伊168(艦隊これくしょん)
いむや
2013年8月に開催されたイベント『南方海域強襲偵察!』で実装された、『艦隊これくしょん』初の潜水艦娘。
同年9月のアップデートにより、伊58共々建造で入手できるようになった。所謂「レア駆逐艦レシピ」で、建造時間が22分になれば潜水艦が建造できる。
公式の呼び方は「イムヤ」。ただし、旧海軍での普段の呼び方は「いのひゃくろくじゅうはち」であり、イムヤは『艦これ』オリジナルの呼び方である。
ちなみに「イロハ」ではなく「イムヤ」と読ませているのは、日本海軍は潜水艦の艦種区分に「伊呂波(イロハ)」を使用していた為だと思われる。
なお、彼女のセリフの中に「スマホとかで遊んでたんじゃないからね!」というものがあり、『艦これ』の世界観考察に一定の波紋を起こしている模様。まあ、戦後の記憶があるハラショーとか、んちゃとか言わないアラレちゃんとか、深夜アニメが気になるメロンちゃんとか、コンビニでサンドイッチを買っているお嬢様とかもいるし…
つまり、『艦これ』の世界観は現代をモチーフとした並行世界なのかもしれない。その辺りは提督達の想像に委ねられるであろう。
(宗谷の言動や海防艦の令和掛け軸等からほぼ確定はしている)
ちなみに、防水仕様を謳ったスマホでも海水はNGというのが現実なので、オーバーケースに入れて使っているか、もしくはどこぞのメーカーとのモニター契約でフィールドテストをしているのかも知れない。
膝まである赤い髪をポニーテールに纏め、前方に突き出すように伸びたアホ毛と緋色の瞳が特徴。ポニテの先や右側頭部の髪などは白いリボンのようなものが緩く巻いてあり、また髪は
毛先あたりに水色のグラデーションが入っている。
スクール水着の上からセーラー服を上着だけ着るという独特の服装をし、背中には鞄のような艤装を背負っている。足は素足ではなく、サンダル履き。
普段は浮輪に乗って浮上しているのか、よく浮き輪の上に座っている。また、その左手には艦橋(?)のようなものを持っている。例のスマホだろうか?
ちなみに彼女だけ潜水艦娘の中で振り向きポーズである為、胸囲を測ることができない。それ故にそのサイズは提督諸氏の想像に任されており、二次創作などでも大きさが一定しないのだが、『鎮守府生活のすゝめ Vol.4』で立ち姿が書き下ろされたことで貧乳であることが明らかとなった。
隣に描かれ、伊19並の爆乳であることが判明した伊8との対比がなんとも涙を誘う。
月刊『娘TYPE』2013年11月号に掲載された別のイラストでは、ゼッケンに描かれた文字が「やむい」であることも確認できる。(なお、このイラストは『艦娘型録』にも掲載されている)
担当声優である中島愛が演じる2014年に放送された女児向け番組の主人公も、アホ毛こそ無いが赤いポニーテールに緋色の瞳をしている。
偶然なのか狙ったのかは定かでないが、いずれ絡めたネタ絵も出てくるであろう事は想像に難くない…と思っていたら放送開始後早速投稿されていた。
勝ち気で少しつっけんどんしたところがあるが、同時に世話焼きで面倒見の良い部分もある。
「海のスナイパーイムヤ」と自称するように、戦闘時では慎重かつ大胆なスナイパーを気取っている。
提督との関係はことさら気安く親しく、よく世話を焼いたり一緒に夕食作りに誘う一方、放置すると「イムヤのこと嫌いになったの?」と訊いてくるなど常に提督を意識し、意識されたいと思っている。その関係はまるで幼馴染みの彼女よう。おかげで提督LOVEの一人だとされている。
ちなみに料理はカレーしか作れない。まあ、帝国海軍の必修料理だし、艦娘としては珍しいことではない。
ただし2016年の桃の節句ボイスで裁縫が得意なことが明らかとなり、伊号達で着る五人囃子の衣装を一人で仕上げてしまうなどかなりの凄腕。
また割とフリーダムではっちゃけ気味な潜水艦娘たちを取りまとめる姿がボイス(顕著なのが2017年実装の節分限定ボイス)として実装されており、潜水艦娘のリーダー&常識人枠という役割が公式から付加されつつある。
ちなみに潜水艦娘の中でもっとも(二次創作的にも)癖の無い性格のせいか、比較的影が薄い。
数分間放置されただけで「イムヤのこと嫌いになったの?」と不安がる姿にヤンデレ的な気質を見出す提督も存在し、そういった方向性の作品も少なくないが、ネガティブな解釈にはよくあることで、好みが分かれる解釈ではある。
他の艦との絡みでは、ミッドウェー海戦における仇討ちから飛龍との絡みが見られるほか、史実では潜水母艦・大鯨麾下の第三潜水戦隊に所属していた。その下の潜水隊における所属は違うが、第三潜水戦隊という区分であれば伊8も同僚であった。
伊58とは最初に実装された潜水艦娘同士、代表格としてペアで描かれることも結構あるが、史実では伊58の進水は伊168の戦没後で、実は同時に海上に存在したことはなかったりする。
後に伊58の相方として呂500が二次創作で浸透してしまったため、この組み合わせは少なくなってしまった。
潜水艦の中で見ても耐久値等のステータスはやや低め。改になっても潜水空母にならず、通常の潜水艦のままというのも特徴の一つ。同時期に実装された伊58と比較するとスペックで劣るようにも思えるが、その真骨頂は非常に燃費効率が良い上に入渠時間も短いという点。大破しても1時間を切る程度で即全快して再び任務に復帰できる上にかかるコストもリーズナブルと、回数を重ねる必要のある出撃や遠征任務に最適な艦娘と言える。
かつては「潜水艦は駆逐艦、軽巡、軽空母から優先的に攻撃を受ける」「旗艦はどんなにダメージを受けても轟沈しない」という特性を利用して、旗艦でデコイにして修理もせず経験値・資源を稼ぐブラック鎮守府もあった。
2013年夏イベでは、伊58がボス戦レアドロップ限定だったのに対して、伊168はE-1突破の報酬として手に入った為、稼ぎに突っ込む提督が続出した。
運営もこの事態を重く見たらしく、その後のアップデートにより旗艦が大破すると出撃・進軍できなくなった為、水着が破れた満身創痍状態で戦場に放り込まれる酷使状態は解消されることとなった。
ただ、他の艦が被弾するより修理資源が少なくすむ分、結局酷使されることが多い。
2期以降全海域の仕様が変わった為現在ではこのネタは完全に廃れている。態々蒸し返すような意見を出す場合相手の出方に注意を払う必要がある(悪質な荒しの可能性が現在では高い為)
くわしくは、「伊号第一六八潜水艦」の記事を参照
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