概要
『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の前半に登場。クラスはフォレストナイト。
アグストリア諸公連合のアンフォニー王国の王マクベスに雇われて、シグルド軍と対峙する。
「ふっ、俺をやれるヤツはいねぇよ この世界ひろしと言えどもな…」(※原文ママ)
と傭兵仲間のベオウルフに豪語するだけあって、同時期のボスの中ではなかなか高いステータスを持つものの、近接攻撃の武器しか持っていないので、戦わせるユニットや武器を妥協しなければそう労する事無く勝つ事のできるボスである。ベオウルフとの間に戦闘会話が発生する。
しかし、このボスを倒すと、「エリートリング」という所持ユニットに入る経験値を2倍にする、非常に強力かつ高価なアイテムを落とし、所有者を変えるには40000ゴールドかかるため、トドメを刺すユニットは厳選させたい所である。
…といったような、重要なポジションでもなく攻略時に少し意識しておく程度のただの中ボスといった存在のはずだったのだが、上記のセリフの「世界ひろし」の部分(「広」という漢字はちゃんとデータに入っているにもかかわらずこの平仮名である)が人名のように見え、なおかつ商業四コママンガ『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 4コマギャグバトル パーフェクト版』でも佐藤清美氏によりそれをネタとして拾われてしまったおかげで、ヴォルツといえば世界ひろしとして、聖戦の系譜プレイヤーからは妙に強い印象を持たれてしまうのであった。
余談だが、顔グラフィックは終章に登場するロベルトに使い回された。