概要
8号氏の描く『艦隊これくしょん』二次創作漫画に出てくるキャラクター。
実質的なシリーズタクとしても機能しているため本編の内容についても記述する。ちなみに正式タイトルは『黒い艦これ漫画』(ニコニコ静画より)。
クロノキ提督とは・・・
適当に切りそろえたっぽい黒髪と義手になっているらしい左腕が特徴、本名はクロノキ・オウカ(漢字表記は「黒軒桜花」)。29歳。
日本国防軍総司令部直属の独立治安維持特殊機動部隊(特務隊とも呼ばれる)の司令官であり階級は大佐。作中では鎮守府及び艦娘は民間の警備会社により運用されているが(提督のみは出向してきた海軍軍人であり軒並み高い戦闘力を持つ)、彼の艦隊は正規軍の部隊であり所属艦娘の身分も軍人となる。
特務隊という立場上、もはや鎮守府ですらないのでクロノキ自身も提督ですらないのだが、艦娘を使役する上司なので便宜上提督ということになっている。
輝く資質
荒くれ艦娘(吹雪曰く「ダメ人間」)をまとめられるだけの実力があり、スカイツリーを輪切りにする、武蔵相手に殴り勝つ、海の上を金剛を背負ったまま一瞬で水平線の果てまでダッシュする。
果てには後に部下となったLv500の長門や艦娘を超える力を持つ巨大ロボすら手も足も出ない等と作中最強格の戦闘能力の持ち主。
しかも、任務時は黒い強化外骨格を着用しているがそれに強化機能は無く(汚れてもよい格好というだけ)純粋に自身の身体能力のみでその強さを発揮している。
邪神曰く人間と妖精の禁忌の技術で人外の力を付与されているらしい・・・が流石にマグロを食わない方のゴジラ(作中の発言からFW版と思われる)は全盛期の時に戦っても無理だった模様。戦闘力は200万(強化外骨格込)→89万吹雪。
Fateっぽいステータスでは筋力S 耐久D 俊敏A 魔力B 幸運E 特殊Ex。意外と紙装甲な上に運がかなり悪い。
ダメなもの
脳筋志向とそれを実現できるすさまじい実力を持つ彼だが、その一方でホラーもの(心霊やオカルトを含んだ全て)が苦手という、意外な弱点が・・・。
あるいは、砂糖のことがあまりよくわかっていないなど、戦闘能力に比してよくわからない弱点がそこそこあったりする・・・。
平和のための決戦存在
そんな彼の真の正体が「全ての悪を引き受ける最強の戦士」として生み出された強化人間(正式名称「時間兵器」)である事が上記エピソードにて判明。同型に後述のトウカがおり、また共通の知人にシンヨウという人物がいることから大戦時の特攻兵器の名を与えられている模様。
本作の舞台は元々は艦娘や深海棲艦が存在しない世界であり、それらは異世界よりの漂流現象によってもたらされた。またそれ以前から伝染病やテロの末に世界規模の戦争状態に陥っていたという設定であり、艦娘の技術も元の記憶や人格が上書きされ消えてしまうという人体への害と無人兵器という代替策の確立から対深海棲艦用としては凍結されていたものが戦争用に再利用されたという背景がある。
彼を生み出した研究所は程無く閉鎖に追い込まれ、孤独となった彼を引き取ったのが軍人家系のクロノキ(黒軒)家であり、現在の名前もそこで付けられた。
成長後、5歳年上のクロノキ家長女ユイと結婚したものの、国連職員だった彼女が義父と共に次女とクロノキの制止を振り切って中東を中心とする勢力「共同体」との和平交渉に赴く。しかし、和平を「共同体」内の穏健派の売国行為とする強硬派の襲撃で捕らえられ、公開処刑(しかも斬首)され死別(享年24、義父も強硬派による協議会場襲撃の際に死亡)。
作中でも披露されている常識外れの戦闘力はこれをきっかけに発現した。
温かな時間をくれた家族、それも妻を殺した者達に対する凄絶な怒りが、皮肉にも本来生み出された目的である「最強の戦士」へ覚醒する最後の鍵となってしまったのだ(それでもブランクが長すぎたため、全盛期だったというわけではないらしい)。
その後日本は米英などと「連合」を結成し「共同体」の絶滅を掲げ、ロシアなど旧共産圏による「大陸同盟」も参戦し「大陸戦争」と呼ばれる三つ巴の全面戦争に突入する。クロノキも専用の強化外骨格「桜花」をまとい、妻の仇を次から次へと殺しまくる虐殺劇を繰り広げていった。
その殺戮劇の際に出会った第一世代艦娘の金剛(これが現在の秘書艦となる金剛)をなし崩し的に助けたのを機に虐殺を止め、またその際、金剛の側も彼に一目惚れし、以来常に行動を共にするほどの付き合いとなる。
それが本編開始10年前に起きた一連の出来事であり、彼が文字通りの決戦存在になってしまった経緯である。
ギャップのある世界観
基本的に現代編はギャグだが、過去編はギャグ無しのドシリアスかつ鬱展開ばかり。
逆に言えば過去編でいくらシリアスな事していようとも現代編に出た時点でギャグキャラになってしまう。
なおクロノキ家の次女でもう一人の義姉にあたるユキも父と姉の復讐のため(第一世代の)艦娘に志願したがあるきっかけで記憶が回復したとのことで、「同等の強さを持つ弟」がいるとされクロノキも彼女を知るような言動をみせた長門の師匠と同一人物ではないかと見られており、後に彼女から「駆逐艦にモテる服Mk-75」を押し付けられたことから同一人物と確定した。
戦争は最終的に「共同体」が原因不明の壊滅状態に陥ったことで終結したが、その際中東に次元の穴が開いたことで深海棲艦が急増し、(より強力な無人兵器を温存させる低コストの方法として)艦娘技術は本来の用途で運用されるようになり、クロノキは軍内部の不祥事を取り締まる現在の任務に就く。
その金剛とは現在は同棲関係にあり殆ど事実婚状態。
前述のとおり砂糖の種類も知らない彼が家事をして美味しい料理を作って、就寝の際に一緒に布団に入るくらいの仲だが・・・
この回の金剛の反応を見る限り婚約は未だに出来ていないようだ。亡き妻の存在ゆえであろうか。
