概要
ビリー氏の描く艦隊これくしょん二次創作の漫画シリーズに登場する提督のこと。まだ作中で個人名が明かされていない為、閲覧者からは作者名をとって「ビリー提督」と呼ばれている。
あくまで閲覧者による通称であって、作者のビリー氏本人が自称していたり、漫画内でこの名前が使われているわけではないので注意(ちなみに漫画内で提督の持病が判明した時は、閲覧者から「持病名+提督」で呼ばれたりもしていた)。
なお同氏が描く艦これ漫画には特定のシリーズタイトルが無い為、この「ビリー提督」タグが一連のシリーズを表すタグとしても機能している。
作品の内容には作者であるビリー氏のプレイレポートとしての側面もあり、実際のプレイ内容が反映されていることが多い。
登場人物
登場する艦娘達の設定や性格は概ね原作ゲームに準拠しているものの、本作ではそれだけに収まらない、かなり特殊な……というか他の鎮守府ではお目に掛かれなような何かとアクの強いキャラ付けが為された者達が多い(これは、本作の「艦娘のベースとなる人間女性の精神力次第では、その艦本来の性格から逸脱する場合がある」という設定によるもの。詳しくは後述)。もっとも下記の通り、提督自身の性格が色々とアレであるため、結果的にそうなってしまった娘達も多いのだが……。
ちなみに喫煙者が妙に多い。
描かれたキャラクター総数はかなりの数に上るが、ここでは一部を記載。
(※必要に応じて追記・修正・削除して下さい)
- ビリー提督(仮称)
横須賀鎮守府(通称「ヨコチン」)の提督だが、漫画作中では「提督」としか呼ばれておらず、個人名は不明。現在の階級は中将。痩せ形で頬のこけたアゴヒゲ男(若い頃は目付きの鋭い中々のイケメン)。常にサングラス(眼鏡の時もある)をかけており、彼のトレードマークとなっている。平時は上半身ランニングシャツのみの格好でいる事が多い。
ヘビースモーカー(煙草の銘柄はCHERRY)で大酒飲み。ただしとある持病持ち。ついでに体臭も強烈。
(最近とうとう糖尿病まで患ってしまったらしい。だいたいサラトガのせい。)
その性格は色々と悪い方向にはっちゃけており、特定の艦娘をあからさまに贔屓する、反対に好みの対象外の艦娘はあからさまに無下に扱う、ドロップ率・開発成功率の悪さを艦娘達の責任に転嫁する、それらの事を第三者に咎められても悪びれない、お気に入りの艦娘には所構わずセクハラおよびR-18な行為に及ぼうとする、鎮守府にデリヘルを呼ぶ……等々、その無法ぶりには枚挙に暇がない。あとロリコン。艦これ二次創作における提督は主に艦娘達皆から慕われる品行方正な人物であることが多い中、彼の存在はかなり異彩を放っているといえるだろう。なお心が穢れているためか、妖精さんの姿も見えない模様。
当然、艦娘達からの評価は惨憺たるもので「異性としてみれば『クソ』以外に形容できない」「汚(お)っさん」等々散々な言われようだが、一方で心底嫌われているかというとそうでもなく、戦友としてはむしろ慕っている者も多い。提督LOVEで勢ならぬ提督LIKE勢とでもいうべきか。実際、作中では彼女等を心から思いやっての発言・行動も意外に多く、普段の言動はある種の照れ隠しなのかもしれない。何より女湯に正面から堂々と入ることまでしているのに(過去に一度だけ事故りそうになったものの)配下に手を出していない。
かつては叩き上げの陸軍大尉だったが、艦娘支援任務中に部隊が全滅。ただ一人生き残り自暴自棄になっていた。
妖精が見えないなどオカルト適正もなく、畑違いだったのだが、戦局の悪化に伴う極度の人材不足もあり、豊富な戦闘知識と部隊指揮の手腕を海軍に買われ、紆余曲折を経て海軍少佐へと異例の大抜擢を受けた過去を持つことが後に明かされた。
現在も深海棲艦に対しては強い憎悪を抱く一方、無能かつ艦娘達を単なる兵器とみなして無碍に扱う大本営に対しても反抗的で、そのため(元々の素行の悪さもあり)大本営からは目を付けられている。後述の大淀、ビスマルク、香取&鹿島といった艦娘達の中でもヤバい連中を押し付けられたり送り込まれるのはそういう理由によるところも大きいらしい。
艦娘の育成方針はとにかくスパルタ式で、陸軍仕込みの苛烈な教練を課している模様。その甲斐あってか艦隊は凄まじい練度を誇り、普段朗らかな艦娘も戦場では修羅の如き暴れぶりを見せる(駆逐艦以外に低練度の者はいない。……提督がど忘れしない限り)。
なお作中であまり明言はされていないが、本人も陸軍時代にかなりの修羅場を潜ってきたようで、上記「異性としてみれば『クソ』」発言をした比叡からも「武術の師匠としては尊敬している」と言われるほどの使い手であり、現在も全身に無数の生傷が残っている。
幼い少女たちを戦争に巻き込んでいる負い目があるのか、駆逐艦娘達にサンタクロースは存在するということを信じ込ませるのに妙に固執しており、毎年クリスマスのたびに戦艦娘や空母娘達と共にサンタを信じない擦れた駆逐艦娘達とドンパチかまして鎮守府を半壊させ、遂には駆逐艦寮を全壊させている。
