概要
声:置鮎龍太郎
「サモンナイト2」より登場。
「旧王国」こと崖城都市「デグレア」の特務部隊「黒の旅団」の総指揮官。
黒い甲冑を身にまとっていることから、「黒騎士」と呼ばれている。
直属の配下としてイオスとゼルフィルドがおり、どちらからも強く慕われている。
「鷹翼将軍」の二つ名を持つ父・レヴィウスが国家反逆罪で処刑され、周囲から冷遇された過去から、父の汚名を払拭するため国に絶対の忠誠を誓っており、国からの命令とあれば民間人の虐殺のような非道も行う。
だが根は高潔な人物であり、ローウェン砦の制圧の際は双方への犠牲を抑えるために総大将同士の一騎打ちでの決着を提案したり、自分が殺した民間人の墓を訪れ、忠義のために罪を背負うことを告白するなどしている。
召喚兵器復活のカギとなるアメルを巡って幾度となく主人公たちと対決するが、その中で次第に国の命令と騎士道精神の間で葛藤するようになる。
※以下ネタバレ
終盤、主人公たちからもたらされた情報によって、自分達が忠誠を誓っていたデグレアがメルギトス達の支配する屍人の国へと変えられていたという事実を知る(しかも父・レヴィウスはそのことに気づいてメルギトス達に挑み、返り討ちに遭って死亡していた)。
更に、ゼルフィルドがルヴァイドを守るために目の前で自爆してしまい、イオスを除く他の部下たちもメルギトス配下の悪魔によって屍人や悪鬼憑きへと変えられてしまう。
これによって一時は失意の底に落ちるが、イオスからの叱責を受けて立ち直り、メルギトス打倒のために主人公たちに協力することになる。
なお、「カルマ値」が一定以上に達していると、イオス共々メルギトスに殺害されてしまう。
「サモンナイト4」では2と3番外編の間に結成された「巡りの大樹自由騎士団」特務隊長として登場。
任務中のトラブルでトレイユを訪れ、そこに現れた元旧王国の軍人レンドラーと対峙する。
また、最終盤では決戦へ向かう主人公達を他の仲間たちと共に支援した。