量産された時間兵器
量産型のクローンが20人おり、オウカ・イチヤとオウカ・ジューゴは提督をやっている。
オリジナルになった人物も存在しているが、特に険悪な関係にはなっていない。主に時間兵器は強化服とセットで運用されるようであり、脅威的な戦闘能力を発揮する。
強化外骨格 桜花
大戦時に使用していた強化外骨格。12の超兵器ユニットを内蔵している。現代編でも予備パーツをかき集めて修理したものを使用しているが急いで修理したので色々不完全らしい。全ユニットを展開すると時計っぽい見た目になる。
長い耳(実際はオニノイメージなので角)が2本付いているためか、あるいは時計ウサギからの連想か、クロノキ本人含め吹雪以外の登場人物からはウサギ扱いされている。大戦時の渾名「極東の黒ウサギ」は恐らくこれに由来する。
Ⅰ:重力砲ユニット
時間兵器とセットで開発された大量破壊兵器。小型核爆弾に匹敵する最大出力を誇るが、ゴジラには全く効かなかったためクロノキ本人からは不評。
本来時間兵器は加速や時間停止を用いて敵国首都に乗り込みこれを発動させる用途で開発された。
Ⅱ:全方位レーザーユニット
広域攻撃装備。多数の敵をロックし一気に殲滅可能。現代編でもゴキブリを阿武隈の家ごと吹っ飛ばす際に使用された。
Ⅲ:ビームガンユニット
ビーム砲。威力は高いが取り回しは難しい。
Ⅳ:収束レーザーユニット
連発可能、貫通力の高いレーザーを発射する。バランスの良い性能。
イチヤも発動可能らしく、ムカデを阿武隈の車ごと吹っ飛ばす際に使用している。
Ⅴ:キャリアーユニット
ドローン射出管制装置。ドローンを操作してオールレンジ攻撃が可能。
Ⅵ:時間兵器拡張ユニット
しっぽ。時間兵器の拡張及び格闘戦用。
悪魔ちゃんはこのユニットを基に開発されたため、クロノキが装備すると強化外骨格の疑似再現が可能となる。ただし飛ばすのは無理。
Ⅶ:マシンキャノンユニット
実弾武装その1。収束レーザーユニット共々使い勝手が良い。
Ⅷ:電子戦ユニット
サイバー攻撃や味方への支援用のユニット。味方艦娘の強化もできるがクロノキにその気がないため死に機能。
共同体のカンムスのような自我を持たない相手の場合、艤装を暴走させ深海棲艦化させるという使い方も可能。
Ⅸ:近接格闘ユニット
巨大な右腕。実はバリア展開用の防御装置。
後に吹雪が受け継いだと思しき一枚絵が存在する。
Ⅹ:対艦ビームサーベルユニット
本来はソード。威力は高いが消費が激しく連発不可。
日本軍技術部が無理矢理導入したロマン武装だが結構役に立ったらしい。
Ⅺ:キャノンユニット
実弾武装その2。様々な種類の大口径弾を使用可能。
Ⅻ:飛行ユニット
高速飛行、航行用の追加装備。宇宙でも使える。レーザー砲も備えてはいるが基本的に攻撃用ではない。
眷属と王様の鎧
眷属
クロノキが指示可能な人工深海棲艦とその艤装(彼のⅠからⅫの背部ユニットを含む)の事。
名前は古事記や日本書紀の神々(主にイザナミが生み出した神)から取られている。
王様の鎧
彼の強化外骨格とルーツを同じくする(もしくは彼のものを参考にした)強化外骨格や
深海棲艦艤装のこと。
クロノキ大佐の人柄について
特務隊指揮官“クロノキ”大佐
普段から任務に対して真面目な性格っぽいのだがその実世間知らずで天然気質の上に脳筋思考。
おつかいの際に砂糖の種類が沢山あったことに困惑してこの世の終わりのような顔をしながら金剛に電話で助けを請うている。
部下になる前の長門とその所属部隊へ辞令を伝える際に相手側(主に長門)が話を聞かないので戦闘に突入、その余波で辺り一帯を壊滅させてから辞令を伝える等と大分アレであり、その長門と二人のみで任務をする事になった際は「敵陣はこの辺(徳島県観光協会から提供された物で地図上の香川県に丸が付けられているだけ)」「この辺をドーン!だな!」などと言った会話を繰り広げている。
長門との一悶着(カンコレンジャーの人事通達)の際の生身によるレンソウオーとの戦闘がきっかけで男の子からの人気を集め、弟子入りを希望する天龍や木曾が急に増えたという。
―軍人“黒軒桜花”―
連中に情けを掛けてやる理由はないが、我々は善良な国民の願いに報いる義務がある。
君達が連中の更生を望むであれば我々は国民に還元するサービスとして更生の機会を用意しよう。
天然で脳筋なイメージでマスコットのような扱いを受けるクロノキ大佐だが、非常にバランスの良い軍人意識を持ち合わせていることは、あまり話題に上ることは少ない。このセリフがどこで出てくるかは読み進めて探していただくとして、軍人の任務を“国家に納税する国民が還元されるべきサービスの一つである”として認識している描写は、今の“黒軒桜花”大佐が職業軍人として、将校として、健全な軍人意識を保っていることの証左であろう。マスコットな面に隠されて語られることの少ない彼の一面を、上記の経緯も含めて第一話から読み解く事も楽しみではないだろうか。
クロノキ大佐率いる特務隊の面々
秘書艦(副司令)を務める27歳独身。上記の通りクロノキの内縁の妻状態。自宅ではフレンチクルーラーと電探カチューシャを外し、メガネをかけている。
金剛だが、テンションはかなり低い。曰く、「27歳であのテンションを維持するのは辛いものがある」との事。
巫女風の衣装ではなくジャージを着ているのは箪笥に放り込んでおいたら虫に食われてしまったため。秘書艦としては上記のメガネ姿にスーツ着用でクロノキに帯同することも。
一応、レベルはカンストしているのだが艤装は改二ではなく改のものを使用している。その理由は改二の衣装がキツくて着れないためである。なんでも全盛期に比べると9kg増量してるとか・・・ってうわなにするやめ(ry
実は艦娘技術の最初期の実験体「第一世代艦娘」であり、艦娘となった際に以前の記憶や人格を失い戸籍も抹消されているとのこと。