あと水蜘蛛の術を使える(本人曰く「陸軍忍法」)。何故だ。
なお彼の率いる鎮守府には戦闘任務の他、決して公にはできない、ある“特殊な任務”が与えられているのだが、それを知るのは提督のほか叢雲や伊勢・日向、大淀、夕張・明石など、ごく限られた面々のみである。
他にも一部の艦これ二次創作漫画の登場人物と交流を持つ(詳しくは後述)。
ビリー提督の嫁的存在。鎮守府の筆頭秘書艦にして、艦隊最高練度を誇るエース。
提督とは長い付き合いのようで、端から見る限り熟年夫婦ともいうべき雰囲気を醸し出している(提督が上記の持病持ちなのも、最初は彼女しか知らなかった)。提督からは何かにつけ「サゲマン」呼ばわりされているが、彼女も彼に対してはストレートに物を言い、理不尽な行動には遠慮無く抗議する。時には他の戦艦娘等と共にきっついお仕置きを加えることも。
付き合いの長さゆえにお互い飾る必要もない為か、提督とはお互いざっくばらんとしており、「男と女の関係」を意識させるような場面は少ない。が、物言わずとも通じる、提督との「絆」「思いの深さ」のようなものも多く見受けられ、提督の嫁的ポジションは揺るぎないものと思われる。
家事をする時は「Puka-Puka」エプロンを着用。
紅茶に少し振られた七味唐辛子ですらダウンする程、辛い物には滅法弱い。更に丸くなっていじけてしまう様に「よく今までバレずにこれたわね!?」と(知らなかったとはいえ)陸奥に呆れられた。最近ハンドスピナー収集と言う楽しみが増えた。
後に、ビリー提督の艦隊への着任は北方海域アルフォンシーノ方面にてドロップ(保護)されたのがきっかけであった事が判明。かつては別の鎮守府の艦娘として活躍しており、そこの提督(※後述)とは結婚まで約束した仲だったが、深海棲艦の奇襲で鎮守府は壊滅、提督は消息不明に。長門も轟沈し、その後ビリー艦隊に保護されるまでは海底で深海棲艦化されるのを待つ身だった。
当初はドロップ前の記憶を全て失っていた彼女だが、やがて記憶が蘇り始め……
……それ以降の展開は実際に漫画の方を見てみよう。
余談だが、イベント攻略中にリアルのビリー提督の長門がレベルカンストしているらしい。
クールで大人びた性格の駆逐艦娘。初期は登場していなかったが、途中から登場したビリー提督の初期艦娘。
元戦災孤児で 全てに絶望し行き倒れていた所を後に提督となる男と出会い、艦娘として生まれ変わる。そしてその男、ビリー提督と共に鎮守府を立ち上げ現在に至る。
付き合いも一番長いことから、その絆の深さは長門に準ずるほど。……とこう書くと提督とは男女の仲を想像してしまうが、格別そんな雰囲気はなく、その間柄どちらかといえば不器用な父と思春期の娘という感じ。
艦隊における最古参で、鎮守府の生き字引的存在として格上の戦艦娘等からも一目置かれている。提督不在時は代理も務めるなど、能力面でも優秀。優秀過ぎて長門が「提督いらない」と心底思ってしまったほど。
まだ駆逐・軽巡しかいなかった頃、霧深い海でとある人物にばったり遭遇してしまった事がある。
一方でサンタを信じていたり、「トリックオアトリート」の意味を間違え一生懸命手品の練習をし、お菓子を渡され披露できないと知ると落ち込むなど、歳相応以上に純粋な一面も。ちなみに人間の頃からツンツンした性格だったようだ。
原作ゲームおよび多くの二次創作界隈では提督LOVE勢筆頭の彼女だが、この漫画内における金剛は非常に珍しく、提督への愛はほぼ皆無(まあ、それもこれも彼の日頃の接し方に原因があるわけだが)。とはいえバレンタインに、義理ではあるが彼の為だけにチョコを手作りする程度には好意を持っている模様。実は恋をした事が無い。
提督愛の少なさとは反対に、年長者ゆえの包容力・母性が強調されており、困っている者がいれば態度だけで察してフォローに回るなど、姉的優しさに溢れている事が窺える艦隊お姉ちゃん。
「お姉ちゃん」故に、提督がその性癖を露わにした際は嫌悪感を隠せないが、逆に不憫な境遇の子供を見守る大人としての面を覗かせた場合は、金剛は進んで提督に協力する。
一方、艦隊第二位の練度を誇る猛者でもあり、戦闘中はとても恐いらしい。
紅茶党だが、何故か提督からは某栄養ドリンクを支給される事が多い(最近ではとうとうモンエナ嫌いからモンエナジャンキーへと育ってしまった)。
金剛型四姉妹四女。艦隊屈指の武勇を誇り、摩耶・天龍・木曾・夕立・鳥海・望月等から畏敬を以て慕われる様はさながら霧島組組長のそれだが、実際は本作中有数の常識人であり、戦闘時以外は非常に淑やかで面倒見のいい性格。
……だが最近、何をどうしたのか提督に本気で惚れている事が発覚。これを知った金剛達は思い留まらせようと一騒動起こしたが、その決意は固い模様。この先どうなるか……。
