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概要編集

バイオハザードヴィレッジに登場する汎用モンスター「ライカン」の上位種。寄生体「カドゥ」を植え付けた人間にプラス狼の血液を注入して作った個体。名前はルーマニア語で「狼人間」という意味。


その姿はもはや人狼なんてものではなく、完全な化け物。人の面影を残しつつも犬のマズルのように前に伸びた顔となり、口は狼のように裂けて凶悪な牙が並ぶ。骨格からしてヒトの領域から完全に外れており、その肉体は「牙」と称されている。


産まれた経緯は研究によるものでそういう意味でも正しくB.O.W.である。

四貴族の一人モローがその昔「なんかうまい事カドゥに適応する存在作ろうと適当に研究してたらできちゃった(意訳)」存在。基本的にはカドゥが適応せず死亡するかライカン止まりなため、モローが打開策を模索し続けた結果誕生した。B.O.W.としては一級品だがモローが作りたい目的のモノとしては失敗作。


特に最初に作り上げた個体は「メチャクチャ暴れて助手が殺された」らしく、檻に入れて管理されていたが、本編の進行に伴いその個体は脱獄、さらに一部の個体が村に戻ってライカンと化していない村人を襲撃した。これ以降に書かれた村人の手記がないため、数少ない村の生き残りはコイツによって全滅した模様。


その後、テリトリーにやってきたイーサンを奇襲して容赦なく捕食。爪と牙で凌辱されるがの如く弄ばれながらも抵抗し、必死で小屋に避難したイーサンはこの巨大な牙獣を倒すためにある武器を探すことになる…



一体だけでなく数体製造されており、本編では少なくとも計3体と交戦することになる。所謂中ボスの立ち位置。



強さ編集

上位種だけあり、「銃弾に怯みもしないで突っ込んでくる」という恐ろしいタフネスと暴力性の化身。

ライカンと同じようにハンドガンやショットガンで応戦するとタックルを喰らいその大顎と巨大な爪で攻撃され、あっという間にゲームオーバーになる。

おまけに高い所から安全に攻撃しようとしても、軽々と屋根の上に飛び移ってくる。


基本的に1周目初遭遇の時点では対応できる武器が地雷くらいしかなく、その地雷も普通に攻略していれば結構使ってしまうので贅沢できない。加えてこの時点で所有している武器で弾丸を全ツッパしても倒れないため、遭遇した際の「対処法は逃げるのみ」。仮に勝つ事が出来たとしても、ナイフを主体にでもしてなければただでさえ弾不足に喘ぐことになる本ゲームにおいてコイツで弾を使い切れば詰むのは確実である。


こんな具合に普通に戦えば勝てず、勝てたとしても今後のプレイに支障をきたす強敵だが、残虐性が増して中途半端に知能を維持してしまった結果、「対象を弄ぶ」という悪癖を持っており、一度自分が入れないような場所に逃げた相手の追跡をやめて、テリトリーを巡回するという本来は執念深いライカンでは有り得ない行動をとる。

この点がヴァルコラックに付け入る隙となっており、住民のメモをもとに「とっておきを手にするため、ヴァルコラックをやり過ごしつつ目的の場所に向かう」という実質的なステルスゲームが始まる。目の前に立ったりしない限りは気づかれないため、勇気をもって動こう。


ちなみに「銃弾に怯みもしない」ヴァルコラックだがグレネードランチャーの他にも例外がある。一発が凶悪な破壊力を持つマグナムの火力にはさすがに膝を突き、一発一発がスナイパーライフルのソレに負けず劣らずの火力でそれを連続して浴びせられるアサルトライフルにはいくら歴戦の牙獣と言えども地に伏してしまう。

しかしそれらが手に入るのは終盤もしくは2周目以降となるため、やはり最初は逃げるしかない。


と思いきや、パイプ爆弾地雷などの爆発物に弱いという弱点がある。爆発に当たると、大ダメージに加えて少しの間怯むため、攻撃のチャンスである。

また、前述のイベントでわかるように、巨体が災いして建物の中に入れないため、いざとなれば建物の中に逃げ込んでやり過ごす事もできる。

そのため、ヴァルコラックが通りそうな道に地雷を設置し、わざと見つかって誘き寄せ、地雷を踏ませて怯んだ隙に攻撃しながら建物の中に逃げ込み、これを繰り返すという戦法で、一周目でも弾丸を節約しつつ比較的安全に倒すことができる。



ヴァルコラック・α編集

ただでさえ強いヴァルコラックの上位個体。同シリーズで例えるならクリムゾンヘッドブラッドショット

モローが最初に作って手に負えないと思ったヴァルコラックはこの個体であり、属に言うプロトタイプ。既に何者かと戦闘を交わした上で生き残った歴戦の個体であり、身体中に槍が刺さっているにもかかわらず何事も無かったかの様に村を闊歩している。αは特定の期間にルイザの館付近で出現し、撃破するとレコード達成でCPがもらえる上に実績が解除される。ルイザの館付近は序盤以降アイテム目的でなければまず通ることが無いので本編をただ進めるだけだとまず遭遇しない


なのであえて挑むか、タイミングの悪い時に館付近のアイテムを探索した時しかヴァルコラック・αと戦う機会は無い。が、耐久力がヴァルコラック以上であるため、基本的に難易度スタンダード・ハードコア一周目で挑んで勝てる相手ではないので、スルーが推奨される。そもそも実績名になってる奴ということは実質的な隠しボスなので勝つ事は容易ではない


必然的に装備が潤沢になる2周目以降に挑むことになるがそれでも充分強い。

なんと「銃弾に怯まない」のカテゴリーにアサルトライフルが追加。そのため、WCXやドラグーンを手に余裕のプレイヤーが乱射して蜂の巣になっても突っ込むことをやめないヴァルコラックの餌食となる。

ヴァルコラックに効いたグレネードランチャーも、怯みはしても中々倒れず弾の浪費が激しくなる。そして使い切ってアタフタしている所を爪で斬られ、ゲームオーバーになってしまう。


倒すと「狼よ静かに死ね」の実績が解除。更に結晶化した遺品もデュークが高く買い取ってくれる。激戦の収支に見合うかどうかは…プレイヤーの技量と使った武器次第である。




関連タグ編集

バイオハザードヴィレッジ ライカン 人狼 B.O.W.


ウリアシュ 変な調整をせずとも適合性が比較的高くて生まれたライカンの上位個体


サルヴァトーレ・モロー

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