初代の金剛ということで後進の金剛にとっては先輩にあたる。
後輩想いで後輩の結婚式に参加したり、後輩金剛とその妹達から金剛サイン(全国の金剛型艦娘のみが利用出来る緊急連絡手段。と言うかただのline)を受ければすぐさま駆けつける。
が、結局クロノキに助けられる。こんなんだが後輩からは愛されているらしい。
同世代の最初期の金剛型とは血縁は無くとも姉妹として接してきた。
だが、榛名(彼女のみ血が繋がっている模様)とは現在までの10年の間にクロノキを巡って女の戦いと言う名の暗闘を繰り広げ、最終的には榛名を制してクロノキをゲットし、以来関係が途絶している事が(殴り合いによる最後の決闘の際、榛名が金剛に毒を盛ると言う卑劣な手口を使っていた事も併せて)龍驤の口から語られている。
上記の通り榛名とはクロノキを巡って争った関係ゆえに、後輩金剛と共に榛名改二の実装を何度も妨害していた。
余談だが、当の榛名(25)も姉と同じ理由で改二化に失敗している(しかも、本来の衣装を虫食いでダメにしてジャージ姿であるところまで姉譲り)。実は前述の個人情報は榛名が全て覚えているが、わざわざ教える必要はないと黙っている。
なお、クロノキの亡妻の事は軍属となった後に知ったようで、彼との結婚を急いでいないかのような節もないことはない。ただ、1部終盤からは吹雪達を自らの子供の様に大事にしている場面がみられるようになり、特に2部に入ってからは自分の事はあまり気にせず、ローソン編で吹雪がピンチに陥った際には真っ先に駆け付け、熱を出した際には離れず看病を続けるなど、何があっても子供たちの事を一番に優先していた。序盤のような体重や年齢で動揺するシーンも少なくなり、精神的にも少し成長がみられている。
戦闘力は7万吹雪。怠け癖がついた結果この数値に収まっている。
だが本来は戦闘要員ではなくクロノキの補佐が主任務であるのこと(戦闘が全くできない訳では無く、臨時でクロノキと共に戦闘行動を行ったことはある)。
後に「金剛ネットワーク(元ネタはコーポ氏の漫画に登場したもので「全国の金剛と情報をやり取りする事で、より高いレベルでの提督ライフを送る」為のネットワーク)」も利用している事が判明。
瑞鶴が起こした「ちんコレ騒動」では真っ先に任務放棄した。理由は本人曰く「(クロノキ以外の)他の男に興味は無い」から。
なお、クロノキも金剛のことを「家内」とまれに呼んでおり、彼も金剛を配偶者として認めている。
戦闘隊長。金剛と同じく27歳独身で、やはり艦娘の最初期の実験体で過去を喪失している「第一世代艦娘」。この歳では衣装が恥ずかしいためジャージ姿も多く、同様の理由で髪型をポニーテイルにしていることもある。
ホスト通いで多額(判明している時点では600万)の借金を作ったのが原因でクロノキに引き取られた。
艦娘としての能力や記憶を単なる道具と見なしており、ロシア製のSu-33や空軍の主力戦闘機、果てはエースコンバットシリーズの機体と、全く無関係なジェット戦闘機(のミニチュアのドローン)を主力にしている。艤装のアシスト無しで扱えるのは自身の戦闘機に対する造詣と戦後空軍に所属し磨いた高い操縦技術の賜物。因みにプロペラ機には興味を持っていない。
実は中佐の階級を持ちそれなりに高収入ながら未だに殆どホストにつぎこんでいる。
その理由は自身の空虚を埋めんがためであり、本人曰く「金で買ってでも温もりが欲しい」との事。
部隊内では提督、秘書艦に次ぐナンバー3格で、訓練での教官的な立ち位置にいる模様。
現在使用している大人のオモチャは『ねじれドプケラドプス』。また夢の中で『ゴマンダー』なる代物に手を出したらしく恐怖のあまり飛び起きている(曰く「人としてアカン」)。
海軍ハッピーランドの名を聞くと、「捕まった時点で即自決する」と即答したり、ほっぽちゃんの訓練を急遽実施して見学の参加を逃れるなど、実情については以前から知っていた模様。
戦闘力は所属艦娘で最強の35万吹雪で、実戦ではクロノキに次ぐ序列となるが潜在能力は最低。
それでも戦闘隊長として現在の戦闘力を得ているのは、努力と経験を積み重ねた結果である。
子供好きな一面もあり、飛行機好きの6歳児ほっぽちゃん(後述)に懐かれている。
最近は彼女の育成に夢中になるとともに何らかの使命感に目覚めたらしく、ホストクラブには行かなくなった(ただし、借金は払っているので金欠であることには変わらないのだが)。
ちんコレ騒動ではホストにハマりまくっていた過去の自分に戻ることを恐れ(同時にほっぽちゃんの育成もできなくなることから)、「確実に戻ってこれない」との理由で任務を即刻辞退している。
本名は『藤田ツバキ』
クロノキ曰く「変な宗教(後述)」に入って予算を横領(更に間違って魔犬ポイポーイを召喚し、鎮守府を1個滅ぼしかけたことが後に判明)したため、特務隊送りとなった。
年齢は21歳。
現在も信仰を続けており、クロノキに鎮守府の四方にまるゆ像を建てるよう提案したりしている。
瑞鶴曰く、以前、クロノキでなければ倒せない代物を召喚した事があるらしい。
頭部の艦橋が、タイコンデロガ級やアーレイ・バーク級(イージス艦)のレドームになっていることがある。この他に艤装にも特殊な改装が施されており、戦艦ル級適性があり私服姿がそっくりなこと、衣装も最新話では暗色系の着物になっていることから所謂改黒と考えられる。少なくとも航空戦艦であり、また赤城の適性も持っていたため吹雪に戦闘機操縦訓練のアドバイスとサポートをしている。
SUMOUには多少の心得があり、ハッピーランドについても知っているらしい。
実は特務隊で一番美人(ニコニコ静画キャプションより)。資産家の娘で、妹がいるが艦娘ではない。
休日にはバイクでのツーリングをする程のアウトドア派で、逆にゲームが苦手。それゆえにちんコレ騒動の際は戦力外として除外された。
