「私は九十九弁々。琵琶の付喪神よ。八橋は私の妹で、琴の付喪神なの。貴方、楽器はお好き?……そう、それは良かったわ。貴方が楽器を粗末にするような人間だったら、大変困ったことになっていたでしょうから。かつては道具たちによる下剋上を目指したこともあったけれど、此度の大異変、浮世を守るために協力するのは、やぶさかでないわよ?」
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東方ロストワードには、現在のところ通常の弁々のみが登場している。
- 東方ロストワードに登場する通常の九十九弁々→古びた琵琶の付喪神 九十九弁々
本項では1のロストワードにおける九十九弁々を解説する。
1.の九十九弁々
実装形態 | 恒常 |
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式 | 速攻式 |
気質 | 春宵 |
拡散 | 怨霊語り |
集中 | スコアアタック |
スペカ1 | 平曲『祇園精舎の鐘の音』 |
スペカ2 | 楽符『凶悪な五線譜』 |
ラスワ | 『玄上 内裏大炎上』 |
テーマ曲
九十九弁々のテーマ曲は、オーライフジャパンの「紫と茶の絡み」。原曲は「幻想浄瑠璃」で、八橋と共通。
余談
気質は「春宵」。春の夕方のこと。
ラストワード「玄上 内裏大炎上」は琵琶の名器『玄上』の逸話から。天皇によって朝廷の内裏に大事に保管されていた意思を持つ琵琶で、内裏が燃えた時は自ら屋敷を飛び出して無事だった。弁々の元ネタである琵琶牧々は、徒然草70段に「玄上」と「牧馬」が登場する話からの発想で描かれたとされる。