わざぼー使いが持つ玉
わざぼーつかいがもつたま
「わざぼー」、「わざぐぅ!」に登場する、赤、青、黄、黒、桃の色のついた5つの玉のことである。わざぼー・わざぐぅ使いのみが所有している。
正式名称は不明。作品内では「玉」と呼称される。そのため、続編のわざぐぅ!で、「ヤツの狙いはお前の玉だ!」と注意喚起された技々ももタローが言葉の意味がわからず、自身の股間を防御したことがある。
気持ちはわかるが、そっちの玉ではない。
それぞれの玉の所有者は以下の通り。()内は装備箇所。
赤い玉⇒技々みみみ(髪留め)
青い玉⇒技風むむ(帯止め)
黄色い玉⇒技星めんめん(バンダナ)
黒い玉⇒技神まー(前髪⇒首飾り)
桃色の玉⇒技々ももタロー(首飾り)
玉の大きさはすべて同じだと考えられるが、まーの前髪についている黒玉など装備箇所により一部小さく見えるものもある。標準は手の平に乗せられる程度の大きさ。
第1話から主人公・みみみの髪留めに赤い玉がくっついている。その後わざぼー使いが現れる度にそれぞれの色の玉が登場したが、一貫して触れられる事はなかった。
しかし、(外伝含む)通算25話・「隠された理由とわざぼー」にて悪者が赤玉を意図的に狙う描写が描かれ、そこからこの玉の秘密が解き明かされる。
これら5つの玉にはすべて、所有者の強さを記憶できる機能が備わっている。
技星めんめん曰く、5つの玉はある恐ろしい怪物を復活させるのに必要なもので、所有者が戦えば戦うほど玉にパワーが溜まっていき、結果、怪物は強い状態で復活してしまうらしい。
この怪物というのはわざ武王の事である。
つまり、みみみ達が戦って強くなればなるほど、ラスボスのわざ武王はより強い状態で復活してしまうということである。
同時に、みみみは『強くなりたい』という目標のもと戦っているわけでもあるので、作品を通して読んでいくとこれがいかに巧妙に仕組まれた罠であるかがよくわかるなんとも鬼畜仕様なアイテムである。
ちなみに、5つの玉をわざ武王が体内に取り込むことによって、復活が成されるようである。