実は運が30あり、不幸の正体は只のノイローゼ。前述の鎮守府壊滅も魔犬ポイポーイを(スタッフが)倒したことで結果的にモグモーグ様の封印解除に成功し、彼(?)のカウンセリングの結果まともに立ち直るという悪運の強さを発揮している。
最近のエピソードで判明した事だが、イザナミ社に務めている父と祖父によって勝手に縁談を組まれた事で長年の不満が大爆発し、婚約者を殴り飛ばした上、報復として父と祖父が使っていた部屋を徹底的に破壊した後、バイクに乗ってそのまま家出していた事が判明する。
因みに特務隊送りの原因となった予算の横領や使いこみはイザナミ社上層部にいる父への嫌がらせも兼ねていたらしい(これについてはクロノキが既に揉み消し済み)。
また、知らなかったとはいえ、伊勢型改二装備の最重要データまでも破壊していた。
余談だが当時の婚約者は彼女の意志を尊重し、己が泥を被る形で縁談を断るつもりでいたらしい。
信仰している神の名は破壊と混沌の邪神モグモーグ様。
邪神だが人の不運を食らって力を増す異質な存在。
無害どころか有益な邪神様であり、一部のファンからは「正義の邪神様」とも呼ばれている。
最近はほっぽちゃんに算数を教えたりとかしているらしい。
さらにまるゆが(あくまでも作中の設定だが)モグモーグ様の眷属である事も明かされた。
戦闘力は7000吹雪。
本名は「野水アサミ」。
19歳で、転属になるきっかけの事件当時も同年齢でありまだ所属して日は浅い模様。
瑞鶴とも瑞鶴改とも異なる特殊な艤装を装備している。
これは後述の吹雪と同じく、改黒へ改装されている為である。
以前居た鎮守府で(事故で)姉の翔鶴の着替えを覗いた提督にお灸をすえるべく執務室を爆撃した所、そこには提督ではなく視察に来た陸軍海軍双方の将軍が居たため逮捕されてしまった(当の標的であった提督は買出しのために外出中で、帰って来た所にこれを目撃してしまう)。
だが、裁判中に人手を欲してやってきたクロノキに助けられ今に至る。
吹雪曰く「コンビニの冷蔵庫に入って破滅するタイプ」。
長らく金剛以外も普段はジャージやパーカーなどラフな私服でいる隊内(吹雪や長門もなじんでからはそうしている)にて唯一常に艦娘の衣装姿でいたが、衣装がきつくなってきたためかちんこレ編の辺りからラフな格好になった。
吹雪に弟がいると知ると激しく食いついたことからショタコンの疑いが発覚し、最近のエピソードでコミケへショタ本を買いに行った事から、確定的となった。
使用している大人のオモチャは『ももいろ落花生ちゃん』。
余談ではあるが、負傷した陸軍の将軍はクロノキ(実際には陸軍元帥)曰く「海軍の小娘如きの攻撃で手傷を負うような将軍は鍛え直しも兼ねて北海道送りだ」そうな(海軍の将軍については言及されず)。
戦闘力は1300→1450吹雪。だがクロノキ曰く「実際に戦えば吹雪に負ける」とのこと。
事実、何だかんだで吹雪が着実に戦闘経験を積んでいるのと、瑞鶴自身が訓練をひたすらサボる上に戦闘で頻繁に手を抜くという、金剛よりも性質の悪い怠け癖の持ち主である事が完全に仇となり、最近のエピソードで遂に吹雪に追い越されてしまった。
なお、龍驤不在間の訓練のサボりは程無く龍驤の知る所となり、5-5を一人で二十周するという特別訓練の刑を科せられ、龍驤の監視の元で駆り出される羽目になった。
因みに潜在能力自体は特務隊最強(というかチートレベル)なのだが、
本人に向上心が全く無いため、覚醒はしないらしい。
かと思ったら意識をダイブインさせるVR式の恋愛シミュレーションゲーム「鎮守府コレクション」(略してちんこレ)にドップリ嵌り込み
架空の世界で理想の提督とイチャイチャするために現実世界の適正や才能を再現するゲームの仕様も相まって課金の力でリアルの才能をゲームの中で覚醒させてしまった。
しかし全財産溶かしてしまったため後輩の吹雪に世話してもらう羽目に。しかしこれが善の方向から吹雪を引っ張る形になり結果的に彼女にとってもプラスになっているという。
「10年後の自分と仲間たち」を夢で見て、自身のあまりにもアレな様子に絶望しかかり、ダイエットや艤装の手入れなど「真面目な努力」をし始めている模様。
が、元々の性分から長く続くかは疑問。(覚醒はしないと言い切られているし)
しかし、ローソン編の終盤で吹雪の激励を受けてとうとう虹彩が「虹」に覚醒してしまった。悪魔ちゃんの内部に格納されていたデータと併せて、吹雪の艤装を突貫で作成するとんでもない能力を見せ付けた。
また、自身の能力(艦娘の能力を含めて)が地球を廻る水の様に淀みなく循環している事を理解しており、吹雪とシロガネを驚愕させた(能力の規模が大きすぎる割にローリスクの最大効率で利用しているうえ、そもそも吹雪たちは艦娘の力そのものの本質にはたどり着いていなかった)。更にシロガネの心の底でかなり辛そうに抱えている『他の誰かの記憶』を確実に捕えており、断られたもののこれを外そうかと提案までした。
プロトタイプ編に登場した最強最悪の存在との関連性は現時点では不明だが…。
主人公で訓練学校を卒業したばかりの新人。本名「上坂レンゲ」で15歳。
提督の人外っぷりや他の艦娘のダメ人間っぷりに振り回されたり突っ込みを入れたりする苦労人の常識人。着やせするタイプ。
だが、実は自身にも非常に問題があり、訓練生時代に同期の駆逐艦娘らにトラウマを植え付けたり、ヲ級を生きたまま解体したり、とてつもない毒舌をさらりと吐く等、本性は並み外れたサディスト。
これが原因で訓練生で唯一、クロノキ率いる特務隊入りとなった。
それゆえにモグモーグ様でさえ認める邪悪な魂の持ち主なのだが、本人は激しく否定している。