ちなみに改二になった事で巨女疑惑が持ち上がった例に漏れずこの鎮守府の霧島も改二改修後は他の姉妹より頭一つ抜けて背が高いが、ビリー提督はそれよりもさらに高身長であり、霧島にとって事実上頭を撫でてくれる唯一の人物でもある。
意外に腹黒い一面もあり、明石と夕張に惚れ薬の開発を依頼した事がある。誰に使うかは不明だが、出来た惚れ薬は艦娘にしか効かない失敗作だった事から、恐らく提督に盛ろうとしていたと推測される。
喫煙者であるが最近禁煙したらしい。
霧島組若頭(作者人物紹介より)。彼女を「姐御」と慕う。常に勝ち気で言葉遣いも荒いが、根は意外と乙女で、酒に酔うと完全に1人の少女になる。
ただ提督との付き合いは長く(少なくとも長門着任以前から艦隊に居る)、その人となりについても慣れているようで、彼が堂々と女風呂に入ってきても動じない程。
後述の童顔提督(仮称)とは、ある一件をきっかけに交流を深め……。
なお霧島とは逆に、最近禁煙を解いて再び煙草を吸い始めた。
霧島組の一員で万年下っ端。最近はキャラ紹介でも『下っ端』と表記されている。
霧島や摩耶を強く慕い、特に摩耶へは尊敬以上の感情を抱いている模様で、彼女に結婚を申し出た事も(もっとも、その動機は実にしょうもないものであったが)。普段は木曾とつるんで行動する事が多い。……眼帯繋がり?
鎮守府の中では比較的新参なのか、彼女だけは女風呂に平然と浸かる提督にドン引きであった。
ちなみに頭部の艤装は携帯電話になったりカメラになったり水筒になったりと48種類もの秘密を持つ便利な代物。
他の鎮守府と違い、極端な天龍依存ではない。が、極度の男性恐怖症(というかビビリ)であったらしく、(詳しくは不明だが)最初はビリー提督に対して本気で怯えていた。現在はここの雰囲気に癒や(毒)されてきたのか、提督に怯えることもなくなり、いい顔で笑うようになった似非サド艦娘。
尚、某Gの襲撃に対処したことにより女神認定され、現在は主力遠征員をしているらしい。
彼女の頭部艤装も通りぬけフープ、ビームチャクラム、サラダボウル等々48種類の秘密機能を持つ。この点は改二になっても変わらなかった。
改二になった事で大人びた外見になり、提督からのセクハラ被害が増えると思われたが全くそんな事は無かった。疑問に思った天龍が聞いた所、「少女み」が消えた事と、ナイスバディは金を出せば揉んだり舐めたりできるという理由を真顔で言われた。
天龍とは艦娘になる前から幼馴染という関係。
球磨は海軍中佐、多摩は少佐。二人とも文武に優れるのみならず、鎮守府創成期から提督や初期艦娘達を丁寧に指導・補佐してきた人格者として知られる。木曾からは崇拝に近い尊敬を受けており、傍若無人なビリー提督ですら彼女らには今でも敬意を込めて「さん」を付けて呼ぶ。
なお木曽によれば、元々は某世紀末救世主伝説に登場するような筋骨隆々の強面であったが、他の艦娘(主に駆逐艦)を怖がらせてしまうことに心を痛め、山ごもり修行の末に今の愛らしい姿を手に入れたらしい。
(※にわかに信じ難い逸話だが、本作の艦娘の設定は後述の通りであるため、あながち嘘とも言えない……。)
ビリー提督の懐刀。提督に忠実で、彼の命によりどんな理不尽な制裁も躊躇なく行う、鎮守府内の憲兵的存在。ただ根はまともで、悪事が過ぎれば提督自身が彼女等の制裁対象となる事も。まあ、そうなるな。
伊勢が艦娘を志した理由は幼馴染の仇討で、鎮守府内の黒い仕事もだいたい彼女が担当。日向は元剣術道場の跡取り娘で伊勢のストッパー役。
なお、二人ともかなりのドSかつ、性癖も偏っている。伊勢は最近拷問好きに目覚め、今では天職となってしまった。
ちなみに伊勢の好みは伊勢谷友介、日向は枯れ専でおじさまに甘えたい願望持ち。
艦隊第三位の練度を持つ、ビリー艦隊の雷撃神。普段はダウナー気味の性格だが、ひとたび艤装を纏えば鬼と化す。その狂猛にして無慈悲な闘いぶりは深海棲艦達にも恐怖と共に知れ渡っており、艦隊に彼女が混じっているだけで低レベルの艦娘達に敵を近寄らせないための牽制になれるほど。
深海鶴棲姫を撃破した後、深海棲艦の残党に襲われ空母棲姫に喰われてしまうが、逆に空母棲姫が丸五日間苦しみ抜いて死んだ後、何事も無く帰還し、提督を始め長門や金剛と言った錚々たるメンバーになん…だと…という顔をさせたことも。
他の鎮守府に教導艦として出向いた際は、色々やり過ぎて出禁を喰らった。
ちなみに元は政治家の令嬢。親の失脚に伴い生活に窮して艦娘となるも、やがて生死を掛けた戦場の中に己の才能と居場所を見出したという過去を持つ。
おなじみ北上に並ぶ雷撃屋。よく北上と共に行動しており、色々尽くしている。よくあるクレイジーサイコレズかと思いきや、実際は北上の狂信者。それ故北上自身からは理解者であると思われている、他の大井北上とは別の意味でちょっと危険な関係。
