たれ、彼を他界した夫と重ね、罪悪感を抱き彼に謝罪する、そしてシャボはそれを許し、彼女の息子を救出すると言うと、ラメールは喜び「必ず息子を救って、2人で帰ってきてね」と彼に頼み、シャボは彼女の息子を救出しにいった。
だが彼女の息子は、シャボを狙った攻撃に巻き込まれ見るも無残な姿で帰ってきた。
息子の無残な姿と、機械故に息子の死を理解しておらず「壊れてしまったが博士なら治せる」というシャボの無邪気な様子に酷くショックを受け、シャボに「人は君みたいに治せない」「やっぱり君は悪魔だ」と言い、ラボから飛び出す。
その時、海で彼女の開発途中の兵器「リヴァイアサン」が、軍によって強制的に起動された…。
ここから先はネタバレ
彼女の開発していた「リヴァイアサン」は人工的に海流を発生させ、竜巻を起こすという兵器で、過去に暴走した事により、彼女の夫は亡くなってしまった(なので彼女は完成しないように少しずつ調整をしていたが、それでも驚異的な力を持っていた)
軍によって強制的に起動してしまったリヴァイアサンから逃げようとシャボは彼女に言うが、夫だけでなく息子まで失った彼女は絶望に陥り「放っておいてくれ」と自暴自棄になるが、リヴァイアサンを止めようと海に飛び込んだシャボを放っておけず、「失うことの怖さ」を理解したシャボからの謝罪の言葉で、何とか立ち直る。
リヴァイアサンを動かすコアを取り外すため、彼女はシャボに「リヴァイアサンの起こす竜巻の中心に、自分を連れて行って欲しい」と頼み、シャボの力を借りてコアを取り外し、リヴァイアサンを止めたものの、彼女とシャボを始末する為にやってきた敵国側の人間から、シャボを庇った事で、射殺されてしまった。
息絶える直前、彼女はシャボに「好き」とは何なのかを教え、「大好き」と告げると、海の底へ沈んでいった…
余談
名前の由来は、フランス語で「海」を意味する「La Mer」と思われる。
謎
リヴァイアサンを動かしていたコアの金色の玉は強大なエネルギーを持っており、そのエネルギーを利用し、リヴァイアサンは起動した。
その玉の模様は、ヤルミナティーのシンボルマークである、目の中心の模様によく似ている。
だがこの玉に関してはラメール曰く「分からないことが多すぎる」との事。