概要
Fateシリーズのランサーとバゼット・フラガ・マクレミッツのカップリングのこと。関係性はサーヴァント(使い魔)とその主人。
来る第五次聖杯戦争に備え、魔術協会に所属するアイルランド育ちの魔術師・バゼットが、家宝のピアスを触媒として召喚した英霊がケルトの英雄、クー・フーリン。ランサーのサーヴァントとそのマスターとして共に聖杯戦争に臨むはずだった二人だが、戦争の監督役に騙まし討ちを食らい、バゼットは左腕もろともサーヴァントとの契約の証である令呪を奪われてしまう。
そのためランサーの初登場が、第五次聖杯戦争を描いたシリーズ最初期の『stay night』序盤であったにもかかわらず、バゼットの方は後続作品『hollow ataraxia』にて、別のサーヴァントと契約しての登場となった。
愛嬌を持ち合わせた冷徹な騎士と、仕事だけは一流のきまじめなダメ人間という組み合わせはなかなかよかったようで、騙まし討ちの悲劇までは良好な関係を築いていた様子。
『hollow ataraxia』のエピローグではバゼットの口からランサーとの間にあった出来事や愚痴を聞かされるが、その内容はどう解釈しても惚気話にしか聞こえず、士郎やカレンに冷やかされるハメになった。
地元の英雄としてランサーに憧れを抱いていたバゼットは数日で彼に幻滅するはめになったのだが、令呪を失いマスターでなくなった後も彼に未練があった模様。