ロルフィー
ろるふぃー
「アニメゲームでいっしょにあそぼ♥」
ロルフィーとは、NECがかつて展開していた家庭用ゲーム機「PC-FX」及びソフトシリーズ「アニメフリークFX」のプロモーションキャラクターである。
個別に主人公として登場する「となりのプリンセス Rolfee」という作品も存在する。
以下、「となりのプリンセス Rolfee」におけるプロフィール。
年齢は当初、現実の時間に合わせて成長していくという設定があったが、1997年のゲームでも13歳であるため、無かった事にされた模様。
※1 「となりのプリンセス Rolfee」では当初12歳で、作中で誕生日を迎えて13歳になる。
※2 PC-FXの発売日
詳細はPC-FXの項に譲るが、Motion-JPEGデコーダを搭載して高い動画再生能力を保有していたPC-FXは、同時に前身となったPCエンジンの末期の評価と合わせて「アニメゲームハード」という評価が当初から付きまとっていた。
展開開始直後の1995年、NECはむしろこの評価を逆手に取って「アニメ戦略」に舵を切ることとする。8月には「アニメファンのためのゲームマシンで見るOVA」と銘打ち「アニメフリークFX」を発表、同時にロルフィーをイメージキャラクターとして制定するに至った。
この頃、NECは自らコミックマーケット48にPC-FXブースを設け、アニメファンへの訴求を図っている。
ロルフィーは当時の「アニメ」のイメージに特化したデザイン(所謂ロリキャラ)だったが、一般層はもちろん、当のアニメゲームのプレイヤー層にも全く受け入れられなかった。
PC-FXの展開終了と共にロルフィー関連作品の展開も終了している。
近年までNEC系列のISP・ポータルサイトBiglobeによる美少女ゲームポータル「ドキドキCPLAZA」のバナーに採用されていたが、こちらも2015年現在取り下げられている状況である。