概要
このコーナーの主人公は、些細な出来事ですぐにイッポンいってしまう少年・ケンイチ君。リスナーは、そんなケンイチ君のリストカット話を創作し、子供向けアニメ風のエピソード形式で投稿することになる。伊集院光はコーナー第1回目で、このケンイチ君について「ハットリくんは忍術で、ドラえもんはひみつ道具で、レイプマンはレイプで事件を解決しますが、ケンイチ君はリストカットで事件を解決……できてねえ!」(意訳)と語っており、彼の不幸を呪っている。
投稿内容はミニエピソード形式で読み上げられ、それぞれにタイトルが付いている(「ケンイチ、◯◯の巻」など)。そのタイトルも「ケンイチ、横断歩道を渡りたい」など、タイトルを一見しただけでは、とてもじゃないがリストカットに繋がるようには思えない内容になっているのがミソである。しかし彼の繊細っぷりは凄まじく、どんな些細な出来事でもすぐに「俺は◯◯もできない童貞蛆虫野郎なんだ……」(◯◯は投稿内容による)などと口走り、リストカットをしてしまう。
ちなみに、番組中では「リストカットする」を「イッポンいく」と表現していた。
経緯
伊集院光が皇居や桜田門の側を自転車でパン片手で食いながらTBSに向かっている途中、パンを包んでた紙が飛んでってしまい、自転車を直している内に紙が遠くに落ちて、そこにいる警官が拾って最低の人を見るような目で見て死のうと思って、そこから生まれた。
BGM
- 基本・・・『新オバケのQ太郎』OPのインストゥルメンタル
- リストカットする時・・・『みなし児のバラード』のインストゥルメンタル