概要
通称は「ヴォルフ」。
オルディネ王国貴族・スカルファロット伯爵家の四男。他の兄弟とは腹違い。
王国騎士団・魔物討伐部隊所属の「赤鎧-スカーレットアーマー-」。
ワイバーン討伐にて負傷した所をダリと名乗る少年風貌の人物に命を救われた。
後日、町で本来の姿のダリヤと再会し、友人となる。
魔剣に憧れを持っており、ダリヤと共に魔剣の作成を目指す。
容姿
黒髪に人の目を引く金色の瞳。「整いすぎ」と称されるほどの美形。
このためヴォルフ本人も望まぬトラブルになることが多く、女性を避けていた。
のちにダリヤの作成した魔導具「妖精結晶の眼鏡」により、金の瞳の影響を大幅に軽減することに成功する。
魔物討伐任務においては「スカーレットアーマー」の文字通り赤い鎧をまとって先陣を切る役目。
時にはその目立つ色の視認性を利用して囮・殿-しんがり-など危険な役割をみずから買って出る。
能力
ヴォルフ本人いわく「それほど強くはないが動くのだけは速い」とのこと。
使える魔法は身体強化のみで、五要素魔法(地・水・火・風・回復)には適性がない。
ただ、この自己評価は過少な面もあり、実際は騎士としてそれなりの実力はある模様。
仲間の騎士や魔法の援護があり、自身も瀕死になったものの、最終的にはワイバーン討伐を成し遂げている。
自身の能力か身体強化魔法によるものかは不明だが、嗅覚が鋭い。
上記の再会の際は、女性のダリヤ=少年風貌のダリだと匂いで看破している。