CV:内田真礼
人物像
私立立川鳳雛学園に通う女子高生。
高校2年生16歳→下段が一年後の姿。身長155cm。血液型はA型。
一人称は「僕」。語尾に「~ッス」を付ける癖がある。
昨今の主人公たちとは色々な意味で一線を画しているキャラクター。
J・J・ロビンソンによりガッチャマンに任命され(ガッチャマンに変身できる)Gメンバーとなる。NOTEの色はホワイト。
明るくマイペースでノリのいい性格な巨乳。平時は本屋でアルバイトをしている。
友人たちが呆れるほど文房具が好きで、手帳に頬ずりして恍惚とするなど可愛い変人。その他の感性も常人とは色々とズレており、いかなる事態に直面してもありのままに受け入れるタイプ。1話の時点で数々の異常事態を目にしながらも動揺するどころかむしろ楽しんでいるような様子を見せている。
相手が神や怪物であろうとも、全く物おじせず自然体で接する事のできる豪胆さを持ち、その結果いつしか市長や消防局長まで参加するコミュニティを牽引していた。
自身を名前で呼ばれないことを嫌っているのか、清音やパイマンに「新人」と呼ばれる度にいちいち「はじめっす」と訂正している。
普段から何を考えているのかイマイチ分からない掴みどころのない態度が目立ち、他の劇中人物や視聴者から奇異の目で見られることもしばしばだが、実際はうまく言語化できないながらも人々の繋がりや平和を真剣に考えている思慮深い人物。
現代日本人には珍しい、物事を決して日和見な考えで見ないニュートラルな価値観の持ち主であり、GALAXに対しても「使える場合には使う」という対応で、友人たちとは異なりそれのみに依存してはいない。
また、変身ヒロインでありながら「暴力」や「排除」を用いない解決手段を常に志しており、1期ではその為の手段として、それまで人知れず行動してきたガッチャマンや敵の存在を積極的にメディア公表するという極めて革新的な行為を行った上、他を害する事しか考えていないカッツェを唯一「寂しそう」と受け入れ、結果彼を(一応)改心させるといった器の大きさを見せている(流石にその後1年悪態をつかれ続けた結果、対応はぞんざいになっていたが)。
それらの考えや行いが実を結ぶのは決まって終盤であり、何かと「早熟」な価値観を持つ後輩の三栖立つばさとは対照的な「大器晩成型」の人間と言える。
実際他のメンバーが、ヒーローの力たる「武力」によって解決できない問題に直面し迷走してゆく中、彼女だけは大局を見失わず冷静に問題に立ち向かっていた。
その型破りかつ強い信念が次第にメンバー達を感化させ、自らの殻ややり方に固執していた彼らを大きく成長させる事にも繋がっていくのだった。
インサイト
引き続きカッツェと融合しており、それ以外はいつも通りだが、誰かれ構わず悪態をつく彼をなだめたり、時にはスーツ内部の空間において直接蹴りを見舞ったりとカッツェに対しては容赦のない対応をとる。
ゲルサドラの出した心の色はゆるじいと共にグレーであり、他の人物のように変化を見せない(カッツェ曰く「はじめタンははじめタンだから」)。
Gスーツ
G-101
各所のグリッター発光が目を引く、ツインテールにスカートなど全体的に派手な少女を思わせる意匠のスーツ。
NOTEの特性は万物をデザインする力を持つ『デザイナーのNOTE』。劇中の描写を見るに、MESSやカッツェの様な精神体の姿形に干渉し作り変える能力を持っている模様。
主な武器は大きなハサミで、脚部のローラーブレードで高速かつトリッキーに動く事ができ、文具を模した多数の特殊武器を隠し持つ。
背部のウエポン・コンテナから、ハサミ型の翼を展開する事で高速飛行も可能。
第二期0話からカッツェと融合後は一部に赤いカラーリングが入り、彼が表層に出てきた時は顔のデザインも変化するようになった。
余談
実は本人の思想とストーリーの性質上、主人公でありながら変身して「戦う」シーンは少なく、上述の飛行シーンも2期OPでしか見せていない。
また、J・J・ロビンソンによるノートの抽出シーンは色々とアレである。