概要
男主人公と女主人公の2バージョンある。能力やシナリオに違いは無い。
プレイヤー自身の分身。
従来のシリーズと違いプロフィールが設定されていないため、どんなキャラクターなのかはプレイヤーのイメージ次第。
イメージイラストでは男性が大剣、女性が槍を装備しているが、企画段階で武器事に異なる主人公を用意しようとしていた名残り。
セリフはほとんど無く、各種の選択は必ずプレイヤーに委ねられる(たとえ選択肢がひとつしかなくても)。
漫画版
主人公はゲーム版の男主人公を元にしたトト。
(ちなみに「トト」という名前はディレクターの石井浩一がゲームプレイ時に主人公に付けた名前で、ゲームで名前を付ける際のランダムの候補にもある)
熱血漢で涙もろくて直情的。困っている人がいるとほうっておけない性格。
フィギュアおたく。FF8のキスティスのファン。非常食としてラビを飼っている。
普段は三枚目だが、キメるときはキメる男。
主に大剣を使う。剣の腕は確かで、強い(でも結構負けるシーンも多かったり)。
ゲーム版の女主人公を元にしたイムは、終盤トトの妹として登場。
キツイ性格で、ハッキリと物事を言う。武器は槍。
登場するまでの間はサブシナリオをやっていたようだが、彼女があのメンバーとどんな冒険をしていたかは知りたいような怖いような……
後にこの名前は、『聖剣伝説 CIRCLE OF MANA』でも採用され、公認の名前となった。
小説版
あまたの地、あまたの人
名前は不明。性別も不明だが、語りの一人称が「私」だったり、作中の言動、さらに表紙イラストで大きく描かれていることから女主人公の可能性が高い。
世界を見たいという理由で旅立つが、あまり感情を表に出さず、巻き込まれた傍観者のような立ち位置で流れのまま行動してしまうことも多い。本人のセリフもほぼなく、地の文で感情を表す形となっている。
さらに序盤からエスカデ編の展開にて衝撃的な出来事に巻き込まれたことでやや悲観的になっている部分もある。
2022年版
女主人公で、名前は後述のEOMと同様にセラフィナ。
思い出せるのは自分の名前とマナの木の夢だけ。
聖剣伝説 ECHOES of MANA
男性がシャイロ、女性がセラフィナという名前で登場、本作が初の声付きとなる。
公式のイラストではシャイロが剣を、セラフィナが弓を持っている。
また、シャイロは斧を、セラフィナは槍や短剣を持つバージョンも存在する。
2023年1月31日で開催された天野シロ監修のイベントストーリー「もうひとりの僕たち!」では漫画版のトトとイムが共演する形で登場。トトとイムのみイラストや立ち絵は天野シロが書き上げたものな為、差異がはっきりしている。
漫画版と同じようにメタ発言があるが時代の流れか連載当時とは違い、他作品のネタは社内NGとなっているので作中では自重している。
しかしその翌月である2月13日でECHOES of MANAのサービス終了告知が出た為、実質最後の限定イベントとなった。
アニメ・『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-』
上記のシャイロが主人公を務める他、もう一人の主人公としてセラフィナも登場する。
なお、セラフィナ役の早見沙織はOP主題歌も担当する。