ゲーム概要
セガのシステム基板「セガシステム1」で登場の任意スクロールレーシングゲーム。
全100面構成。3ラウンド(最初の2ラウンド)クリア後はサイドビューのボーナスステージがある。
なお、グラフィックを担当した川崎吉喜氏のデザインの根幹には、当時のゲームセンターのイメージが悪く、死ぬとか殺すといった要素を排除し、「みんなが親しみやすい世界を作ろう」「セガだってこんな可愛いゲームを作れるんだぞ」という信念があったとの事。(本作と同年に稼働した『フリッキー』や1985年に稼働した『忍者プリンセス』にグラフィックデザイナーとして関わった際もそのコンセプトは保たれており、ゲーム画面からも氏のこだわりが見て取れる)
M2がメガドライブ用に移植ソフトを開発していたが、これ単体での販売は困難と判断されお蔵入りし続けていたが、2022年にメガドライブミニ2発売が決定した際に、オマケコンテンツとしてなら行けるのでは?という判断の元収録が決定され収録ソフト第三弾動画にてお披露目された。
ゲームシステム
操作方法はレバーで上下左右に移動、ボタンでサイドジャンプとブロックを飛ばすだけでなく、フェンスを押すことができる。
三輪車に乗ったサンちゃんを操作し、ステージにあるフラワーをすべて取るとステージクリアとなる。敵に触れるとミスになる。
反対車線を走る敵をサイドアタックで弾き飛ばす事が出来たり、所々にブロックがあり、これで敵をまとめて退治して高得点を取ったり、障害物として敵の進行を止めたりすることで追跡を振り切るなどが可能となっている。
フラワーが萎れる前に早く回収する”高速クリア”によるタイムボーナスを狙う又はアイテムや敵を倒す事での高得点を狙うなどの戦略性も存在する。
関連動画
ストーリー
登場キャラクター
- サンちゃん
主人公
- (名称不明)
ボーナスステージのゴールにいる少女 サンちゃんがステージ上の花を集めているのは彼女へのプレゼントする為らしい
敵キャラ
- (名称不明)
カートらしき物に載っている敵
『体は大きいが、フェンスとブロックを使って簡単に退治出来る。』
- (名称不明)
ヘリコプターらしき物に載っている敵(二人乗り)
『スピードを出して追ってくる。ブロックでしか退治できない。』
- (名称不明)
ロードローラーらしき物に載っている敵(延パ防止キャラ)
『退治出来ない敵。ただ逃げるのみ。ブロックをこわしながらスピードアップして追ってくる。』
永久パターンを防止する為の敵なので一切の退治手段が存在しなく、終盤になると最初から出てくるようになる(ニコ動情報で、『ロケテでマニアがやり込んだせいで製品版の難易度が急上昇して結果短命に』という情報が出ており、終盤で最初から出てくる理由もこれが原因ではないかと予想される)。