また、当初は海軍ハッピーランドのハッピー妖精達に対して食われかかったりもしていたが、アニメ提督との一件を経てハッピー妖精達からは逆に「ボス」と畏れ敬われるようになってしまった(ただ、しばふ村を襲ったテロリストの矯正を要請したり、クリスマスプレゼントで肉類を届けるなど、邪険にはしていないようだ)。
通称邪悪な吹雪。
任務で艤装が破壊されてから吹雪改黒へと改装され、その際ケッコンカッコカリをし(作中では単にレベル上限を引き上げるだけの意味しかないが)、更に尻尾型艤装パーツ(命名「悪魔ちゃん」。自意識を持っており、唐揚げが大好き)を一時的にクロノキに貸与した際に彼の力が流れ込んだため、レベル上限が200に上昇した。
戦闘力は700→1000→1150→1500吹雪。数値こそ当初は最弱だったが、着実に戦闘経験を積んでいることと純粋過ぎるほどの残虐性、そして真面目な努力家と言う面も持っていた事で、瑞鶴を追い越すまでに成長した。
ちんコレ騒動の際、他の4人がダメ過ぎた事による消去法で任務に就く事になった。
瑞鶴の予知夢中の10年後には心身ともに成長し、特務隊第二部隊のウエサカ隊長としてブイブイ言わせてる模様。
実はプロトタイプには影も形もなく、「野郎を主人公にしても微妙」という理由から生み出されたキャラクターだったことが判明。一応プロトタイプにも吹雪の登場予定はあったが、そちらはフブキ・オリジナルと未来のウエサカ隊長の部下にスライドされたので別人。そのためか世界観完全無視で自分のためだけに戦う。
それでも自分の周囲の人間には笑顔でいてほしいと語るなど、善良な一面も持ち合わせている。
ユウトというカンコレンジャー大好きな6歳の弟がいる。後述のほっぽちゃんのクラスメイトなので実家は木更津にあると思われる。
彼は元々ブラックレンジャー(長門)がお気に入りだったが、クロノキがレンソウオーと生身で戦った回を見て以来、クロノキもお気に入りになったという。
理由はどちらも「強くてかっこいい」からだとか。
本名は『佐倉ナデシコ』
年齢は23歳と、金剛・龍驤より若い。
元々は生放送特撮番組『カンコレンジャー』(作中のニチアサキッズタイムはいずれも艦娘同士の抗争を扱うノンフィクション)に出演していて、レベルも500を超える強者だったが番組(第1期)の最終回でレベル1に戻された上でクロノキ提督の鎮守府(=特務隊)に人事異動させられた。
理由は番組内での戦闘で街を壊しすぎたから。
特に彼女の出した被害は大きく、その補償費用で長門改二の予算が吹っ飛んでしまったほどである。
性格はかなりの脳筋(実妹の陸奥が敵組織の幹部だったと知っても「難しい事はよくわからない」の一言で問答無用に攻撃する、等。陸奥も姉の脳筋について熟知はしている)で、それゆえに引き取り手が特務隊しかなかった。その脳筋ぶりが潜在能力の高さを打ち消し、適正を少し下げているらしい。実は頭もいい(9歳で大学を卒業したホワイトレンジャー島風と同レベル。後述の通り強化外骨格の改造も自力でできる)が思考回路が物理100%と非常に無駄遣いしている。
第一世代艦娘の「伝説の長門」であった女性軍人を師と仰いでいるが、基本的に駆逐艦に好かれることばかり考えているダメダメな似たもの師弟関係の模様。
最初は(彼女的に)闇の世界の人間であるクロノキの部下になる事と駆逐艦の居ない部隊に行く事を断っていたが、駆逐艦の吹雪が居る事を知ってからあっさり手のひらを返した。
任務自体は脳筋な彼女の性に合っていたと見えて、結構ノリノリで参加している。
カンコレンジャーだった時はブラックレンジャーだったので黒い衣装を着ていたが、異動後には長門改RXとなり、師匠の強化外骨格の発展型試作品を自分で改造したものを使用している(普段は機能をオフにしており、単なる防護服として使用)。またレベルも300を超えるまで上がっている。
もっとも、そう言った点以外はビッグセブンの名に相応しく仲間思いの良い艦娘のようだ。
また、吹雪の弟ユウトに向けてブラックレンジャーとして「未来の正義のヒーローの活躍に期待している」とメッセージを送ったこともある(その際、吹雪は「ウチの弟の将来を勝手に決めないで欲しいんですが」と困惑顔だった)。
クロノキも「救う側の人間」と評しており、汚れ役には加担させていない。
現在の戦闘力は13万吹雪。ブラックレンジャー時代の戦闘力は不明。
普通に強い上機密事項にもそれなりに触れているため、普段の言動とは裏腹にシリアスにも結構絡む。なお、ちんコレ騒動の際、「殴ればいいんだな!」と言ったため、即座に外された。
本名は『アリューシャ・D・ダーウィン』
6歳。アラスカ州出身、木更津在住の小学生。両親は彼女が物心つく前に死別しており、爆乳の姉(おそらく港湾棲姫適正持ち)と2人で暮らしている。
ゼロをくれると聞いて会いに行った龍驤から震電をもらう。その後動かし方を習ったところ初見で瑞鶴の烈風改を撃墜(しかも後述の通り完全マニュアル制御にもかかわらず)したため龍驤に才能を買われ弟子入りする。
その後はクロノキに神速で動く方法、長門にカッコイイ変身ポーズ、モグモーグ様に勉強を教わって順調に成長している。また処分後のドスコイ鎮守府にも出入りしている模様。
最近では実戦投入もされているが、龍驤の配慮で正規軍人ではなく「次世代艦娘用艤装開発の協力員」という立場となっている。
性格は年相応に純粋無垢で、向上心のある天才。しばふ村にも普通に入れる。この歳で6人の男子に惚れられている。そして約束された巨乳。約束された巨乳。言葉は要らない。
艦娘ではない(適正は高いが全て深海棲艦)ので、補助AIによって動かす次世代型の艤装を用いている。このため艦載機は記憶技術補正のない完全マニュアル制御であり、実はベテランの空母ですら滅多にやらない難易度の高い方法である。
