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うわさ

「あの荘園に行って私のものを奪い返してきてくれたら、私もあなたのものを取り返してきてあげる。」


概要編集

アプリゲーム「IdentityV」に登場するサバイバーの女性。

チアリーダーのような恰好をしており、性能も他のサバイバーを応援してバフを与える能力を持つ。

ステージにもなっているクレイバーグ競馬場に縁深い人物。


プロフィール

名前リリー・バリエル
職業応援団
誕生日11月13日

外在特質編集

  • 鼓舞

ポンポンを携帯しており、タップすると自身を鼓舞し、4秒間移動速度が70%上昇する。

その後、移動速度は4秒の間40%低下する。鼓舞による減速効果は新たな鼓舞加速効果で上書きすることができる。

新鯖リリーちゃん

  • 奮起

応援団はサバイバーを1名指定し、対象を10秒間奮起させる。

サバイバー1名につき2回まで応援団の奮起を受けることができる。

【奮起】仲間のメインの持ち物がクールタイム中の場合、クールタイムを20秒減らすことができる。自分に対して使用すると、クールタイムが30秒減少する。


  • 激励

視界範囲内にいる付近の仲間を選択し、対象を激励する。

激励持続期間中、仲間と自身の移動速度は5%上昇する。

灾拉

激励応援団が腕を振る。振っている間、リズムに合わせてスキルボタンを押すことで判定を行い、判定に成功すると仲間は激励スタックを獲得する。激励が始まった時、仲間の激励スタック数は即座に5スタックまで上昇する。仲間は激励スタック数を消費することで、小躍りと熱血を使用できる。仲間が保持できる激励スタック数は最大45スタックまで。
小躍り仲間が自ら激励を5スタック消費すると、1.5秒間、50%の移動速度上昇効果を獲得する。しかし、加速終了後、移動速度は0.75秒の間50%低下する。クールタイムは7秒。
熱血仲間がダウンした時、3秒以内に自ら激励を28スタック消費すると即座に恐怖値を半分回復し、1秒間移動速度が50%上昇する。回復後、激励スタック数はクリアされる。同一キャラが2回/3回以上熱血を発動すると、それぞれ激励を38/43スタック消費する。

激励中、応援団は正常に操作を行うことができる。

応援団と仲間の距離が20メートル以上離れる、あるいは垂直高度の差が一定以上になると、仲間は引き続きスタック数を獲得できなくなるが、獲得済みのスタック数は10秒間保持される。

応援団が複数名存在する場合、他の応援団を対象に激励を発動できない。

応援団ちゃん

  • 機械音痴

過去のトラウマの影響で精神が不安定になり、応援団は現実を正確に判断できず、暗号機の解読速度が10%低下する。


衣装(スキン)一覧編集

UR
フローライト
応援団ちゃん
「牢獄」の外が深淵でも、楽園でも……私はこの目でそれを見たい。

SSR
BISHOP-f1チアフルマイメロディ
♗勝利は私たちの手に!♗女の子ログ
たどり着けない楽土など、早々に運命の歯車に潰され粉となるべきだ。IdentityⅤ×サンリオキャラクターズ コラボ衣装

SR
原石
勇気は何よりも強力なつるはしだ。硬い岩層をかち割れば、その裏で眩く煌めく「星の光」を見ることができる。

初期衣装ボロい服
応援団ちゃん
初期衣装。すべてが自然に見える。服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ?

関連タグ編集

IdentityV サバイバー(IdentityV)


背景ストーリー編集

リリー・バリエルは古い歴史ある家系に生まれてきた。彼女の父親は家から軽視され、寵愛を受けれなかった次男だったが、それなりの財産を持ち、そのため彼女は裕福な幼少期を送った。

リリーの親と兄はスポーツに熱心で、父親の夢は世界中に名を轟かせる競馬大会を開催することだった。兄も成人して待望の騎手になっていた。

スポーツ一家のひとりの娘として、リリーはずっと両親と兄から可愛がられ育てられたため、純粋で気ままでありながら、傲慢かつやや固執的な性格になった。


この幸せな日々は彼女が16歳の時に止まった。彼女の父親が大金を使ってやっと開催までこぎつけた新しい競馬の大会の開幕当日、1匹の馬が暴れたことで雑踏事件が起き、兄が落馬。頭部と体に重傷を負い半身不随になった上、その知能指数も幼児レベルになってしまった。愚鈍で発話もできなくなり、両親はやむを得ずとはいえ彼を介護施設に送ってしまった。


この事故で、父親の家系に威信を佇立させるための競馬大会が、そのまま家名にとってスキャンダルになり、彼はその一家から追放されてしまった。

これを受け入れられない父親はそれから毎日酒浸りになり、リリーと妻を殴りつけ、酔いが覚めると自責の念に駆られるようになる。

かつて幸せな家族だった人々は、一瞬にして地獄に叩き落された。


この時のリリーにとって、唯一の息抜きは介護施設で兄の看病をする時間だった。いつも兄を励まし、まるで昔のレースの時のようだった。たとえ兄からは返事がなくても、少なくとも兄の純粋な笑顔を見られる。あの笑顔は昔、リリーも持っていたはずだったが。

ここでリリーは同い歳の子と知り合って、リリーの境遇を知った彼女から「同世代」なりのアドバイスを受けた。


あれからしばらくが経ち、リリーの父親は酔っ払った帰路でアクシデントにより首を折った 。母親は父親の死体を確認するために警察署に行ったきり、戻ってこなかった。

リリーは祖父と伯父に成年までの生活費用と介護の治療費を仕送ってほしいと手紙を送ったが、彼女の伯父は無視した。一方祖父からはリリーたちに2年間の生活を維持できる現金と、1枚の奇妙な借用書が届いたのだった。

この借用書の債権者 はリリーの祖父からリリーに変更され、そしてその取り立てるべき債務 はエウリュディケという荘園のとある人物が負うとなっていた。

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