油断するなよ。わからない事があったらオレに聞け。な?
オレいつかあの街に行くんだ。こんなとこ絶対に辞めてやる。
セーンっ! お前のこと鈍臭いって言ったけど、取り消すぞーっ!
概要
CV:玉井夕海
湯屋で働いている湯女の娘。外見年齢は14歳。口調は荒っぽいが性格はサッパリとしており、人間である千尋を初めて見た時は驚いて当惑していたが、彼女の雇用が決まると湯屋の先輩として千尋に色々と仕事を教えて面倒を見るという優しさを見せる。
不本意ながら湯屋で働く自分の運命を呪っており、いつか湯屋を出て海の向こうの街に行く事を夢見ている。千尋にただ一人優しく接した事や自分の運命を呪う台詞などからして、解釈次第で彼女も元々人間であったかのような暗示もなされてはいるが、本編では結局その出自は不詳なまま描写されなかった(公式の資料として白狐イメージのラフ画があるが、それ以前の構想ではイタチ案もあったらしい。)。彼女の他にも人間の娘と全く変わらぬ外見をした湯屋で働く下働きの娘が幾人かいる(ただし、台詞や雰囲気から蝦蟇の化身のような雰囲気の娘も多く、殆どがリンとも一線を画したような雰囲気で描写されている)。一人称は「アタイ」もしくは「オレ」。
好物はいもりの黒焼き(これは湯屋の従業員共通の好物である)。
ちなみに、いもりの黒焼きとは媚薬である。