最近、本人すら気付かぬうちに北上に匹敵するほどの実力を身に付けてきているが、それを知っているのは北上だけらしい。
数少ない常識人。普段は天龍とつるんでいる事が多い。
艦隊の中でもっと長く教導艦を務めあげていたことから、香取&鹿島に謎の対抗心を感じる。
長門と服装が似ているからか、当初はよく提督から長門と間違って扱われていた。その為彼には怒りを抱いていたが、最近は間違われなくなったようで、逆に今では幸せを感じている模様。近頃は提督の悪友的な役回りも多くなった。
艦娘になる前はOLだった。
他の追随を許さない資源の消費量故に実戦投入されず、来る日も来る日も演習ばかりでいつしか「演習番長」と呼ばれるように。
しかし、毎日演習ばかりな上に「大喰らい」「穀潰し」「赤城越え」と非難にさらされてことで戦艦としての自分に自信が持てなくなり、龍驤に人生相談してパッドを外して素の自分を出すよう言われるも、素で豊満だった為、「死ね」と吐き捨てられた。
割と巻き込まれ体質で、何かにつけて被害を被ったり貧乏くじを引いている。
酒に酔うと無意識に宇宙戦艦ヤマトのテーマを口ずさむ癖がある。
外観は他の鎮守府と同じ武蔵そのものだが、実はがんばって「武蔵」を演じている気の弱い文学少女。部屋には大量の本が山積みになっている。
「武蔵としての強さを持ちながら瞳の奥に小動物がいる」ようなギャップに惚れ込んだ他の鎮守府の提督に求婚されたが、その提督がイケメン3高過ぎて鳥肌が立つ、との事で断った。
中身が繊細という事でアイオワにシンパシーを感じている。
その名前からか、作中ではバスケットマンと呼ばれており、暇さえあればバスケットボールをしている。最近ではとうとう新入りに「バスケさん」とまで呼ばれてしまっている。が、彼女はそれを嫌がるどころか自ら「バスケさん」たろうとしている(これは、姿形が同じ赤城型は他にも沢山いるが、皆が知る「バスケさん」は彼女だけであり、「バスケさん」である限りひと目でわかってもらえるかららしい)。
最近、本場出身のバスケ仲間が出来た。あとここでも大食い。
基本的に温厚な気のいいお姉さんだが、実は鎮守府正規空母中最強の実力者。戦闘意欲も旺盛で、改二や決戦仕様等が実装されない事を羨ましくないのか?と清霜から問われた時には「敵を殺せるなら艤装でも服でもボールペンでも何でも良い」と返している。満面の笑みで。
あまり良くない意味で天才肌であり、瑞鶴によると「できない人の気持ちが分からない」らしい。そのためできない人に合わせてラインを変える等の妥協策が一切発想に無いようで、自分にとって当然と思う水準ができるまで延々と続けさせる。できないからと言って怒る事はなく常に笑顔だが、やっている事が上記の通りなので、その笑顔は恐ろしい「圧」と化している。
毎年、秋刀魚漁が解禁されると大量の秋刀魚を捕ってくる事から、秋刀魚漁の間だけあだ名が「サンマさん」になる(まとめ38、5ページ参照)。
一度、海外出張から帰ってきた提督に別世界の赤城と間違われてしまう。
霧島と並ぶ本作の(貴重な)常識人枠。やはり五航戦とは犬猿の仲なのだが、なぜか他の鎮守府の加賀とは違い、瑞鶴とは食事をおごる等、良き先輩後輩の間柄で、逆に翔鶴とは顔を合わせる度に喧嘩になる険悪な関係。
毎年のクリスマスにおける「駆逐艦にサンタクロース信じ込ませ作戦」等、提督の奇行の数々には呆れながらも付き合っている。
余談だが、リアルのビリー提督は彼女とケッコンカッコカリを結んでいる模様だが、その彼女を轟沈させてしまったらしく、他の提督にそのことをネタにされた。
漫画の中では普通に加賀は生き続けている設定で行く予定であったが…
最近は「加賀岬」でCDデビューし、演歌歌手として地方巡業しており、鎮守府を開けていることが多い。
- 加賀(二代目)
漫画の中では生き続ける予定だった加賀なのだが、出番が極端に減るという弊害が出てしまい、現在は加賀は戦死し、その死は伏せられ、その後着任した二代目の加賀が前の加賀を演じているという設定に変更され、現在ビリー鎮守府にいるのは初代加賀の死後、新たに着任した二代目の加賀である。
地方巡業をしていたのもボロが出ないようにするため。
加賀の艦霊を宿したのだが、艦娘としては落ちこぼれでどの鎮守府にも行けず解体を待つ身だったが、初代加賀の戦死をきっかけにビリー鎮守府にやってきた。
「前の加賀」を完璧に演じており、その秘密を共有しているのはビリー提督、赤城ら一部の人間のみである。
他の瑞鶴とは違い、加賀とは良き先輩後輩の間柄。
初めの頃は他と同じく加賀とは険悪だったが、一か月ほどで和解。だがそれと引き換えに、今度は翔鶴が加賀と険悪になってしまった事に責任を感じている。
瑞鶴の姉で普段は穏やかなお姉さん。
かつて加賀と瑞鶴が仲が悪かった頃、いつも瑞鶴の愚痴に付き合っていたが、それが原因で今度は翔鶴自身が加賀と険悪になってしまった。
