「私は一発の銃弾。銃弾は人の心を持たない。故に何も考えない。ただ目的に向かって飛ぶだけ」
プロフィール
クラス | 2年C組 |
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専攻 | 狙撃科(スナイプ) |
武偵ランク | S |
身長 | 150cm |
体重 | 41kg |
誕生日 | 1月?日 |
血液型 | AB型 |
好きなもの | 風の音 |
CV | 石原夏織 |
概要
本作のヒロインの1人。本来の苗字は不明で本人も知らない。彼女の名前は「レキ」で通っており、漢字では「蕾姫」と書く。
遠山キンジとは彼の強襲科時代の頃によくコンビを組んでいたため、ある事情で女性との関わりを避けたがるキンジとしては良い意味で女性と意識せずに接することのできる相手でもある。
99%の狙撃率を誇る射撃の天才で、入学時はキンジと同様にSランクに格付けされた。反面、銃剣を使う以外の近接格闘は極端に苦手。
また射撃の際の獲物を狙い続ける高い集中力の賜物か、絵の腕前はプロ級。
華奢な体格とは裏腹に実はかなりの大食いで、普段はカロリーメイトしか食べないが、一度何かを食べさせれば無限に食べ続ける(キンジからは「体内にブラックホールを飼っている」と驚愕された)。
武器は「ドラグノフ狙撃銃」と、原作10巻より「バレットM82」も併用。
容姿
ヘッドホンに碧のショートヘア。無口だが、よく見れば美人というハイスペック。
彼女の髪は、後述の璃璃色金の側に長年いた影響で変色したもの(元は銀灰色だったらしい)。
ヘッドホン娘で、ずっと『風』の音(後に故郷に吹く風の音だった事が判明)を聴いていた。使用しているヘッドホンはゼンハイザーのPMX990。
性格
無口・無感情・無表情。武偵高では『ロボット・レキ』というあだ名を持っており、実力に反して学内では目立っていない。
とはいえ目立たないというのは表向きの話で、前述のとおり美人なために隠れファンが多い。
キンジ関係では言葉数が多くなることがある。
実際には感情がないのではなく、物心ついていない子供と同じだっただけで、感情自体は持ち合わせていた。原作6巻で初めて笑顔を見せ、7巻のココ戦を経てからは徐々に感情が芽生えつつあり、特にキンジへの想いが強くなる。
無感情と思われていたが、これは一族の方針として心を持たないように育てられたせいだと推測される。
教師達の前でキンジに向かい「私はあなたのもの」と伝え欄豹に片眉を上げさせたこともある。
璃璃色金の民族『ウルス』
射撃の天才であり、確実に獲物を仕留められる狙撃範囲・通称「殺傷可能範囲(キリングレンジ)」は2051mを誇る。視力は6.0あるため、スコープ無しでも遠くのものを見ることができる。
「ウルス族」と呼ばれる現在レキを含めて僅か47人の少数民族の出身で、作中では同一人物とされているチンギス・ハン=源義経の末裔である。この一族は弓や長銃の腕で名を馳せた傭兵の民であり、狙撃の才は先祖由来が含まれている。
一族に伝わる人の心と繋がる金属「璃璃色金(リリイロカネ)」と共にある「璃巫女(リミコ)」として育てられた。この璃璃色金は「無」を好む性質であり、髪の色だけでなく性格にも影響を与えたと思われる。
猛獣をものの数分で手懐けるという特技も持っており、原作3巻で武偵高に放たれたブラドの下僕・コーカサスハクギンオオカミの1匹を懐柔してみせた。以来「ハイマキ」と命名し、自室にて武偵犬扱いで飼っている。
備考
ドラグノフ狙撃銃ことSVDの命中精度を考えれば2051m先の狙撃など不可能であるが、M200やバレット等の対物ライフルを使えば可能ではある為ありえない事ではない。レキのドラグノフはカスタマイズ品であるため、まともに考えるだけ無駄かもしれない。
なお、2017年時点での狙撃成功の最長距離はマクミランTAC-50を用いた3540m。距離だけで言えば2km先を狙撃することは不可能ではないらしい。
関連イラスト
関連タグ
矢田レキ...諸事情により一般の高校に編入する際名乗ったフルネーム。苗字の命名をキンジに要求した際「やだ」と拒否されたが、それを命名と受け取り勝手に名乗った。
遠山キンジ(キンレキ) 神崎・H・アリア 星伽白雪 峰・理子・リュパン4世