戦闘力は0.5→100→25万(瑞鶴の夢の中)吹雪。悪魔ちゃんを装備すると(幼女+しっぽの効果で)クロノキや人形遣いでも手を出せない作中最強の存在と化す。
最近になって自分用のしっぽ「かいじゅーちゃん」をクロノキから貰った。防犯ベル兼ボディーガードだが緊急時には敵を消し炭に出来る。キャベツが大好き。
なお、彼女から菱餅を奪うと、全力全開の龍驤が報復にやってくる。
龍驤もほっぽちゃんの育成に何らかの使命感を見出しているようである。
特務隊が戦った提督たち
吹雪が海軍ハッピーランドのボスになって以降はハッピーランド行き=吹雪配下になる事になった模様。
下松夏 長久(したまつげ ながひさ)(28)
ラバウルに勤務する、下まつげが長い男性提督。艦娘は皆特別で大切な仲間であるという考えを持っており、私費を投じて所属する全ての艦娘とケッコンカッコカリを結んでいる。指揮能力も高く、激戦区において高い戦果を挙げている。
前大戦中はまだ訓練生の身分のため無茶もできず、核シェルターで留守番を任される事なり、所属長であるサキモリ隊長の出陣を見送った。この頃からわが身を呈して人を思いやる優しさを見せていた。ちなみに、名前の読みが大百科上で「ながい」のまま数年間放置されていた。
趣味は下半身を露出すること。
海軍ハッピーランド送りが決定された後抵抗するも吹雪に股間を撃ち抜かれて仕留められた。後にハッピーランドのボスとなった吹雪の命令で瑞鶴の影武者をやる事になった。龍驤曰く「本物もその半分くらいやる気を出してくれたら…」。
クロノキを「極東の魔犬」と呼んでいたが、後に人違い(というか本当に犬だった)ことが判明。
宿 瑞夫(すく みずお)(26)
ラバウル所属。提督としての技量は申し分なく、艦娘たちを大切にする優しい性格。
スク水拳法の伝承者。趣味はスク水姿で小学校に侵入し、廊下を徘徊すること。
スク水拳法で吹雪の艤装を半壊させるが、部下である卯月を人質に取られて逆転され敗北。
その後吹雪が豚汁にして弟に食べさせた可能性が浮上していたが、後に吹雪によって制圧されたハッピーランド送りとなって、群馬鎮守府より送られたスカー大尉と戦っている様子が睦月改二・如月改二実装記念回にて確認された。また、後にハッピーランドのボスとなった吹雪の命令で吹雪の影武者をやる事になった。龍驤曰く「うちの吹雪はそんなにモチモチしていない」。
検挙された4人の男性提督で唯一、前大戦中編の第113話でその姿が確認できないのは、当時訓練生であった下松夏よりも2つ年下のため学生であったと考えられる。
ドスコイ(55)
次世代のSUMOU教導艦を育成するドスコイ鎮守府の提督にしてSUMOU協会上級力士。凋落の一途を辿るSUMOU人気に絶望し暗黒面に落ちてしまった。最強のSUMOU教導艦を復活させるべく全国からチャンコエナジーを集め人造SUMOU教導艦メカ日向(戦闘力20万吹雪)を完成させるもメカ日向の裏切りで倒れ、逆に説教された後、捕縛される。本編ではアホな理由で捕まったが、実は前大戦における死闘を潜り抜けており、手練の提督であることが明かされている(第113話『夢の残骸(後編)』参照)。
その後、鎮守府を引き継いだメカ日向がSUMOU再興に尽力している。
後にハッピーランドのボスとなった吹雪の命令でほっぽちゃんの影武者をやる事になった。龍驤曰く「汚物を見せるな!」。
艦これアニメの提督。9話の鎮守府壊滅の際に行方不明となっていたが、実はハッピー妖精に拉致されていた。ちなみに女性。
回収したは良いが持て余したので主人公の吹雪が助けを求められ、当初は「すぐ戻せ!」と言っていた彼女も目を覚ました提督の変態発言に逆上。銃で撃ちぬいた上に妖精へエクストリームハッピー行きを命じた。ある意味吹雪がハッピーランドのボスとなった原因を作った元凶とも言える。エクストリームされたためか再登場はしていない。
エクストリームされたアニメ提督の代役は吹雪が後述の福山雅治(ペンギン)に命じ、彼の活躍によって艦これアニメはバッドエンドを回避することとなる。
スカー大尉
群馬鎮守府の提督の弟で、兄がヌーの群れに巻き込まれて入院している隙に鎮守府を乗っ取って圧政をしいた。特務隊が戦った人物の中では珍しく人望がないブラック提督だが、幼少期を福岡で過ごしたため戦闘能力および指揮能力は高い。特務隊の吹雪と提督王カードゲームで決闘し破れる。その後群馬鎮守府は前提督が高齢だったこともありクロノキ提督のクローンであるオウカ・ジューゴが引き継ぎ、彼はハッピーランドに送られた。後にハッピーランドのボスになった吹雪の命令で悪魔ちゃんの影武者をやる事になった。龍驤曰く「お前がやってもキモイだけや」。戦闘力5300吹雪。
ちなみに、前大戦に触れた第113話では生身の人間にもかかわらず部下と共に、共同体の生体兵器に対して対艦刀で切りかかる猛攻を見せつけた他、核攻撃を受けて放射性物質が蔓延する街中でも冷静さを失わずに、取り残された子供や怪我をした同僚を救出するなど、とんでもない武勇を持つ人間だった。左目の傷も大戦時に出来たものと考えられる。
ミズキ ショウコ
ラバウル所属の提督で、秋雲先生の本を読み啓蒙が高まった結果、新世界の扉を開いてしまった。全世界にBL(濃厚)をの輪を広げるべく活動しており、千代田、瑞鳳と共に彗星に積み込んだ「最上くん×ガリ中年 ぐっぽぐっぽグギュルルバァ」をしばふ村に投下しようとしていた。しかしながらちょうど別任務でしばふ村に来ていた吹雪達によって阻止され、ライトハッピーで再教育されることになった。なお、ハッピー妖精からの最初の命令が「ボスヘノ忠誠ヲ誓エ!」だった。
見た目が完全に空母水鬼なので恐らく適性があると思われる。学生時代はサークルの姫だった。
その他キャラクター
オウカ・ジューゴ(桜花015号)
20人居るクロノキ提督のクローンの1人。
