闇に従うのが、黒の民の定め……!子供の我儘で、好きに生きようなどと!――何故ッ己の宿命を受け容れようとしないッ!!!
概要
CV:三浦勝之
闇の陣営の幹部の筆頭格で、「暗黒騎士」という異名を持つ青年。「紫金の魔焔」なる二つ名で呼ばれたこともある。
基本的に冷酷だが「自分には闇への忠義があるだけだ」といったセリフ等々から、強い忠誠心を持つ騎士らしき人物であることがうかがえる。
また、無関係な一般人に誤ってケガをさせてしまったときは詫びながら治療するという良心的な面を持ち合わせているが、闇と協力してまで権力を取り戻そうとするミカドのことを俗物と吐き捨てるなど、欲望に忠実な人間を嫌悪している。
同じ幹部であったグローザの事は、道具として利用していたようだが、ドゥドゥがエピタフからの伝言として彼女に言い放っただけなので真偽の程は不明。
また、エピタフは彼の歪んだ性格ゆえに良い評価は持っていない。
メインストーリーでの活躍
第4章「ピレント島」
他の幹部とともに主人公を監視するために登場する。その中で、配下である巨大な蟹の魔物に巨大な岩を投げさせて彼の力を試そうとする。が、この時この島の住民である鳥の獣人イリーナが岩の下敷きになってケガをしたことからキャトラに怒られる。
その時に上記のセリフとともにイリーナを治療、蟹を倒すよう言ってその場を去った。
また、この蟹は異常繁殖をしていたことがハードモードにて判明。しかし、生態系に異常をきたすという-面だけでなく、カニ料理をたくさん食べられるという+面もあった。
第6章「アオイの島」
闇の王とともに「破壊のルーン」を手に入れるために活動。
前の登場とは打って変わって冷徹な側面が強く描かれており、目的のために破壊のルーンの管理者を殺害している。また、主人公を捕食(?)しようとした闇の王をいさめている。
第11章「タルタロス」
が、アイリスによって力の制御に成功した主人公を目の当たりにし、さらにはアイリスが闇の王を撃退したことから、鎧を纏って二体一の勝負を挑んでくる。
敗北後はアイリスにトドメを刺されかけるが、「これで借りは返した、次の真っ向勝負で決着をつける」と伝えた主人公に庇われ一時撤退していく。
第14章「キ・ガルジェ」
11章での失態を重く見た闇の王を覚醒させるため、この島の<虚空の幽園>の門へと訪れる。
覚醒は闇の王が命を落とすかもしれなかったために難色を示すも、飛行島の面々に敗北間近であったため、渋々合意した。
この時に闇の王が、"死んだなら自由に生きても良い事"と"戻るまでの間最後の切り札として使えるかもしれない器(カイル)を導く事"を命令し、門へと消えた。
その間に、闇の王を倒そうと追いかけてきた世界の<我儘>バールと対峙することになるが、理の外側にいるカイルは役割を持つバールに対してかなりの有効打であり、そのままバールを倒し、バールが闇の王から奪取した<破壊のルーン>を再び手に入れた。
その後は覚醒した闇の王が門から帰って来た(その時に、再びカイルの体を乗っ取った)。
そして、闇の王と『世界を黒く塗り潰す』べく、共にその場を去った。
第15章「スヴェリオ」
※ネタバレ注意
スヴェリオに上陸した飛行島一行の前に現れ、単騎で挑んだ。
当然、一対多数の戦闘では分が悪く、追いつめられるが、<破壊のルーン>と闇の転送魔法で飛行島一行の分断に成功。
その後は島の中心で覚醒を待つ闇の王の守護のため、祭壇前に潜み、そこにやってきた主人公・アイリス・キャトラ・グローザに奇襲を仕掛ける。
そして、アイリスたちを先に行かせるためヴァルアスの足止めに出た主人公との、最後の決闘を繰り広げた。
戦いの中、主人公にはかつての主と同じ揺るがぬ『芯』があったが、今は『痛み』を避け、理想を語るだけの子供だと語り主人公を追い詰めるも、主人公が『痛み』から逃げないという覚悟を示した際には、嬉しそうに微笑んだ。
結果、二人の決闘は主人公が勝ち、ヴァルアスは致命傷を負った。
死の間際、自身にとどめを刺さず、悲しそうな顔で情けをかける主人公を呆れるように笑い、死亡した。
白と黒の章「光と闇が紡ぐ未来」
※ネタバレ注意
死亡する直前、闇の王覚醒とともに広がった<闇>に飲み込まれ、復活。
その人格は、朽ち果てるヴァルアスの精神を<闇>で取り繕ったもののため、厳密にはヴァルアス本人ではないとのこと。
アストラ島のあの時のドラゴンを倒し、最後の<大いなるルーン>を手に入れた瞬間を見計らって、アイリスに奇襲。
攻撃は主人公が庇ったものの、主人公に致命傷を負わせ、彼らに大ダメージを与えた。
主人公とアイリスに確実なトドメを刺そうとするも、カイルが妨害。
闇の魔物召喚を利用し、カイルを打ち倒そうとする。
