不知火警察とはひさちゅう氏の艦これ作品に登場する警察の名を借りた極めて強力な提督護衛システムである。
発足
そもそもは町中をウロつく熟れた狼がショタ提督に対して不穏なロックオンを掛けた事に始まるのだが、この時点ではまだ微笑ましいと呼べるレベルの内容であり、いたいけな少年である提督を守る不知火の姿は可愛気さえ漂うものであった(のち、この事件は那智も仲介に入り無事解決している)。
改編
しかし、自分一人の力でのみ提督を守らなければ警察を名乗る資格はないと不知火が悟った……かどうかは定かではないものの、次に現れた時には何故かメイン画像の如き圧倒的な威圧感を身に纏った恐るべき戦士(ウォリアー)と化していた。日本警察の犯罪検挙率は平成25年度時点で約30%だが、不知火警察の検挙率は90%を超えているらしい。ザッと3倍である、ワーオ。
ここから彼女の活動は本格的にスタートした。
飛躍
不知火警察の仕事内容は原則的に*提督に対し狼藉行為を行った対象(艦娘)に対する制裁*なのだが、その際の基本方針は疑わしきは罰せよである。
近代司法制度の根本原則である「疑わしきは罰せず」に対し真っ向から反逆するものであるが、たった一人で世に数えきれぬ程存在する……かどうかは分からないが、とにかく悪党共を追い払うためには生っちょろい判断基準では取り返しのつかない事になると彼女自身が判断した結果であろう。
とにかく提督に対して僅かでも怪しげな行動を起こした者には問答無用で有罪認定を下す。
それがどれ程微笑ましい光景であったとしても、彼女の目からすれば「司令が何も知らないのを良いことに越えてはならない一線を越えようとしている不埒な輩」なのだ。
激闘
「赤城に対しては誤認定ではないか?」という意見がある……かどうかはなんとも言えないが、少なくとも本組織認定の容疑者となった五航戦の2名に関しては「明らかに提督を籠絡しようとしている」節があり、証拠の少ない段階から内定を進めていた不知火の嗅覚には驚嘆せざるを得ないであろう。
しかし流石に駆逐艦単独では正規空母2人がかりによる圧倒的な攻撃力は防ぎ切れず、この様にしばらくは危ない時間が続いた事もある。
……ていうか最早完全にクロである。疑わしいってレベルじゃねーぞ!
つ、つまる所、このような憲兵の手にも負えない超A級の犯罪者達を処断する事こそが不知火警察の存在理由であり、そんな彼女を無視したまま尚も提督へ対し狼藉を働けばどうなるかというと
こうなる
結論
そもそもが「戦艦クラスの眼光」「お前のような駆逐艦がいるか」と日頃から散々恐れられている不知火さんである。そんな彼女を敵に回した場合の末路などは火を見るより明らかであり、提督と艦娘という間柄、ましてや相手がまだ年端もいかぬというのであればその辺の所をよく考えた上で健全な触れ合いを通して提督の成長を促していかなければなるまい。不知火もそう願っている筈である…たぶん。
禁忌
単に「私のものである提督に粉掛けてんじゃねーぞコラ!」って事なんじゃn(それ以上いけない