クロノキに誘われて群馬鎮守府の提督をやることになった。その際ケモノな格好にされたが満更でもない模様。元々来てた服は羽黒に奪われ…保管された。
オウカ・イチヤ(桜花018号)
20人いるクロノキ提督のクローンの1人。ジューゴより先に提督をやっている。
遠征・対潜要因として駆逐艦娘の求人を出しているが、鎮守府にやってくるのは戦艦(ショタコン)や重巡洋艦(ショタコン)や空母(ショタコン)ばかり。
戦闘力25万吹雪。オリジナルと違いおつかいはちゃんとできる。
九重トモエ
宿毛湾所属の新人提督。23歳。士官学校を首席で卒業し、着任後ごく短期間で4-4まで突破したエリート。昇進して大尉になった。
ヘテロで性癖も普通なのだが艦娘含め女性にばかりフラグが立つ。本人は素敵な男性との恋愛結婚を望んでいるが職場環境ゆえに出会いがない。処女。
現時点ではクロノキのお気に入りなだけのただの脇役なのだが、彼を「おじいちゃんそっくり」と話していること、クロノキのベースとなった軍人が存在すること(現在離島で隠居しており消息不明)、クロノキが保護された際に九重大佐と呼ばれた人物が居り、その時一緒に居た人物の中にクロノキのオリジナルである人物が居る事、発掘されたプロトタイプでのクロノキポジの人物の名前が「九重クロウ」だったことなどかなりの伏線を孕んでいる。
戦闘力100吹雪。レールガンも撃てる。
デカブリスト
現ロシア軍少将にして同盟の英雄。最初に流れ着いた艦娘の一人で、元は名前から判る通り駆逐艦響。特Ⅲ型の徽章を4つ付けており、3つは姉妹艦の形見。犬ぞりにのめり込んでいるが腕前は小学生チームに敗北するレベル。柴ドッグ提督を勧誘したが断られらた。
大戦中は同じ世界から流れ着いた雪風を追っており、彼女を倒したことが最大の功績とされているが、実際に殺したのはクロノキ(曰く「汚れ役を押し付けてしまった」)だった。
実は純粋な戦闘力はクロノキより遥かに高い(クロノキは長いブランクがあったため)。ちんこレでは単騎且つ無課金で瑞鶴の大量のビットを圧倒した。
叢雲センパイ
陸軍所属の33歳独身。コードネームは「ブリザード5」。並行世界では叢雲に相当し叢雲としての適正もあるが、彼女は艦娘ではなく強化人間。名前は剣の方の叢雲から来ている。
大戦時はクロノキや金剛、人形遣いと共に怪物部隊と呼ばれた日本軍特殊部隊で活動していた。大戦末期に負傷して後輩共々帰国したがそのおかげで核自爆を免れ現在に至る。
外見は黒髪マッチョな叢雲で、バレンタインで叢雲コスをしたら太い手足がすごく浮いてると後輩に言われた。現代編に出てしまうとギャグキャラになってしまうのでクロノキとの接触を避けていたが、バレンタイン限定グラフィックが実装されてしまったせいでこのありさまである。更に叢雲改二で実装でまたコスプレすることになった。ただ10年前も金剛と一緒に空母ババアを空母ババア呼ばわりしたり、彼女の人形に落書きする程度の茶目っ気はあった。
その後戦闘で骨折して暇だったのでちんこレを始めた。後輩そっくりな提督を作ってこっそり素直になる練習をしている模様。
戦闘力50万→40万吹雪。見た目こそ屈強になったが全盛期は過ぎたらしく本人は衰えを感じている。
後輩君
叢雲の後輩。30歳。押しの弱い下っ端だが怪物だらけの部隊の中では唯一の真人間だった。戦闘力28万→55万吹雪。窮地に陥った先輩を助けた際に無茶しすぎて左手は義手になっている。
長らく顔の設定を考えてもらえなかったが結局イケメンに落ち着いた。ここぞという時に先輩を押し倒せずズルズル10年経ったヘタレ。
人形遣い
本名は『加城 紫翠』
怪物部隊と呼ばれた日本軍特殊部隊の一員。戦闘機から無人機の大軍を制御して戦う戦法を取る。戦闘力140万吹雪。遠隔操作タイプのくせに本人が一番強い。中身は空母おbお姉さん。普段は空軍で働いている。過去編で35歳、現代編では45歳。自分の事を空母お姉さんと言ってはいるが、本人以外説明文含めて誰ももちゃんと空母お姉さんと言っていない(「空母おbお姉さん」と空母おばさんと言いかけて訂正するか、「空母ババア」と言われるか)。実は既婚者で、過去編時点で既に子供もいる。桜花が黒軒家に引き取られる際に一緒にいたため、彼のことは幼少期から知っている模様。その外見とある過去編での台詞から、深海棲艦の空母棲姫に相当する人物と思われる。
狂犬(ラビドリードッグ朝潮)
元の世界への帰還を試みる漂流者によって結成された武装組織「暁の水平線」の幹部とされている存在。禁止領域で同じく漂流者の伊勢を襲っていたところを後輩君に見つかり、叢雲センパイに手足をへし折られて暇になったのでちんこレを始めた。現代編では漂流者なので少なくとも艦娘であり、ちんこレのアバターとHN「ラビドリードッグ朝潮」から朝潮と思われる。
23歳。年上好きのマゾで、ちんこレではドSな老紳士提督と日本庭園(銀レア)で暮らしていたがショタジジイに錬成するためとして瑞鶴に奪われた。シリアスしてたのに主人公サイドと接触してしまったせいでこのザマである。
雪風大佐
少なくとも2人いるため両方について記述する。
一人目は過去編に登場。デカプリストや吹雪オリジナルのいた世界の艦娘だった。元いた世界を救うために仲間の死体と、それを基にしたクローン艦娘「カンムス」の技術を引っ提げて共同体に接触する。
その後は共同体の中心人物として貧困と紛争に喘ぐ人々を助けるために活動していたが、軍事力増大によって大国と軋轢が生じ、更に共同体内の過激派による核攻撃を防ぐことが出来なかったことが決定打となって全面戦争に突入。その末期にクロノキによって殺害された。
「通勤中に迷子を見つけた際に見逃せず保護者を探して遅刻するタイプ」と評されており根は悪人ではなかった模様。