ヴァルアスはドゥドゥやウィユたちとは違い、<大いなるルーン>を力の源としておらず、闇の王がヴァルアスの死体を媒体として闇を集結させて作り出した存在のため、どれだけダメージを与えても回復し、またカイルの右腕の闇の王の力を利用した強制支配の影響も受けないため、ヴァルアス自身が以前よりも強くなったことと、闇の魔物無制限召喚なども相まって、徐々にカイルを追い詰める。
だが、途中参戦したリュートの援護と、自身の闇の肉体を構成する弱点である心臓を貫かれ敗北。
消滅する直前、カイルはヴァルアスが本気でかかってきていたら、自分は死んでいたと語った。
そうならなかったのは、ヴァルアスの中にカイルを殺せば主人公が確実に死んでしまうのではないかという迷いが生じたからだ、と指摘され、何も言わすに微笑み、消滅した。
イベントでの活躍
5000万ダウンロード記念クエスト
「謎の男」表記で登場。シャルの眼には魔物を引き寄せる効果があると告げた後彼女の力を暴走させる(彼女の日頃の扱いのひどさからのストレスもあったが)。
また、この時シャルからは「陰険メガネ」と呼ばれている。
これに激怒したヴァルアスはシャルロットと対峙するも、敗北し撤退する。
ゼロ・クロニクル〜はじまりの罪〜
地上の闇の勢力として登場。
天上に浮かぶ白の王国に侵攻し、王国の騎士ファイオスと交戦する。
アイリスの天空大陸を使った自爆攻撃に巻き込まれ、油断した隙を突かれ撤退する。
Fragment Versus
主人公の回想にて登場。
主人公の稽古の際、自分だけでなく陛下を超えるぐらい強くなってほしいという思いを告げていた。
そしてその思いは、主人公に新たな力を授けることとなる。
ガチャキャラ化
第15章でグローザとともに遂にガチャで登場。
闇属性の大剣で実装。
7周年前夜祭終了後はこれまでと同様、通常ガチャに実装された。
性能
職業 | バーサーカー |
---|---|
属性 | 闇 |
タイプ | テクニカル |
登場イベント | 深き常闇の攻防 |
ステータス
HP | SP | 攻撃 | 防御 | 会心 | |
lv100 | 4530 | 125 | 1790 | 290 | 215 |
限界突破後(4凸) | 4602 | 145 | 1826 | 314 | 235 |
限界突破後(8凸) | 4950 | 150 | 1935 | 318 | 251 |
リーダースキル
闇属性キャラの与える物理・属性ダメージをアップ(効果値50)
オートスキル
移動速度+50%、攻撃・会心+450%、防御+200%
チャージ時間-50%、会心ダメージ+50%、通常攻撃のダメージ+400%、状態異常無効
攻撃ヒット6回毎にアクションスキル強化170%(最大1700%)
アクションスキル
魔剣召喚
消費SP:40
敵に闇属性の防御無視ダメージを与え、蒼然たる蝕むものを2本召喚する(最大3本)
<付与効果>
蒼然たる蝕むもの
※着然たる触むものは制限時間を持たない。
※15秒間再使用不可
剣舞・滅の型
消費SP:60
敵に闇属性の防御無視ダメージを与え、体力を奪う。
<付与効果>
ダークシールド(60秒/耐久値100000)
闇刃閃
消費SP:0
剣舞・滅の型中に回避することで、蒼然たる蝕むものを1本消費して発動。
周囲の敵を感電状態にさせることがある。さらに敵に闇属性ダメージの防御無視ダメージを与え、体力を奪う。
※剣舞・滅の型発動時に蒼然たる蝕むものが1本以上付与されていた場合のみ発動可能。
※スキル中に敵を撃破した場合、蒼然たる蝕むものを2本召喚する(最大3本)。
※着然たる蝕むものは制限時間を持たない。
キャラ特性
ジャストカウンター成功時、15秒間、付与効果解除無効状態になる。
※付与効果解除無効状態は延長効果の影響を受けない。
モチーフ武器
名前 | 無明の闇に燃ゆるもの |
---|---|
攻撃 | 240 |
防御 | 5 |
会心 | 55 |
追加 | - |
属性 | 闇500 |
オートスキル
攻撃ヒット20回毎にアクションスキル強化+15%(最大75%)
攻撃ヒット100回毎に攻撃力UP(100%/30秒)発生
闇属性キャラの会心ダメージ+30%
武器スキル
闇道
消費SP:25
補助効果を付与する。
<付与効果>
移動速度UP(60秒/50%)
ステータスダウンバリア(60秒/3回)
余談
ヴァルアスの魔剣
彼は複数の魔剣を持っているが、それは元主人のスキアーズの教えである。
魔獣には斬撃を阻むものや実体がなくすり抜けてしまうものなど様々いるため、それらの敵に応じて性質の異なる魔剣を揃えるようになった。
ほの暗く燃ゆるもの
炎系の魔剣。
後に、ある海賊に奪われてしまった。
光輝を残蝕せしもの
第14章のバール戦にて使用した魔剣。
蒼然たる蝕むもの
暗黒騎士ヴァルアスのAS1『魔剣召喚』で出てくる雷系の魔剣。
「我が剣よ虚空より出でよ」の掛け声で二本出てくる。
無明の闇に燃ゆるもの
白猫プロジェクト第15章で登場したモチーフ武器。