不死探偵・冷堂紅葉
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ふしたんていれいどうもみじ
GA文庫のライトノベル。
零雫によるライトノベル。GA文庫より2023年7月から刊行されている。イラストは美和野らぐが担当。第15回GA文庫大賞《銀賞》受賞作。
いずれも非公式だが、ヒロインに声を当てた動画(声優非公開)や、皐アスカによる漫画(123)などが制作されている。
いわゆる特殊設定ミステリで、作中世界には異能力が実在する。ただし異能力を使用するのは基本的に探偵役(異能力にも制限がある)で、犯人は異能力を使っていないことが、ある方法によって作中で明示される。
事件現場が密室であることや、読者への挑戦状が挿入されるのも特徴。
犯人を突き止める手掛かりの一部も、語り手をして以下のように思わしめるような印象深いものになっている。
アホらしい。本当にそうだと思う。こんなことで犯人が明らかになる展開なんて、もしそんな小説が存在していたとしたら作者はとんでもないド変態に違いない。 |
七月■日。謎の美少女・冷堂紅葉が転校してきた夏の日、
クラスメイトが殺された。密室殺人だった。
「私達で事件を解決しましょう、天内くん」
「まるでミステリ小説の名探偵みたいだな」
廃部寸前の文学研究会に所属する俺・天内晴麻は、なぜか転校生に事件の調査を依頼される。
そして冷堂も殺された――はずだった。誰にも解かれることのない究極の密室で。
「私を殺した犯人を見つけて下さいね――探偵さん」
不死探偵と“普通”の相棒。再現不可能な殺人事件に挑む学園ミステリー、堂々開幕!
事件の真相に迫る時、君と最後の××をする。
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