二人目は見た目は子供、中身は四十路の独身女の奇跡の幸運艦。ショタコンでブラコンだが弟はいない。駆逐艦バトルを運営、管理する監視者でもある。戦闘力8000吹雪。明石の開発した生体兵器「ダム・オブ・ザ・ビーバー(戦闘力10000吹雪)」等の下僕を所持している。邪悪な吹雪の存在は知らない模様。
暗躍が一段落したのでちんこレを始めたらドハマりしてしまい、ガチャに7万突っ込むも目当ての実弟ショタ提督は引けなかったが、運良く実弟ショタ提督を手に入れたプレイヤーが居たので所有権を奪った。しかしながら瑞鶴に目を付けられてしまい、同じ幸運艦同志相性が致命的に悪く奪われてしまった。
一人目との関連性は現時点では不明だが、デカプリストの発言や共同体のムサシの存在から、記憶を引き継いだクローンであることが示唆されている。
最近投稿された過去編にて連合所属の丹陽が登場したが、年齢やちんこレでの動向が異なるためこちらは恐らく別人。
青峰 藤花(アオミネ トウカ)
クロノキと同じ時間兵器の一人で、トウカ型のオリジナル。29歳。
クロノキ提督やオウカ型と同様に彼女とそのクローンであるトウカ型も時間兵器が使用可能。戦闘力70万吹雪(スーツを含めると185万吹雪)。
現在は提督業をしており、陸奥、大鳳、Z1、Z3、Roma、扶桑姉妹と一見するとレア艦が多いが、実は不幸艦ばかりの艦隊となっている。
彼氏をマントヒヒのヴィヴィアンに寝取られた後新しく彼氏が出来たのだが、今度はニホンザルのハナコに寝取られた。ヤケを起こして冗談でクロノキにもアタックをかけるが「え、ヤダ 金剛がいい」と即答され振られた。
彼女の登場回は普通の白黒漫画なのだが、途中クロノキとトウカの目が一コマだけカラーになっている。クロノキは完全に紫だが、トウカの方は赤みががった紫の目になっていた。
Fateっぽいステータスでは筋力A 耐久C 俊敏A 魔力A 幸運V 特殊Exと、クロノキに比べやや防御寄りのステータスで運がひどいレベルで低い。
不運なことは不運だが家族や部下には恵まれており不幸ではないことがモグモーグ様から指摘された(そういう意味で不幸なのはむしろクロノキ)。しかし不運なことには変わりないため結局利害の一致から艦隊揃ってモグモーグ教に入信した。
猿堂 勝(エンドウ マサル)
並行世界から流れ着いた艦娘達を集めた鎮守府の提督で、自身も漂流者。29歳。
今の所、摩耶と隻眼の時雨以外は誰か居るのか不明。元居た世界では彼の率いていた艦隊は深海棲艦との戦いに勝ち、見事戦争に終止符を打った。深海棲艦との、戦争には
初登場は多分23話『鎮守府の日常その2』。資材にこんにゃくを混ぜて麻耶に怒られていた。
いい加減な性格だが、この世界に割り切って居座れる図太い神経を持っており、所属の漂流者達にとっても心のクッションとなっている。
足長 継衛
初出は第九十五話の『母の子守歌』で、日本お艦組合のストライキで立てこもった鳳翔さんを、子供同然にかわいがっている睦月と一緒に連れ戻しに来ていた普通のT督だった。
実はその睦月は、大戦中に核爆発で建物の下敷きになった、瀕死の夫婦から足長へ託された子であり、彼が両親に対して命を懸けて守ると約束していた事が第113話『夢の残骸』で判明した。満身創痍になりながらも睦月を守り切った足長の懸命な姿に読者の多くは涙した。
福山 雅治
海軍ハッピーランドで働いていた名前だけはイケメンの失敗ペンギン。
年老いた母親がおり、母親にマッサージチェアをプレゼントするために貯金していた。
吹雪がアニメ提督をエクストリームハッピーした際に後任の提督として指名され、アニメ鎮守府を指揮する事になる。
その後、アニメ11話終了時の危機的な状況に艦娘達を救うために自らの身銭を削る形で戦力増強を決断。貯金していたお金をすべて使って手に入れた資源をフルに活用して大型建造を繰り返したのち大鳳の建造に成功、12話までの1週間を大鳳の養成と装備の開発に注力し、資源をすべて使い切ったものの吹雪の陰ながらの助力とモナカマンの尊い犠牲により、アニメのバッドエンドを回避する事に成功した。
なお、マッサージチェアは後に吹雪からクリスマスにプレゼントされた。
シロガネ ミナト
ローソン編にて登場した謎の男。
ローソンへは「待ち合わせで来た」と話しており、居合わせた吹雪と共に行動する。
初めて会った吹雪に「カネシロ ミナミ」と名乗り、普通の優しいお兄さんとして接していたが、深い領域まで艦娘の記憶に繋がっているアイオワや艦娘の記憶を無尽蔵に引き出すことができる才能を持つ瑞鶴にはただならぬものが見えるらしく、様々なリアクションを受けている。
過去編に登場した髑髏の男と同一人物であり、デカブリストの反応やシロガネ自身の過去の記憶などから、雪風大佐やデカブリストが漂流してくる前の彼女らの提督であり、フブキ・オリジナルの血縁ではないかと推測される。
漂流前の世界で指揮していた艦娘の記憶を保有されていると見られ、現在は共同体周辺でテロ活動を続けていると思われる。(暁の水平線の潜入員とローソンで待ち合わせをしていたが、相手は動向を察知されて始末されてしまった模様)
クロノキやそのオリジナルである九重のリアクションを見るに、彼らとはただならぬ因縁がある模様。
オスカー
ニコニコ版第152話パンドラパンデミックにて名前の判明した謎の女性。
第155話泥の海にて世界中の紛争地帯で活動する死の商人であることが語られる。同話の中心人物であるサーヤに対し記憶汚染を丁寧に解説すると同時にカンムスとそれを指揮する者の関係性を「奴隷と飼い主」と表現する、サーヤの呼び方が時折「鈴谷の艦娘」となるなど不穏な行動が見られる。同話にて戦艦レ級Dismantlerに変化したり、仮面の下の顔が邪悪な吹雪そっくりだったりと関連性を匂わしている。
ゲスト出演者
松田千代彦提督・SUMOU教導艦日向(Tonda氏「マッチョな提督と艦娘たち」)