「菜々子、しょうらいお兄ちゃんとけっこんする」
概要
年齢は主人公は高校二年生、菜々子は小学一年生(六~七歳)に該当する。
『ペルソナ』シリーズでは、ゲーム中でキャラクターと親交を深めるコミュが発生し、進める事で親密な仲になる。
それに応じて各キャラクターとのカップリングも多種多様に渡り発生する為、ゲーム中ではあくまでもこのカップリングはその内の一例である。
中には一部のキャラクターと恋愛関係になれる場合も存在するが、もちろん十歳の年が離れた小学生である菜々子とは(残念ながら)恋人にはなれない。
※(注意)以下からはネタバレ要素を多分に含む |
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ネタバレなしでゲームを楽しみたい人は見ない事を推奨する。
コミュ
彼女のコミュはストーリー状、5月3日に強制的に入手できる。しかし-伝達力3『聞き惚れる』、それにコミュの中盤では-伝達力5『言霊使い』が必須。
主人公の母親の弟(つまり叔父)から生まれた娘の菜々子は、八十稲羽に越してきた当時、主人公とは初対面だった。
会った事のない高校生に萎縮していた菜々子であったが、どんどんと心開いていき千枝がからかうように言ったお兄ちゃんという台詞を機に、菜々子からお兄ちゃんと呼ばれるようになった。
父親である堂島遼太郎は刑事としてほぼ毎日のように夜遅く、母親は菜々子が幼いころに他界。小学生の立場で常に一人きりで留守番していた。
一年間だけ居候することになった主人公に懐いていった菜々子は、家族として父親は自分のことを大切に思っていないのではないか、という不安を打ち明ける。
不器用かつ仕事で忙しい遼太郎との軋轢が生じていく中、主人公がその関係を修復する。
父親として、家族として娘の菜々子を心底大事にしていたことを分かった菜々子は、主人公を家族として受け入れ共に頑張ろうと誓い合う。
ストーリー終盤で仲間たちへの挨拶回りが済み、菜々子と遼太郎の別れの言葉で堂島家を第二の家として、部屋をそのままにして残してくれる。
その際に菜々子から「菜々子、しょうらいお兄ちゃんとけっこんする」と逆プロポーズされる。父親の遼太郎も主人公なら歓迎すると笑顔で受けいれてくれるのだが、未成年のうちは許さんぞと法律的に(笑ってない目で)釘を刺される。
また、真エンディング√に到達し主人公を駅で見送る仲間たちの会話途中、泣くのを我慢し笑顔で見送ると遼太郎と約束していたのだが、堪えきれず泣きながら都会に帰る主人公に抱きつく。
余談
コミック版では主人公を駅まで見送った際、主人公に「およめさんになるって言ったの本気だから、菜々子が大人になるまで待っててね!」と耳打ちして念押しする場面もある。