顔を合わせる度に喧嘩になる二人に我慢の限界に達した提督の命令で、海軍式ローション相撲で加賀と勝負をさせられたことがある。
妹の瑞鶴の事を大切に思っている割には、髪型が似ている利根や五十鈴等と瑞鶴を見間違えている為、千代田、山城と共に「節穴艦娘」と呼ばれてしまう。
クレイジーサイコシスコンボンバー(作者人物紹介より)。姉の千歳が何より好き。
後に、艦娘となる前は空軍の中尉で、凄腕のパイロットかつ人格者であった事が示唆されているが……どうしてこうなった。
なおこう見えて子供好きであり、ビリー提督がさる事件でショタ化したときは気づかずに保護しようとしている。…ショタコンでないことを祈る。
そのお姉ぇこと千歳は元狙撃兵であった模様。
千代田の姉で元狙撃手。その腕は衰えておらず、ヘッドショットが趣味。
実は隼鷹を上回る酒豪だが、あっちが目立ちすぎる為、気付かれていない。ちなみに笑い上戸。
言わずと知れた酒飲み艦娘勢の筆頭。提督とは心を通じ合わせる飲み仲間(他にも那智、千歳、武蔵等もよく酒の席に登場)。カートで運ぶ程の量の酒を一晩で飲みほすうわばみで、提督と毎夜飲みあかしてはどんちゃんバカ騒ぎをしている。実はポーラ、那智、そしてビリー提督同様肝臓がかなりヤバい。一番好きな酒はカシスオレンジ。
エイプリルフール回ではとある嘘で提督を一時ショック死させた。
ビリー鎮守府の御意見番。本作では異様に老成した性格に描かれており、彼女の元には自信を失って身の上相談に訪れる艦娘達が後を絶たない。
しかし何故か来る娘達は皆、自信とは裏腹に堂々たる胸部装甲を持っており……。
本人は、巨乳を諦めたわけではないらしく、巨乳になった時の為に大きいサイズの上着を持っていたりする。本人曰く「夢見る乙女」との事。
なお、わりと本気で提督を嫌っており、作中でも仲が悪い。でもヘビースモーカーなのは彼と同様。
一時期、重量過多で下半身が水中に沈んでしまっているのを指摘されて以降、提督から何かにつけてデブキャラの烙印を押され続けている(外見的にはほとんど変わらないのだが……)。ついには艦娘の肥満度を示す単位にまでされてしまい、どれだけ痩せてもデブキャラ扱いされることに自棄を起こして炊飯器を持ち歩くようになってしまった。
多分、本作中で一番理不尽な扱いを受けている娘(提督に「エロ同人の申し子」という二つ名をつけられる等……)。明日はどっちだ。
天使(ビリー提督&長門&叢雲談)。その屈託の無い笑顔と人柄で、鎮守府の誰もを虜にする。
提督は彼女を夜戦で活躍させようとするも、艦隊の練度が高過ぎて中々夜戦が起きず、結果他の艦娘達が「強過ぎて怒られる」という理不尽な八つ当たりを受けるハメに。
でも本人の作中での出番は意外と少ない。
その入手難度の高さ故にドロップ狙いの周回時に地獄を見たメンバーは多く、着任する前から原罪を背負った女。
着任後は異様な可愛がりや自分の姿を見ただけでトラウマに苛まれる仲間を見続けたせいで鋼鉄とも言えるメンタルを手に入れた。
作中屈指のツンツン娘。それもこれも、彼女の着任時に提督が呼んだデリヘル嬢(※制服オプション付き)と間違えて押し倒したのが原因なのだが(なお提督は鎖骨を折る重傷を負わされた模様)。
同型艦の熊野とよく一緒に居て、彼女の前だけツッコミに回るが、彼女の天然ぶりには提督以上に振り回されている感あり。
実はリアルJKで思春期が終わっていない。
寝坊助さんと思いきやじっとしていると落ち着かない性分らしく、鎮守府の草むしり等を彼女(と、付き合いでやってる古鷹)が進んで行っているため鎮守府の中庭はとても整備されている。
酔うと異常な恋愛体質になる魔性の女。提督に手を出しては鎮守府に居辛くなり異動、というループを妹たちと共に繰り返してきた。
ちなみに妙高型姉妹は全員が腹違いの姉妹である。
ビリー提督や隼鷹らと並ぶ飲兵衛で肝臓がやばい。
持ちネタはナチスギャグ。
鎮守府の経理だが、その正体は大本営から派遣された諜報員で、提督のあらゆる悪行・公私の秘密・触れられたくない過去等を把握している。それをダシに提督に対等以上の待遇を約束させ、影から彼の狼狽ぶりを楽しんでいるという作中随一の腹黒娘。その権力はすさまじく、大淀の一存で鎮守府を潰せる模様。でも、最近は横須賀鎮守府の雰囲気に毒されてきた。
明石と夕張が起こした惚れ薬騒動で初恋を経験した。
隠れ喫煙者でストレスが溜まると吸う。
なお、本作の世界観では「大淀」こそが世界初の艦娘であり、その後各国で生み出された艦娘達のベースとなったらしいのだが、彼女がこの大淀と同一人物であるのかどうかは今のところ不明。
鎮守府の技術担当。新装備の開発や深海棲艦の技術分析を担うが、しばしば運用事故やバイオハザードを起こす。元テニス部。
なお夕張はその対潜攻撃力と潜水艦への容赦の無さから「センスイスレイヤー」の異名を持ち、敵はおろか仲間内からも恐れられている。
