概要
年々凶悪化する犯罪に対抗するために新設された国家資格。語源は「武装探偵」の略。
武偵免許を持つ者は武装を許可され、逮捕権を有するなど警察に準ずる活動が可能になるが、基本的に武偵は金で動くことが多く、金さえ貰えれば武偵法の許す限りどんな仕事でも請け負うため「何でも屋」の側面がある。
また、同様に武装を許可された「武装弁護士」や「武装検事」も存在する。
武偵ランク
武偵にはそれぞれE~Sランクの内いずれかのランクがつけられていて、個人の能力によってランク付けされている。また、その上には小国の軍隊を1人で相手にできる実力をもつRランクが存在する。
ランクは単純な能力の高さだけでなく、その武偵の総合力により決められることが多く、何かしらの問題を抱えている武偵は超高ランクにはなりにくい傾向がある。(一例として、オペレーターとしては超優秀な中空知が性格と運動能力を理由にBランクになっている他、平賀文なども違法改造でも請け負っていたなどでSランクから降格されている)。しかし、アリアとレキがSランクを維持している所を見ると、超一流の能力を持つ武偵は問題があってもSランクになれるのかもしれない(レキの場合は狙撃科という点と超高難易度の依頼を受け続けているというのもある)。
作中に登場するSランク武偵
もっとも、登場するキャラは本気を出せばSランクになれる人が多いのだろうが……
遠山キンジ(ノーマル)の適性ランクは?
ヒステリアモード時のキンジなら疑いようもなくSランク、場合によってはRランクもあり得るほどの実力を有しているものの、肝心の通常時のランクは不明。一応Eランクとなってはいるが、それは試験を放棄したためである。
キンジ本人は通常時でもそこそこ戦えるので、Eランクというのはまずあり得ない。ローマ武偵高に在籍時は「ひょっとするとBランクも狙えるかもしれない」と言っていたため、おおよそCランク程度だろうか(勿論、強襲科或いは探偵科に所属している場合に限るが)。
武偵法
武偵には彼らにとっての法律である武偵法が定められており、9条では殺人の禁止が定められている。(ただし、中には暗殺専門の武偵がいたり、ジーサードやイギリスの武偵などは治外法権で認められている。)
また、武偵は『武偵三倍刑』と揶揄されるように、一般の人よりも犯罪を犯した際の刑罰が重くなっている。