CV:井口裕香
概要
『フェアリーフェンサーエフ』及び、その完全版である『ADVENT DARK FORCE』のヒロインの1人。
ファングの旅の手助けをしてくれる情報屋兼便利屋を営む少女。(外見)年齢は12歳(理由は後述)。
金髪碧眼に大きなリボンにひらひらしたフリルドレスを身に纏った可愛らしい姿をしているが、その実態はかなりの守銭奴で、隙あればファングたち一向を含めてフェンサーたちから高額の報酬を要求し、お金の魅力を熱く語る金の亡者だが、それはどんなに綺麗ごとを並べても結局はお金が無ければ何も出来ないという現実を見据えた現実主義者という裏返しであり、お金を得る為にあくどい方法で荒稼ぎするような事は(一応)していない。
彼女から購入した情報はある程度ふわっとしたものだが信頼性は高く、手がかりの少ないファング達にとっては貴重な情報源。
また、お金を貯めて何かをしたいという訳では無く、貨幣自体が興味の対象である為、決して成金主義者という訳でもない。
ちなみに背中に背負った大きな蝦蟇口財布の中身は謎に包まれている。
一見すると普通の人間の少女だが、その正体はパートナーを必要としない特殊型の“妖聖”で、単独での戦闘やフェアライズが可能という変わり種であり、彼女の正体はヘン…もとい高名な(?)妖聖研究科であるハーラー以外は誰一人として気付いていなかった。
なお、“フェアライズ”した際の姿は背中に妖精の羽を備えた魔法少女の様な容姿をしており、他の“フェンサー達”と違い、自らの武器に貫かれる演出も無い。
「女神編」ではとある条件を満たすとラストダンジョンの直前に仲間になってくれるが、その条件は本作の最終目標と形容される程に難しいものとなっている。
『ADVENT DARK FORCE』の追加エピソードの「魔神編」では魔神復活の為に暗躍し、実質的に世界を裏から支配している“セプテリオンクラブ”からの圧力に屈してスパイとしてファングたち一向に加わり、彼らの情報を組織に流していたが、組織の余りにもの非道な行いや自分を信じてくれるファングの心の広さに触れていく内に良心の呵責に耐え兼ねて最終的に全てを告白し、彼らの本当の仲間として行動を共にすることを決意する。
全てが終わった後、組織の圧力があったとはいえ、悪事に手を染めた罪を償うためにアポローネスの妹・エミリと共に魔神の血に侵された人々にその解毒剤を原価のままで販売するというボランティア活動を行っている。
また、個別エンディングでは自分を受け入れてくれたファングに初めてお金以外で興味を抱き、異性として思いを寄せるようになったようだ。
作中の性能
武器の基礎形態は槍。
他には斧・鎌・銃の形態…と見てくれの凶悪さは兎も角、範囲の広い攻撃手段に恵まれている。
現金な性格が高じて敵からのドロップするゴルドが増える…かも知れない固有技「ゴルドの輝き」を所持。
また、光属性の魔法を得意としている。同じように光属性の魔法を扱えるがシナリオによっては加入状況が不安定なシャルマンと異なり、一度加入するとずっといてくれる為安定して光属性が弱点の敵に対して有効打が打てる。