くノ一っぽいと言われるが、彼女の場合は由緒正しきリアル忍者。
暗所とムーが大好きな「カラテ」の達人。
艦これ二次創作ではどんなに人間の出来た提督にも「クソ提督」と中々デレない事の多い彼女だが、このビリー提督に対しては盛大にデレている提督LIKE勢筆頭(提督曰く「あの位のガキと仲良くなるのは得意」)。
だがその姿を提督以外に見られるのは恥ずかしいらしく、他者に目撃されると急にツンツンし出す。
提督直伝の釣り技術で日々得体の知れない大物(例:リードシクティス・プロブレマティカス)を釣り上げている。
元少女ゲリラ兵で陸軍時代のビリー提督とは敵対する立場にあり、この当時から相当な腕前をもつ兵士として評価されていた。しかし、追いつめられた際にあえてその命を救われたが、平和に馴染めず半ば無理やり艦娘として鎮守府に押しかけて今に至る。そんなこんなで提督に対してかなり気を許している提督LIKE勢。時折ではあるが、提督の事を当時の彼の階級から「少尉」と呼んでいる場面もある。
過酷な半生を送ってきたためか3人とも擦れた性格をしており、サンタの存在も認めようとせず、それを無理矢理信じさせようとする提督と毎年(無駄に)過激な戦闘を行っている。陽炎と黒潮は提督がサンタに扮していることを最近まで知らなかった(※不知火だけは過去に提督(サンタコス)と一騎打ちをしたときに正体に気付いていたが)。
また幼い頃から生きる術として魚を釣っていたため、釣りの腕前は「海軍釣り界の明鏡止水トリオ」と呼ばれるほど。
サンタの正体が提督だと分かった後は、トナカイのコスプレで提督に協力している。
3人とも銃器マニアで、給料の9割は銃器購入に消える。その為、駆逐艦寮の地下は銃器でパンパン。次は戦車を購入するつもりらしい。
内動で活躍しており、大淀の右腕と化している。
そのため海に出る機会が減っており、戦闘の腕は鈍りがち。
サンタの存在を信じておらず、上記の陽炎型三人と共に、毎年クリスマスにはサンタに扮する提督達と激しい戦闘を繰り広げていた。
陽炎、不知火、黒潮が提督側に寝返ってからは三人を裏切者とみなし、ただ一人抵抗を続けている。
ただし、三人からは忘れられていた。
3ページ
艦娘となった者は艦の記憶に引っ張られある程度人格に影響を受けるが、原則的には個人のものを残す。元少女兵、駆逐寮でポチと遊んでる姿をみかける等、つまり、大抵の駆逐艦は未成年であるのだが、初春は元雀士、つまり、成人している駆逐艦という珍しい存在。それどころかビリー提督並のレトロネタに付き合うことができるぐらいの年齢である可能性すらある。尚、そのビリー提督との関係であるが、険悪というわけでもなく、スクーターの後ろに相乗りしたり、かなり無礼な軽口を叩いたりしているところを見る限り割と良好のようだ。
提督と同じ陸軍出身であり、カラオケで「陸軍あるあるネタ」を披露しては内輪で盛り上がっている。着任時にはいろいろあって天龍と木曾にキョンシーと間違われた。
普段は真面目だが、提督といると悪い癖が出てしまう為、悪事の手引をするなど黒い一面も。そして2人仲良くお仕置きを喰らう。
提督同様喫煙者であり、鎮守府が全面禁煙になった後、秘密の喫煙スペースを作り上げた事で英雄視される。
人呼んで「オリョール狂うズ」。由来は言わずもがな。鎮守府の運営を裏から支えるべく、今日も今日とて提督に酷使されている。その為結束力は高いものの物凄く擦れてしまい、「オリョール狂うズは全員で一人、誰かがやられても相手を沈めればそれで良い」的な思想になってしまっている。
リーダー風吹かせの伊58(ちなみに喫煙者)、ネット依存症の伊168、毒舌ネット弁慶の伊8、不思議ちゃんの呂500(※日本の勉強と称して越中詩郎の試合ビデオを72時間見せ続けられた結果らしい)と中々に濃い面子揃い。ただし、一般に泳ぐ18禁と言われる伊19はまともで貞操観念もしっかり。伊401も普通にいい子である。伊26は着任早々、自身の名前に関して提督とコントをやる、ノリのいい性格。
皆(特に伊58)戦艦娘相手にも喧嘩腰を崩さないほど勝気で、無条件で対潜先制爆雷攻撃が出来る五十鈴改二に対しても生意気な態度だが、唯一夕張だけは恐怖の的になっている。
「元ドイツの凶悪女囚で、刑期軽減と引き換えに艦娘にされた」という、他とは異なり原作から大幅な設定アレンジがなされている艦娘(なので、そういうのが苦手な人はやや閲覧注意のこと)。
自他共に認めるクレイジーサイコレズかつビッチで、ビリー鎮守府でも艦娘達を手当たり次第に“喰う”事を宣言して憚らないちょっとアブない娘。女囚となったのも「自分のオンナ達を傷付けたレイプ男やDV亭主を皆殺しにした」かららしい。
何とも駆逐艦娘達の教育上よろしくない存在だが、「相手の同意がない限り手を出さない」主義であることと、ココには既に似た存在も居るらしいので大丈夫……か?
