「技神まーさまが世界を滅ぼす大型爆弾なら…キサマなどチンケな線香花火だァ~~ッ!!」
概要
技神まーに仕える特別部隊・《ヤミの三闘士》の1人。
単行本5巻1話(通算24話)「ヤミの三闘士とわざぼー」にて初登場。それ以降の出番は無いが、児童向け漫画にしては非常に病的かつ狂気じみた性格設定を持つキャラクターであるため破壊力が凄まじく、ファンの間では密かに人気のキャラクターである(後述)。
人物像
一言で言えば「あぶないヤツ」(主人公談)。
一人称は「ワタシ」。性別は男性。
作品内では珍しく敬語も含めた話し方をする。ただし、とあるスイッチが入ってしまうと敬語は抜け、「死ね!」「消えろ!」などといった攻撃的かつ荒々しい口調になる。
というのも、彼は《ヤミの三闘士》の中でも特筆して技神まーを崇拝しており、彼が絡むと平常時と180度テンションが変わる。
ラヴーマーがまーに対して抱く敬愛の念は一般の感覚をとうに越しており、彼を「神さま」と呼んだり、彼と同じ共通点を持つ者(わざぼー使い)をクズと呼び殺そうとしたり、自分の全てをまーの為に捧げるといった発言までしている。「技神まー様こそが世界で最も強く素晴らしい存在であり、それを邪魔する存在は認めない」=消すという思考回路がデフォルト。
この一連の語りは全て技々みみみに向かってビームをぶっぱなしながら語ったことであり、これにはさすがの技々みみみも「きんもちワリーヤツだな~…。」と多少引き気味に語っていた。
と、まぁ散々に伏線を張った結果、案外カンタンに突破口を見つけ出されてしまうのだが…そこはわざぼー5巻を買ってください。
ちなみにラヴーマー登場回は単行本5巻の1話なので、何ページかなら本編の試し読みも可能。興味がある人は小学館公式サイトから試し読みをしてみるのもいいだろう。
余談だが、ヤミの三闘士の中で唯一"マントを羽織った状態"と"脱いだ後"の体格の変化が無いキャラクターである(むしろズラームともう1人(ネタバレ注意)が変わりすぎなだけでもあるが)。
尚、ラヴーマーに対して当の技神まーからどんな反応が返ってきているのかは謎。一応「頼んだぞ」等の言葉は返して貰っているため少なくとも不快には思っていないようだ(技神まーの前では狂人モードは封印している可能性も視野に入れて)。
容姿
公式カラーは不明(わざぼー5巻の表紙に居るが全体的に赤く塗り潰されていて元の色が判別不可)。
髪型は額の「M」のような生え際から「M」または「W」のようなアホ毛が飛び出し、あとの髪は上に収束する形で逆立ったものと後ろに垂らしたものに分かれている。
服装はぴったりとした戦闘用スーツのようなものの上にメイルやアームカバーなどを付けており、下半身はラインのはいったズボンを着用している。
眉毛はなく、フチの濃い四白眼と肉食獣のようなギザギザの歯を持ち合わせる。
戦闘
右手部分にランチャーが装着されており、これによってビーム状の弾を打ち出して攻撃する。技名などは無いがその純粋な破壊力は凄まじく、本人の狂人じみた性格も相まってかなり危険である。
キケンなセリフ集
「わざぼー使いは世界にまーさまただ1人でいい…。だからキサマは消えてなくなれ―――っ!!」
「まーさまは…ワタシの憧れ…神さま…このワタシのすべてだ…!まーさまの命令ならばどんなコトでもやってみせる!!」
「あたりまえだ!まーさまが炎に飛び込めといったら飛び込むし、カミナリに打たれろと言われれば打たれる!死ね、と言われれば喜んで死んでやるぜ!!」
「ワタシはまーさまのために戦う!!まーさまの敵はワタシの敵!!すべてはまーさまのために…死ねぇ―――っ!!!!」
二次創作での扱い
以上のキャラ設定と色々と危険な発言から、少々あっち寄りな作品もあるので注意が必要。
その限りでなくとも、原作にならって技神まーに対しては態度が甘く、他に対しては厳しい典型的な贔屓キャラとして描かれることが多い。