概要
アストラギウス銀河を影で動かしていた「神」と呼ばれる存在。
その正体は、かつて「異能者」と呼ばれた人々の「成れの果て」である。
異能の力を恐れられた異能者達は原形質保存装置に記憶を集積させ、自らの肉体を捨てた。
自我を持った地下の巨大コンピューターシステムは、自ら「ワイズマン(賢者)」と名乗るようになった。
ワイズマンは、肉体のない意志だけの存在となって以降、古代クエント文明の超高度な科学力を背景に1000年以上にわたって各地の文明に干渉し、組織や人材、情報などを操りアストラギウス銀河の歴史を影から操っていった。
自らを神として、人類からはその存在を知られる事無く、銀河を二大勢力によって分割統治させ人類に絶え間ない戦争を仕掛けていたが、これは自らの「後継者の誕生」を促すワイズマンの意志でもあった。
力への愛ではなくテクノロジーによって神の存在に近づこうとして「神を見失った」ために「マーティアル」から異端として排斥された一派=秘密結社は、このワイズマンの信奉者であった。