ビスマルクが逮捕される直前に出会った少女で彼女のハーレムの一人。
ビスマルクを監獄から救うために艦娘になり、ビスマルクが日本に送られたと聞いて単独で脱走し、日本に渡ってきた。到着後、そのまま厄介払いされる形で横須賀鎮守府に編入された。
いきなり車椅子に乗って登場した。本人は「戦争を軽蔑する」という名前故にすべての起点となる脚が不自由、と説明したが、実際は「オールドレディ」と呼ばれるが故に足腰の弱い女性が「ウォースパイト」の適性を持っているらしく、彼女も人間だった頃の過酷なデスクワークで腰が逝っていた(この事は提督に本気で同情された)。
後に明石と夕張からどっかの漫画で見たような浮遊する乗り物を提供される。本人は腰の悪さ故に毎日鍼灸を受けて居る自分を哀れんだ明石と夕張が作ってくれた、と思っているが、実際は明石と夕張の悪ふざけだった。
ウォースパイトの車椅子を押しているイタリア戦艦。
料理が得意だが、なぜかイタリア料理ではなく、ラーメンや炒飯と言った中華料理が得意。
料理中身に着けているエプロンには休日と書かれている。
この鎮守府における貴重な常識人。初対面で提督に着色料と砂糖が大量に使われたアメリカンなケーキを振舞ったが、不評だったうえに提督が糖尿病を患らってしまう。
そのせいで「味覚が典型的なアメリカ人」なのが唯一の残念な所と言われた。
常にハイテンションというステレオタイプなアメリカ人を装っているが、実際は繊細かつ根暗なマサシ系戦艦。
かつて連合国側の戦艦だったことに加え、彼女の着任に際してものすごく苦戦したが故にアイオワの顔を見るとトラウマを思い出し無意識に避けてしまう…という理由から鎮守府に来て1ヶ月もの間打ち解けられず悲観的になっていたが、「素の自分を出せ」と言う金剛のアドバイスで、スポーツが趣味で特にバスケットボールが得意と判明。以後、赤城の良きライバルとなり、他の艦娘達とも馴染むことが出来た。
超絶ビビりで教官役の木曾の顔を見ただけで泣き出すほど。
これでは訓練にならないと、フレンドリーさを重視して隼鷹に教官をやってもらうが、今度は毎日訓練をサボって呑んでいるだけだったので、最終的に北上が教官をやる事になった。
そして、ガンビーは深海より恐ろしいものを見た。
大本営曰く、練習巡洋艦の中でも精鋭と謳われる二人。
海外艦娘や児童の増加により、艦娘で教導艦をローテーションする事に限界を感じた提督が大本営に相談した所、派遣された。
その正体は、死んだとされた提督の陸軍時代の教官の生まれ変わりで、当初は気付かなかった提督をムチでしばき倒す事で思い出させた。二人とも超が付くほどのドS。
現在でも提督は二人に頭が上がらず、何か言われるたびに反射的に敬語で答えてしまう。
提督が海辺で釣り上げた。その後は電が密かに陸地で匿っていたのだが、結局提督に見つかり連行されてしまう。
……と思いきや、鎮守府の駆逐艦寮の庭先で普通に飼われており今に至る。付けられた名前は「ポチ」。一応捕虜ではあるが、実質的な扱いは自他ともに認めるペットで、駆逐っ娘達のよき遊び相手となっている。
尚、秋刀魚のためなら深海の仲間すら売るしたたか娘でもある。
- もう一人のビリー提督
上述の長門の過去を描いたエピソードに登場するオリジナルキャラクター。ビリー提督率いる鎮守府とは別の、かつて存在した鎮守府の提督。
深海棲艦の奇襲を受けた際、長門を庇って死亡したと思われていたのだが、実際は奇跡的に生存(ビリー艦隊が増援に駆け付けた際、摩耶が戦闘中死体と間違えて蹴っ飛ばした結果判明した)。その後は軍を退役し、かつて長門と交わした約束を果たすべく彼女を待ち続けていたが……。
かなりのイケメンだが童顔。現在は既に四十路に突入しようとしているらしいが相変わらず童顔。なお鎮守府壊滅時の負傷により、左腕は義手になっている。
後に復帰し、佐世保鎮守府の提督として再着任する。
独自設定など
以下、漫画の独自設定等を記載。ギャグ満載の作風ではあるが、設定にはシリアスなものが多い。
- 深海棲艦の侵攻により世界各地で深刻な被害が出ており、地上は犠牲者や孤児で溢れる(ビリー提督自身も陸軍時代、大勢の部下を殺されており、そのため現在も深海棲艦に対しては基本的に一切容赦がない)。戦況も悪化の一途を辿り、終戦の目途すら立っていない。陸軍所属でずっと陸で戦ってきたビリー提督が海軍で艦娘の指揮を行う事になったのも、ひとえに軍の人不足が理由である。
- 上官から艦娘の指揮官を打診された時、上官に言う言葉としては相当な暴言と共に断っているが、先述の叢雲になる孤児との出会いで考えを変えて提督になった。
