概要
ダンボール戦機におけるレックス(檜山蓮)×山野バンのBLカップリング。
ヒゲダンディーともっさりショタのカップリングなので、見た目としてはなんだかちょっぴり犯罪チック。
主人公であるバンがLBXを手に入れた頃から影で見守り(?)続け、出逢った後も、郷田を通じて大会出場者のデータをこっそりバンに渡してあげたりしていたレックス。
(アニメ版で初めて2人が出逢った時の「(LBXを)触ってもいいかな?」は迷言中の迷言)
(何故そんなホモ特有のねっとりした視線と声で言う必要があったのか)
次第に師弟のような関係になり、レックスはバンに必殺ファンクションを教えたりと距離を縮めていった。
(漫画版では一週間2人で山に籠って修行をするという番外編もある)
そして物語中盤、レックスはバンに人類の希望ともいわれる『エターナルサイクラー』のデータが入った『プラチナカプセル』を渡して姿を消す…
(ゲームではカプセルそのまま持ってきたのに、アニメではどう見ても結婚指輪を入れるようなケースに入れて渡してきてファンの度肝を抜いたのは言うまでもない)
※以下ネタバレ注意※
そのレックスこそが本作品におけるラスボスであり、2人の関係は一気に対立する。
そして迎えたラストダンジョン・サターンの最深部、レックスを助けようと走るバンだけを最深部に閉じ込めたレックスとバンの一騎打ちが始まる。
死闘の末、レックスの野望を打ち破り(この時アニメ版も漫画版も、レックスが教えてくれた必殺ファンクション『超プラズマバースト』でトドメをさしている)
崩れゆくサターンの中、手を差し伸べ『いっしょに行こう』と言ったバン。
最初は自分を置いていけと言っていたレックスも、バンの説得に負け、その手を掴み共に肩を組んで歩き始めた。
しかし、レックスは自分が世界に伝えたかったメッセージをバンに告げると、世界をバンに託し、バンだけを逃がしてサターンと共に自爆。
バンは本作品内で初めて涙を流し、彼の名を叫び、悲痛な別れを迎えたのだった………
(ちなみに漫画版ではゲーム・アニメとは少し違うラストを迎えているが、バンに自分の正義を否定されて切なげな表情を浮かべるレックスや、「お前をコマに使った」というレックスにすかさず「うそだ!ならなんでレックスはそんなに辛い顔をしているんだ!?」と言い放つバンなど、2人の関係性はより深いものとなっている。)
だがしかし……
次回作であるダンボール戦機Wにおいて、包帯に包まれた謎の科学者Dr.マミーが現れる。
その容姿や声はどう見ても彼を彷彿とさせるもので、今後Dr.マミーとバンが出逢ったとき、何かが……!?