「……ああ?お前、私が見えるのか?腕以外の部分も、すべて?妙だな。そもそもお前、私をどうやって呼び出した?とはいえ、人間の道理に合わせる義理はない。お前を骸にして、僕のひとりに加えてやろう。私は茨木童子の腕、お前を喰らう者だ。――か、カセンチャン!?あ、あいつは、その……私の双子のお姉ちゃん、みたいなモンだ!」
一覧
東方ロストワードには、現在のところ通常の茨木童子の腕、所謂影華扇のみが登場している。
- 東方ロストワードに登場する通常の茨木童子の腕→断善修悪の怪腕 茨木童子の腕
本項では1のロストワードにおける茨木童子の腕を解説する。
1.の茨木童子の腕
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
出身世界 | L1世界群 |
式 | 破壊式 |
気質 | 怪雲 |
拡散 | 鬼神陰火術 |
集中 | 戻り橋橋合 |
スペカ1 | 鬼符「羅城門骸山」 |
スペカ2 | 偽四天王奥義「三歩殲滅」 |
ラストワード | 「髭切改鬼切丸」 |
テーマ曲
茨木童子の腕のテーマ曲は、梶迫小道具店の「21nHAND」。
原曲は「華狭間のバトルフィールド」。
劇中での行動
本編
初登場は、本編の第一章EX2。
ただし、この時は香霖堂で森近霖之助から預かった荷物として、例の箱から声だけ主人公に語り掛けてくる存在として登場(一応、シナリオの最後の方でチラっと姿が出る)。
その後、メインストーリー第4章『永遠戦線』にて、本体とイメージ空間内で対話。
これから戦いが激化する事が予想され、その対抗手段として、元に戻ろうと提案するも却下される。
だが、帝都に乗り込む事になる主人公のお助けアイテムとして、例の箱を託される事になる。ただし、茨木華扇が「何があっても絶対開けては駄目」と念を押した事もあって、今のところ開封されていない。
イベント時空
主人公と普通に面識があり、本体とは別の存在だとちゃんと認知されている。
というか、イベント時空では実体を持って普通に出歩いてる模様。
「L1世界群」出身ながらも長らく出番はなく、あっても通りすがりで独り言を呟いて去っていくだけというのがちょいちょいあったが、本格的な登場は『カオス・ルセット ~妖精の宵闇仕立て 怪腕を添えて~』から。
魔法のチョコを探しに紅魔館に向かっている途中のチルノ、ルーミア、大妖精に仲間が多い方が楽しいと言う理由で華扇と間違われて誘われる。
断るつもりで弾幕勝負を仕掛けたが、どうせ妖精と手加減していた事もあって3人に負け、チルノに勝ったら仲間になれと言われていたので、断り切れずに付いて行く事になる。
紅魔館に潜入した際にメイド服姿を披露している。
性格
基本的に、東方茨歌仙本編で登場した時のような、尊大で粗暴な性格。
人付き合いが好きな本体とは違って、他者との関わり合いを持つ気はなく、そっけない態度を取りがち。
……なのだが、その言動とは裏腹に、課題を達成した主人公に対して頭を撫でて誉めようとしてハッとなったり、上記のメイドイベントでは弾幕勝負をしたとはいえチルノ達に律儀に付き合い、ピンチ時には陰ながら手助けに回ってしまうなど、やたらと面倒見が良い。
極め付けは、本体の事を、わざわざ「お姉ちゃん」呼びにしている。
本編EX時空でも物言いこそ尊大だが、指摘は真っ当な正論であったり、状況を打開できる適確なアドバイスであったりと、この頃から面倒見の良さは滲み出ていた。
余談
気質は「怪雲」。見慣れない見た目の怪しい雲のこと。
スペルカードは東方茨歌仙劇中で茨木童子の腕が使った技の再現。
スペルカード1は石の柱を投げつける技、スペルカード2は無限地獄の大量の骸骨で霊夢の身動きを封じた技から。
衣装
- なんで私がメイドに!?
紅魔館で拵えた茨木童子の腕のメイド服。黒色の給仕服に、赤い牡丹の花が咲く。