- 艦娘は深海棲艦に唯一対抗できる存在で、結果として今や世界中の海軍が女の園になっている模様。
- 艦娘は適性を持つ女性の身体を改造し、子宮に「艦霊」を宿させた存在(金剛曰く「オカルト改造人間」)。艦娘化した者は、元の人格や記憶自体は変わらぬものの、容姿・性格は次第にその艦固有のものへと変貌してゆく。強力な艦であればあるほど、適性を持つ女性は希少になってゆく傾向がある。
- ただし、ベースとなる人間女性の精神力が艦霊を上回っている場合はその限りではなく、艦固有のものに縛られない独自の容姿・性格を獲得するケースもある。……というか、ビリー艦隊の艦娘達は大抵このパターン(武人肌ではなく内気な文学少女の武蔵、瑞鶴よりも翔鶴と仲の悪い加賀、クレイジーサイコレズなビスマルク……etc.)。逆に、高度な精神コントロール技術を身に付ければ意図的に艦本来の容姿に近付くこともできる模様。
- なお、同じ艦霊を受け継ぐ者は同時に複数存在し得る(同型の艦娘が世界中の他の鎮守府に何人も存在するのはそのため)。
- 深海棲艦との戦闘は惨烈で、艦娘達の四肢が吹き飛ぶなど茶飯事。一応高速修復材を使えば欠損した部位の回復も可能だが、原液のまま使うと肉や骨がベキバキと生えてきて相当の苦痛を伴う。なので時間に余裕がある時は薄めたものを点滴として使いゆっくりと治療するのだが、だいたいが酒飲みであるビリー提督の鎮守府の艦娘たちは、作戦後の打ち上げに間に合わせるためなら自ら原液をひっかぶる。
- 轟沈された艦娘の一部は深海棲艦に捕われ、時間を経て深海棲艦化されてしまう。それまでに救出(ドロップ)されれば再び艦娘として復活できるが、轟沈前の記憶は失われる事が多い。
- ケッコンカッコカリはあくまで艦娘の能力限界解除のための技術的措置で、実際の結婚とは別物。「ケッコン」の名を冠しており、装置も指輪を模しているものの、ビリー提督が技術者を締め上げたところ別に左手薬指にはめなければいけない訳では無く、手の指ならどこにはめても効果があると判明した。限界解除された者は更なる力を得られる半面、元となる艦霊の記憶が急激にフィードバックされてしまう危険性も秘めている(Lv.99という高い練度に達した艦娘でなければ不可能なのはそのため)。長門でさえ沈没の間際の記憶が一気にフィードバックし、一時的に昏倒してしまった。
- 「解体」は死ではなく、再び元の人間に戻ることを意味し、実質的な「退役」と同義。ただ元々身寄りの無い艦娘も多い上、退役後に深海の記憶が蘇り入水してしまうケースもあるらしい。
- 艦娘である間、その者は肉体の成長が止まる(艦娘歳を取らない説)。
↑2013年8月25日投稿分の漫画タイトルにもなっているこの設定は、説明いらずの分かりやすさから、「年を取らず同じ容姿を保ち生き続ける艦娘&年を取り老いて死んでいく提督」が描かれている他作者の作品にタグとして使われることがある。
同人誌
2020年4月現在、ビリー提督が登場する同人誌は以下の通り(『ネッコレ』は上下巻が存在)。
中にはPixiv上の投稿イラストでは公開されていない設定が描かれているものも。
↑なお左上は、pixivにおけるビリー提督初登場回であったりもする。
商業誌
『艦隊これくしょんコミックアンソロジー・佐世保鎮守府編』にも、同様の世界観のマンガを執筆している。アンソロジーに登場するのは、サングラスのビリー提督では無く、先述のもう一人のビリー提督の方。台詞から、時系列的に同人誌より後の時間帯(提督再着任後)と思われる。
交流のある他の提督たち
- 松田千代彦提督
Tonda氏による艦これ二次創作漫画シリーズ『マッチョな提督と艦娘たち』に登場する提督。共にかつて多くの部下を失った過去を持つ故か、互いに気心の知れた友人の間柄。松田提督からは尊敬されていると同時にかなり警戒されているようだ。
あちらの漫画にゲスト出演した事もある。
↑ゲスト出演した回。
- スワベ提督
ケー・スワベ氏による艦これ二次創作漫画シリーズ『こちら敵艦領海』に登場する深海棲艦サイドの提督。漫画本編開始前の、かなり初期の頃にひょんな事から知り合っていたことが判明した。
その時の話がこちら↓
がい子くじん氏の描くまるゆを元にしたキャラクター。提督ではないが、一応ここに記載(その貫禄は下手な提督を遥かに上回るが……)。
陸軍時代、若さに任せ荒くれているところ彼女と出会い、その影響で性格が丸くなり現在のものへ推移していったという描写が散見されている。
ビリー提督のサングラスはまるゆさんがプレゼントした物らしい。