概要
エイリアンVSプレデターの主人公の一人でオリジナルキャラクター、紅一点。
宇宙海兵隊の第13独立部隊リーダーを務めるサイボーグ兵士。東洋古武術に『気』の力を付加した格闘術と日本刀を用いた剣術で戦う。
パワーはないが、空中戦においての性能が高い。歩きのスピードは全キャラ中で最速であり、銃器は多様なコンビネーションに活用できる。
武器は基本的に素手だが、メガクラッシュ及びコマンド技の滑刀波(かっとうは)に使用する『サムライソード』。使用火器は『大口径ハンドガン』。
機動力は高いが、攻撃力が無いうえにハンドガンのリロード時は動けないといったハンデを持つ為に扱いづらい面もある。それを補う為にプレーヤーは彼女独特のコンビネーション技を覚える必要がある。通常の投げ技が無いかわりに、空中投げの隼落投(しゅんらくとう)を使用できる。高いジャンプからの下突き連打→隼落投や、双剄破(そうけいは)など対集団戦に向き、仲間との連係もしやすい。使い慣れれば強さを発揮する中級者向けキャラクター。
ハンドガンのリロードキャンセルを活用すれば、初心者でも強力なキャラクターである。
人気キャラなのに……
紅一点であること、ポニーテール、日本刀などのアピールポイントも多く
彼女は作中随一の人気キャラクターであり、カプコンもそれを認識しているが、クロスオーバー系の作品での登場は皆無である。
なぜなら『エイリアンVSプレデター』自体の権利関係がとてもややこしい事になっており、彼女に至っては実は権利がカプコン側に存在しない。
そのため背景キャラとして出すのが精一杯であり、『カプコンvsSNK2』では代理として源柳斎マキを出場させたり、『似たようなキャラを』というコンセプトでストリートファイターⅢ用にいぶきを作ったとされている。
『ガンスパイク』のシモーヌに至っては首から下が完全にリンのコンパチな辺り、その人気の高さに反し直接出せず苦慮したことが察せるところである。