Super fighting robot MEGA MAN ♪
オープニング時のフレーズ
概要
『ロックマン』をアメリカナイズした『Megaman』を原作にしたテレビアニメ。
アメリカのルビー・スピアーズ(Ruby-Spears Enterprises)と日本の葦プロダクションの共同制作であり、1994年に4Kidsの子会社であるサミットメディアグループ(The Summit Media Group)により配信された。
ファミコン最後のロックマンである『ロックマン6』および100年後の世界を描いた『ロックマンX』の発売後であり、それらの設定が反映されているがアニメ独自の設定も多い。
原題は『Megaman』のみだが、アニメ独自のキャラを描く場合は制作会社の「Ruby Spears」その略称の「RS」が付けられている。
日本未公開であったが、2024年末に各動画サイトで『ロックマンUSA』名義で日本語字幕付きの配信が開始された。
日本語字幕内では海外版で名前が変わったキャラクター(ロックマン→メガマン、ブルース→プロトマンなど)が日本のキャラクター名で表記されている。
登場人物
ライト博士の作ったスーパーロボット。
原作ゲームと比べるとマッシヴな体格で、アメリカンヒーローらしく皮肉交じりのジョークも欠かさない。
元はライト博士がDr.ワイリーと共に作り上げたが暴走してしまった試作ロボットを、ライト博士が単独で修復して完成した人型ロボ「ロック」で、人間を守る優しい心とその気になれば相手を出し抜く自己決定力を持ち合わせる。
ロールと共にDr.ワイリーに拉致されるが、機転を利かせて脱出。ライト博士の提案によりワイリーの悪事に立ち向かうスーパーロボットに改造された。
左腕がプラズマキャノン(ロックバスター)に変形する他、相手に直接触れることで武器や能力を奪うことができる。
ライト博士の作ったロックマンの妹。
原作ゲームと比べるとグラマーであるため、日本の視聴者からは「ロールさん」と呼ばれる。
本来は家事用ロボットとして作られたが、ロックが改造されている間に自らを強化改造。
左腕が掃除機、ミキサー、回転ノコギリなどに変形する機能があり、戦闘ではロックマンに負けず劣らずの活躍を見せる。
・ラッシュ
ロックマンのサポート用に作られた犬型ロボット。
原作ゲーム以上に様々な乗り物に変形する能力を持つが、主に活躍するのはラッシュジェット。
ワンワン吠えながらも普通に言葉も話せるはずだが、言語能力があるのを忘れられていたりする。
骨クッキー型のエナジークッキーが好物。
様々なロボットを作って世の中に役立てようとする博士。
ロボット関連の事件が起きると責任を問われる立場にある。
Dr.ワイリーから逆恨み同然の憎しみを向けられている。
様々な悪事を起こす悪の科学者。
自前のロボット軍団を従え、自らもマシンに乗って積極的に現場に赴く。
かつてはライト博士の助手で、共に作り上げた試作ロボットが暴走した原因が自分の作った制御装置であると指摘されて逆上。
破棄する予定だった設計図を持ち逃げして独自にブルースを作り上げた。
幼い頃から理解者がおらず人間不信になっており、人間を超えるロボットを作り上げ、その支配者になろうとしている。
・ブルース
原作ゲームと違ってワイリー謹製のロボット。
ロックマンを同じ設計図の下に作られた兄弟と呼んでライバル視している。
戦闘力はロックマンとほぼ互角で、同じく武器を奪う能力も持つ。
ワイリーの右腕として悪事に加担するが、必ずしもワイリーに忠実ではない。
ゲーム本編の設定と同様にライト博士が作ったロボットとして登場。
ワイリーの制御装置によってプログラムを書き換えられ、ワイリーの尖兵となる。
特にカットマンとガッツマンは使い勝手が良いのか、レギュラーキャラとして登場し続ける。