「これは、ボクの魂そのものだよ。」
概要
実況パワフルメジャーリーグにて登場したメジャーリーグ入団予定の右投右打の本格派投手。
交通事故によるケガで入団をキャンセルし、突如主人公の所属するチームに現れる。監督の情報にも無かった選手であるがすぐに採用され、チームメイトとしてメジャーリーグ入団を目指していく。
主人公と一緒にメジャーリーグ昇格や甲子園優勝を目指しているが、時折自分には時間が無いと焦りを見せる部分も。
性格は純粋無垢であり人懐っこいが、サクスペではよく道に迷う、スマホの扱い方が分からない等天然な一面も見せる。また、何故か犬に吠えられる。交通事故によるケガのトラウマからか極端に車を嫌っており、ロードでの試合には参加せず、サンドストームリーグの会場への出場は主人公達の住む街からバスで数日掛かる場所にもかかわらず走ってやってくる程。
彼のトレードマークとも言えるバンダナは「魂そのもの」と、とても大事にしている。
パワフェスではゴージャス・ブラックジャックスの一員として登場。どのシリーズでも野球に関しての情熱は人一倍だが、八嶋中の「死んでも野球は好き」の言葉から彼と意気投合する程。
能力
メジャー入団予定の投手と言うだけあり本格派の投手で、150km/h超えの直球と抜群のスタミナ・コントロールを持ち、変化球もドロップカーブとツーシーム、高速シュート(パワメジャではシンキングファスト)を操る。更に直球のノビも良く「奪三振」を備えて三振も取りやすく、サクスペでは更に金特殊能力である「不屈の魂」を習得。
打者としても優秀で、突出した弾道とパワーを持ち他のステータスも全体的に高い。加えてチャンスに強く、「パワーヒッター」「逆境○」「強振多用」も併せ持つ頼れるスラッガー。先発としては勿論の事、打線の要にもなれる高い実力を誇る。
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ロディの謎
ここから先、ネタバレ注意
初登場時のパワメジャ、及びサクスペでの以下の様な発言や行動からファンの間ではある考察がされている。
- 走ってサンドストームリーグ会場に到着
前述した通り、サンドストームリーグ会場は主人公達の住む街からバスで数日掛かる程の距離がある。主人公達とは1週間遅れて合流し、「流石に死ぬかと思った」と笑い飛ばすが、とてもではないが走って到達出来る距離ではない。
- 写真写りを気にする
サクスペでのイベント。「変な風に写ったりしないだろうか」と不安を漏らし、それを聞いた主人公も写真写りが悪いのだろうかと勘繰る。幸い主人公との写真は奇麗に写っていた為安心してはいるが…
- 魂のバンダナ
魂そのものと断じたバンダナ。汗や土汚れをかなり気にしており、バンダナを気にしてミスプレーをしてしまう事も。また気合を入れる時にはバンダナを締めなおす癖があり、状況によっては主人公にバンダナを締め直す様頼む事も。
- 主人公の目的に執着
パワメジャでは主人公をメジャー入りさせる事、サクスペでは主人公と一緒に甲子園で優勝する事にやけに拘っていたり、その目的に対して「自分には時間がない」と焦りを見せる一面が多い。
- エピローグ
パワメジャでは祝勝会を挙げる主人公達を後目に「タイムリミットだな」と愛用のバンダナを残し忽然と姿を消し、サクスペでは「いつかまた一緒に野球をしよう」と言う主人公の言葉に対し、主人公とはずっと友達だと言いつつも「その約束はできないかもしれない」と弱気に返し、主人公が部屋を出た後主人公に感謝の言葉を述べ、愛用のバンダナを残し消えていく。
これらのイベントでの彼の一面、エピローグで彼自身が大切にしている品だけを残して忽然と姿を消している事、そして同様の去り際を見せた前例の人物もまた彼と同様の疑惑を持たれている事から、ロディは幽霊では無いのかと言った考察がされている。根拠は以下の通り。
・交通事故、主人公の目的に対しての執着
交通事故によりケガでは無く死亡しており、未練を残したまま幽霊となったのではないか。同じ目標を持つ主人公に協力的なのも、自分ではもう届かなくなってしまった夢を託す為ではないか。
・幽霊である事の自覚、バンダナへの拘り
写真写りを気にしているのは自身が幽霊である為であり、犬に懐かれないのも「犬には霊感がある」と言う逸話から来ているのではないか。またバンダナを自身の魂そのものと言ったのも彼の特徴として残った物が愛用のバンダナであり、彼の依り代ともなっているのではないか(サクスペのイベントではバンダナが汚れた後、試合にてイージーミスを繰り返す描写がある。主人公がバンダナの汚れを洗おうとした際も彼は「大切なものだ」と拒否)。
・車へのトラウマと、常人離れした体力
自身が死亡した原因となった為に極端な車嫌いになったのではないか(バスで彼と共に帰るイベントがあるが、その際に明確に彼は気分を悪くしている。全く車に乗れない訳では無いが、「遊びに行く気分にはならない」と明言しているのは直接の死因である為だろう)。また自身が幽霊の為、走って行くには無理な距離も無事に到着出来たのではないか。
・突如消えたロディ
前述通り、未練を残して幽霊となった彼の代わりに主人公が夢を叶えると「成し遂げられなかった夢を見させてもらった」「届くはずのなかった夢に手が届いた」と発言しており、未練が無くなった為に成仏したのではないか(直後に主人公の約束にも否定的だったのも、生前の夢を叶えた為もう現世に留まれない為では無いかと推測出来る)。
・選手能力そのもの
まず、これは比較的根拠としては弱いことを注釈しておく。
初代パワメジャ初出なので当然だが「日本基準ではいわゆる外国人」、「持ち球が縦のカーブと高速タイプのシュート」、「打撃にも優れたいわゆるジエンゴ型先発」に該当する実在選手にひとりロディに関する仮説と重なる最期となった選手が存在する。
戦前~戦中のプロ野球のエース、ヴィクトル・スタルヒンである。
リンク先の氏のページに詳しいが、スタルヒンも厳密にはプロ選手ではない身分の時期に、自動車の事故で若くして急逝という形でこの世を去っており、ロディの正体についての考察と重なる。
また実在する選手をモチーフとするサクセスキャラは山口賢(フォームが氏の流用・フォーク7で村田兆治)や友沢亮(基礎能力の振り分けが「全部高い」・フォームが移籍前後の反映含めて氏の流用で松井稼頭央)の例もすでに存在しており、特定の実在選手がモデルとなっているという説はそこまで突飛なものとは言えない。
パワフェスでも前述した通り、八嶋の「死んでも野球が好き」という言葉に反応している。気が合うと返すロディではあるが、その前に驚きとも取れる間、そしてそのやり取りの前に八嶋に気付かれる事無く彼の練習の様子を見ていた様である事から、嘗ての前例とは違いパワフェスでのロディも幽霊の疑惑が残っている。